「リセット」 ななほ

12月12日 土曜日

 お父さん、素敵なオリジナル曲の歌詞をありがとうございます。『リセット』。今はなのはなで生活できること、生きていられることがなによりも幸せだけれど、今までずっと、自分もリセットしたい、この世界もリセットして、最初から全部作り直したいと思っていました。「誰も知らないミラクルワールド」。これは空想や夢かもしれないけれど、なのはなファミリーという、家でも、学校でも、病院でもない、とても居心地よく、ちゃんと生きていると思える場所のようにも思いました。

 本当にこんなことができるのなら、別の家に行って、違う親に育てられたい。もし、夢がかなうとしたら、生まれた時からやり直したい。でも、そんなことが現実的に不可能だし、そんなことを考えている余裕もないくらい、目の前が暗く、苦しい。誰も私の事を知らない場所に行ったら、私はちゃんと生きられるような。親、友達、先生。誰も私の事を何も知らない場所に行ったなら、私は生まれ変わることはできないけれど、1からやり直せるんじゃないか。何度もそう思った事があります。

 現実にはすぐにまた苦しさ、悲しさの渦にハマって、悪循環のジャグリングという巻き戻しになって、どんどん時間だけが過ぎていく。お父さんが私たちにプレゼントしてくださったオリジナル曲の歌詞は、夢と希望に溢れていて、本当に空を飛んでしまいそうなくらい自由で、明るくて愉快で、でも私たちの苦しさもちゃんと無駄になっていなくて、とても素敵な歌詞でした。

「水道なんてなくていい、旅館なんてなくていい、食事だってなくていい」。そんな歌詞に色々な言葉が続きそうです。(だって、私はおもちゃじゃない。1人でだって、ちゃんと歩ける)(だって私は、子供じゃない。確かに見た目も年齢も子供かもしれないけれど、自分達の力で何だってできるんだ)、そういいたくなるような、ちょっぴり強気で、泥臭くて、やる気に満ちた気持ちになります。

 お父さんの歌詞でオリジナル曲を作っていけるのが楽しみで、音楽祭では1番最初に『手紙』、2番目に『月光』、3番目に『オリジナル曲』の順番もいいなと思いました。どんどん頭の中でイメージが湧いてきて、「月光」のイメージカラーは黒・紺・白だけれど、オリジナル曲の『リセット』はピンク・水色・黄色・オレンジ・黄緑のバルーンのような、鮮やかな虹のイメージがして、とても嬉しいです。こんな素敵な歌詞を考えられるお父さんが素敵だなと思うし、お母さんが「チャーリーとチョコレート工場みたいにしたいんだ」と話して下さり、私もロアルド・ダールさんの本を何冊も読んでいたので、その不思議で奇想天外な世界観とか、主人公の少し理不尽な環境で育っても、大切な事や優しさを忘れないで、よく生きたいと思い続ける姿とか、私たちもウンパルンパ族になった気持ちで、頑張ります。本当にありがとうございます。

・お仕事組さん

 今日はブロッコリーの収穫をりんねちゃんとさせて頂き、りんねちゃんが喜んでくれて嬉しかったし、全部で23本と自家消費もたくさん採ったので、また頂けるのが楽しみです。今年のブロッコリーは主に牛肥と化成肥料だけで育てていて、第1弾はアミノ酸もほとんど使っていないのですが、病気も一切来ずに、ものすごく元気にピンピンと大きく育ってくれて、まろやかな甘みのブロッコリーが嬉しいなと思います。

 農産倉庫に帰ると、セロリや大根、カブにたくさんの野菜が届いていて、ちさとちゃんに「あ、ななほちゃん! 是非、大根へ」と色々な嫁入りをさせて頂けるのも楽しかったです。午後からも少し風が強く心配だったのですが、大井が丘への落ち葉集めと古吉野組で分かれて作業をしました。私は古吉野組でピーマンの撤去に入らせて頂いたのですが、長い間ピーマンたちが支えてくれて、ピーマンに感謝の気持ちを込めながら撤去できて、あまり寂しくならずに、「ありがとう」と温かい気持ちで撤去できて良かったです。

 竹をサイズごとにまとめて縛ったり、6mほどの長い竹を古吉野まで運んだりして、吉畑から古吉野の肥料倉庫前までは意外と距離があったのですが、6、7往復したら体も温まり、汗をかく位で、久しぶりにいっぱい力を使って動いた感じが気持ち良かったです。その後も、畝崩しをスコップや鍬で行ったり、スズラン回収や、牛肥撒きとお仕事組さん、さきちゃんやみんなとの作業が楽しく、目標よりも1時間も早く撤去ができて達成感を感じました。

 その後もほうれん草の草取りをしたり、Aチームさんの作業をたくさん進める事ができて、久しぶりに下町川の畑に行けたのも嬉しかったです。本当にお仕事組さん達が居てくれるだけで嬉しくて、土曜日と聞くだけで飛び跳ねたくなってしまうなと毎週思います。今日もありがとうございました。