「別世界」 りな

12月17日

 朝起きて、何気なく窓の外を見ると、そこは真っ白の雪景色になっていました。まさか、雪が積もっているとは思わなくて、息をするのを忘れるぐらいびっくりして放心状態になっていました。グラウンドと中庭の間に張られているネットも、地面も、木も、全て真っ白で、古吉野ではなく、別世界に来たような気持ちがしました。とても嬉しい気持ちになりました。
 雪は真っ白で、触らなくともとてもふわふわに見えました。

 朝食のコメントを聞いて、お仕事組さんや、お父さんお母さん、大人スタッフの方は、行きかえりが大変になるんだなあと知って、雪合戦だけではなく、雪かきなど、出来ることをしたいなあと思いました。

 午前はバンド練習の時間がありました。ななほちゃんとなつみちゃんが勇志高校のレポートだったので、みつきちゃんと一緒に、『月光』をもっとよく聞きこんで、他にどんな音が聞こえるかを探りました。
 鬼束ちひろさんが歌っているバンド演奏を何回も聞いていると、少しずつイメージが膨らんでくる気がしました。月光、という曲のタイトルの由来は何なのか、ということも知って、よりこの曲に詳しく、訴える思いを知ることができるような気がしました。

 サビの部分で微かにタンバリンの音が聞こえて、みつきちゃんと一緒に、音楽室にタンバリンを取りに行きました。タンバリンでも、たくさんの種類があって、音も、トーンの高い音、低い音、たくさんあって、選んでいるだけで楽しい気持ちになりました。その中で、曲に一番合うかなあと思った、銀色のタンバリンを選びました。

 みつきちゃんがタンバリンを担当してくれました。右手でキーボード、左手でタンバリンをしてくれて、とても難しいと思うけれど、「できる限りはするよ」と、力強く言ってくれたのがとても嬉しかったです。みつきちゃんの姿を見て、私もクリスマス会まで、より良い演奏に出来るように、今の自分に出来る精一杯で演奏したいなあと思いました。
 演奏の練習や、体育館の下見をして少しイメージを膨らませたり、譜面台に掛けるものを作ったりと、たくさん進められて嬉しかったです。
 
 バンド練習の間も、雪は止んだり降ったりを繰り返していて、雪の白さがとても眩しく感じました。このまま溶けていくのが寂しいような気持ちがしたのですが、ななほちゃんと一緒にナンテンの実とヒイラギの葉で雪ウサギを作れて、楽しかったです。雪はふわふわで、握るとぎゅっと固まってツルツルと滑らかになって、とても気持ちが良かったです。
 あゆみちゃんやのぞみちゃんも来てくださって、みんなで昼食を頂けて嬉しかったです。

 お昼のお母さんのお話を聞かせていただけてとても嬉しかったです。日々、私達はお父さん、お母さんからたくさんのお話を聞きながら、成長していけることがありがたくて恵まれているなあと思いました。1件1件、鍵をかけて心の鍵もかける時代で、私達は今、なのはなファミリーにいるから心を開け放して生きることが出来ています。私も優しい世界を広げていく一員になれるよう、日々積み重ねていきたいなあと思いました。

 午後は、ゆったりモードの時間で、読書が出来たり、日記を書くことが出来て嬉しかったです。リビングの黒板には、紅白歌合戦の曲目が張り出されていて、今年の大みそかもとても楽しみだなあと思いました。

 明日も精一杯頑張りたいです。