【12月号⑯】「冬野菜の収穫ラッシュ ―― ホウレンソウ・水菜の収穫 ――」 えみ

 下町川上に十四畝にわたって種まきをしたホウレンソウは、約一か月半を畑で過ごし、第一弾から順々に収穫の時期を迎えています。今年は株間、条間を狭くして密集させ、株同士競争させるようにしたおかげで、生育のそろった立派なホウレンソウができました。種をまいたときは正直少し窮屈そうだなと思ってしまっていたのですが、実際たくましく育ってくれて、なおかつ予定よりも早く収穫を始めることもできて驚きました。根元から葉先までの長さ約二十五センチ。濃い緑色でぴんとした葉がずらっと並んでいるのを見るだけで嬉しい気持ちになります。

 芽が出たばかりで幼い頃はネキリムシの被害が相次ぎ、その対策として一弾は全畝に草敷きを行なったことなど大変なこともありました。でも、そのおかげで被害が広がらず、株を守ることができたと思います。

 水菜は崖崩れハウス前下畑に定植しました。第一、二弾は合わせて五畝分ほどあるのですが、生育がそろっていて虫食いのほとんどない株ばかりです。


 

■綺麗な野菜が収穫できて

 Aチームみんなで、時には他のチームの人の手も借りて種まき、定植、追肥、土寄せなどの手入れをしたり、担当の人たちが毎日見回りをしてくれたりした結果、たくさんの綺麗な株が収穫できたことが本当に幸せなことだなと感じます。

 初収穫したホウレンソウと水菜は、それぞれ担当者の人たちが綺麗にラッピングをしてくれて、お父さんお母さんにプレゼントしました。ホウレンソウには第一弾の品種名「牛若丸」にちなんで可愛い牛のイラスト、水菜には袋の中に並んだ三兄弟に顔と口をつけてくれていて、おめかしをした姿を見るとほっこりとした気持ちになりました。

 初物の水菜は河上さんが早速白菜と合わせてお鍋にしてくれたり、ホウレンソウはお吸い物として頂けたりと冬野菜が続々と食卓に出ているのも嬉しいです。ホウレンソウは第三弾、水菜は第四弾まであるので、最後までいい形で収穫ができるようにしっかりと手入れをして見ていきたいです。