【12月号⑦】「気持ちを揃え、一つの作品を作り上げる ―― 演奏会に向けて、アンサンブル練習 ――」 せいこ

 年末年始の作東バレンタインホテルでの演奏会に向けて、今月から本格的に管楽器アンサンブルの練習が始まりました。

 アンサンブル演奏は五曲を予定していて、雄大で美しい曲から、前衛的でジャジーな曲、心が弾むようなリズミカルな曲などバラエティに富んだセットリストになっています。

 私はキーボードを担当させていただき、主にベースラインや、バッキングとなり、サックスやトロンボーンのメロディーを引き立たせる編曲を考えている最中です。

 合わせ練習が始まっている『エターナル・ストーリー』は、さとみちゃんとしほちゃんと私の三人で演奏します。

 練習をすればするほど、曲の深みを実感するような、メロディーやハーモニーの美しさを再認識するような、とても感慨深い気持ちになる曲です。三人で心を合わせ、美しさを届けられるよう、練習に励みたいです。

 

 

 『Spain』という曲はえつこちゃん、さやねちゃん、ゆりかちゃんのトロンボーン三重奏に私のキーボード、そして、かにちゃんのドラムが入った演奏になります。みんなでユニゾンするキメの部分は難しいリズム感なのですが、癖になるフレーズで、みんなで魅せたい部分の一つです。また、ふんだんに盛り込まれたかっこいいトロンボーンソロも見所です。

 ラストに予定している『鈴懸の径』は、アンサンブルメンバー全員が参加する曲で、彩り豊かな一曲になっています。ウキウキするようなスウィングのテーマをもとに、こちらも管楽器の聴きごたえたっぷりのソロが順番に展開されていきます。ぼんぼりのような可愛らしい実をつけるスズカケノキが立ち並ぶ道、そこを軽快に歩く人たちをイメージしながら練習を進めたいです。

 『情熱大陸』は、私は出演しないのですが、疾走感あるラテン調の曲です。音楽室から練習しているみんなの演奏が聴こえるのですが、みんなの音の粒が綺麗に揃っている部分がとてもカッコよく、こちらもぜひ聴いていただきたい一曲です。

 アンサンブルは、みんなで力を合わせて一つの作品をつくりあげるという醍醐味があり、難しいこともありますが、一人ではできない壮大な演奏ができて、とても楽しいです。

 

 

 先日、お父さんたちが、演奏会の下見に、バレンタインホテルへ行ったのですが、アンサンブル演奏に加え、フラダンスショーも披露できるかもしれない、とのことでした。より豪華な舞台になりそうです。来ていただくお客様に、楽しんでいただけるような時間を提供できるよう、練習も楽しんで頑張ります。