「雪ウサギ」 ななほ

12月17日 木曜日

 雪、雪、雪。朝、目を開けると天窓に雪が積もっていて、思わず飛び起きてしまいました。居室の扉を開けた瞬間に、眩しいくらいの光を感じて、1面が銀世界となっていました。本当に魔法がかかったような、美しさと純粋さを持った雪の白さ。私はなのはなに来るまで夏が大好きだったけれど、小枝に降り積もった雪を見た瞬間、(冬も好きだな)と感じて、ちょっぴり大人になった様な気持ちになりました。

 昨夜、お父さんが、「融通が利かないことに目を向けるんじゃなくて、自分を肯定し続けるんだよ」「何かができないということは、その反対があるからなんだよ」と話して下さり、また1つモヤモヤが雪のように解けた様に感じます。(私はどうしてこんなに融通が利かなくて、固くて、正義感が強すぎて、社会性があるようでものすごく欠けているのだろう?)とずっと思って、私は性格が本当に悪いんだろうなと思って、どう直していったらよいのだろうと思っていたけれど、お母さんが(ななほは今のままでいいんだよ)と話して下さり、本当に自分を否定したり自分を嫌いになるのではなく、ただ好きな気持ちだけでいたら、村田先生も教えて下さるようになれる最高の自分になれるような気がします。

 そのためには努力も必要かもしれないけれど、私にはまだ無理にしても叶わない努力もあるだろうし、その時を待つということも必要に感じました。気持ちが荒れてしまう時もあるし、逆にずっと元気でいられるときもある。お父さんから人間は反対を持っているというお話を聞いて、私は今まで自分が極端で、みんなとどこか違うような社会性がクネクネとしたラインを引いているような気がしていたけれど、ただただ真面目に生きようと思いました。

 利他心とは、目の前の人の為だけではなく、まだ見ぬ誰かの為を思う事。確かにまだ見ぬ誰かは深いけれど、何だか直感的に、私には出会うべき人がいるだろうし、私たち、なのはなファミリーを求めて今も苦しんでいる人がたくさんいます。今まで生きてきた中で、本当に出会うべくして出会った人というのは存在するのだろうと思っていたし、逆に合わない人とは合わないでいいとも思います。私は一見、融通が利きそうかもしれないけれど、実際は固くて、いつも心の中で葛藤や、納得のいかなさがあるので、それを上手い具合にミックスしながら大人になっていきたいなと思いました。

・明後日まで生きる

 お昼のお母さんのお話を聞かせて頂けて嬉しかったです。私は結構思い上がってしまうことが多いんじゃないかなと思って、もっと落ち着きを持って行動したいなと思いました。また、子育てについて話して下さり、私はもう子育てをされる歳ではないけれど、本当になのはなファミリーでお父さんとお母さんのお話をたくさん聞かせて頂けて、勉強になるというより、意識しなくても情緒的に、感覚的に自分の中に積みあがっている様に感じます。

「明日、死んでしまうとしたら何て言うか?」「明後日まで生きると言いなさい」。明日という言葉や死という言葉を悲観的にとらえるのではなくて、常に明るく希望を持って生きることが、どれだけ生きる喜びに繋がるだろうと思いました。深い意味で明後日まで生きるという言葉が自分の心にしみついて、素敵だなと思います。夜の集合のお話も嬉しくて、丁度、質問の内容が今の自分の課題のような事だったので、お父さんの答えが嬉しかったです。

 気持ちの上下とか、相手への申し訳なさ、罪滅ぼしのような気持ちも多少は持っていて当たり前だと分かって少し安心したような気持ちになりました。お父さんが言っていたように、「こんなんじゃダメだ。もっとこうしないと、ああ、どうしてこんな人間なんだ」と思えば思う程、落ちていくし、後悔したらすればするほど、マイナスな方に行ってしまうので、常に前向きに、反省し過ぎないようにしたいと思いました。

 最近は少し反省しそうになった時は、もう気にせずにその人とも何もなかったとして話しているのですが、あゆちゃんが言っていたように反省した分、みんなに優しく接するというのもすごくいいなと思いました。

 今日は雪が溶けてしまう前に雪ウサギをりなちゃんと一緒に作りました。解けないようにと少しカチンコチンになってしまってヒイラギの耳と南天の目が上手くつけられなかったのですが、インスパイヤの横にそっと置きました。雪ウサギを作るのは初めてだったのですが、本の中ではなく、雪の世界にもまた心のお友達が増えたようで嬉しかったです。