「音から虹を」 あけみ

12月18日

 お父さんお母さん、今日はとても嬉しいことがありました。
 クリスマス会に向けて、私はみくちゃんチームで参加させてもらっています。
 そのみくちゃんチームの曲が今日の夜、お父さんに聞いてもらって、ほとんど形になりました。(主だったメロディ)

 みくちゃんチームでは、みくちゃんが以前お父さんにもらったという詩にみくちゃん中心に曲を作っていきました。
 オーディションのオーディションでは、すべてがサビになってしまっていたり、何を言っているかわかりづらいというお父さんお母さんのアドバイスをいただきました。

 アドバイスをいただいた後から、お父さんお母さんのアドバイスを元に、数日前から、みくちゃんやしほちゃん、のんちゃん、はるかちゃんなど、チームの皆と音を探す時間がとても面白かったです。生みの苦しみも、うんと味わいました。

 曲づくりの経験も、知識もゼロの私ですが、この機会は、自分たちにとってもだけれど、みくちゃんにとってもとても大きなチャンスだと思いました。
 今の自分のベストを尽くしたいと思いました。大切な、大好きな仲間のために、今の自分の出来ることをやりたいと思いました。

 みくちゃんが作ってくれた音源を聞きながら、お父さんの作った歌詞を何度も読み返しました。
 1番の歌詞は、お父さんがみくちゃんの、私達の痛みを苦しみや悔しさや、怒りなどの気持ちに添わせ、シンクロさせて、作ってくださっていると感じました。お父さんの深いやさしさを強く感じました。
 私達のことを理解してくれている人が、同じ痛みを知っている人がいるのだと、改めて感じます。
 2番の歌詞は、お父さんからのメッセージのように感じました。(私の浅い感じ方ですが)
 涙が出ました。

 何もできないけれど、できることをしようと思いました。参考になりそうな、曲のイメージを探したり、音のニュアンスや、歌いやすい言葉なども考えました。
 今の自分の浅さが歯がゆいけれど、浅かろうが今のベストで曲の気持ちに、シンクロしようと思いました。あるべき姿をみつけたいと思いました。

 私は昨日から仕事でした。
 しかし、みくちゃん達が、みかちゃんからもアドバイスをもらって、曲の後半を作り直してくれていました。
 夕食後、曲を聞かせてもらったら、後半のメロディーがメジャートーンに代わり、2番を聞いていると、土砂降りの雨がやんで、虹が見えてくるような景色が目の前に見えてきそうな、希望のある音に変わっていました。
 聞いていて、自分たちやみくちゃんの1番の痛みが、明るい方に虹がかかるように、そんな風に変わっていくようでした。希望がありました。
 そして、お父さんも音楽室に来てくださって、不自然になっていたポイントを綺麗に直してくださって、わかりやすく、綺麗になりました。

 実はお父さんが音楽室で聞いてくださったとき、お父さんが一発目に「ねえ」の音が、言葉がもとめる音ではないということを教えてくださったのですが、そこは実は、私がいじってしまったところでした。
 お父さんがそのことをおっしゃったとき、(ぎゃー! みくちゃん、ごめん!)(お父さん! そこ、つくったのは、私です! あけみです!)と手を挙げて謝ろうと内心思っていました。
 その時に、お父さんに「あけみは、どう思う?」と聞かれて、苦笑いしかできなくてすみません。内心、皆に申し訳ない気持ちでいっぱいだったのです。
 (このことはあとで、みくちゃんチームのメンバーと笑い話となりました)

 でも、お父さんのアドバイスで、聞きやすく、相手に伝わりやすく変わっていくのも、とても面白かったです。

 大好きなお父さん、みくちゃん、しほちゃん、のんちゃん、かにちゃんもいてくれて、一緒に音をつくって、気持ちを理解してもらっていると感じられる空間が、猛烈に幸せでした。
 私がへまをしても、変な音をつくってしまっても、なんだかとても嬉しかったです。
 
 きっと、大好きな人達に囲まれて、そんな皆と手をつないで、またさらに一歩ごろんと良くなれるような気がしたからかもしれません。
「心を鬼にしてメジャートーンを弾いている」とみくちゃんは言っていたけれど、この音をお父さんお母さん、チームの皆や、みかちゃんなど、いろいろな人に助けてもらいながら見つけ、最後は希望のある音を表現しながら、皆でなにか大切なものを見つけたような気がするし、これからも歌いながら表現しながら、見つけていける気がします。
 誰かと何かを一緒につくり、いろいろな感情、時間、空間を共有できるのって、とても素敵です。
 作業終わりの夕日じゃないけれど、今日は音楽室で、大好きな人達と音から虹を見た気がします。