【11月号⑲】「新しいチーム編成で、白熱のソフトバレー」 けいたろう

 一呼吸おいて手に乗せた球を視界におさめ、そして相手コートを見つめる。大体どこら辺にサーブを入れるか決めてボールを打つ。どんな試合であっても、旗色が最悪だったとしても、この最初の一発は肝心だ。モチベーションはすべてを左右させる。その瞬間だけはコート以外の人間はいないものと考える。このコートエリア以外は完全に無の世界だ。ボールを打つ。頼むからネットにはかからないでくれと祈る。一瞬の緊張が走る。その一発目が入ったとき、止まっていた時が動き出し一気に試合が進行してゆく。

 新たにソフトバレーボールのチームが再編成された。基本的には週に5回あるうちの1回出場するが、私含めた何人かは2回出ることになっている。少しでも上手なプレイができるようになればいいなと思って体育館に向かうのだ。

■チームワーク

 チームが再編成されただけではない。ペアも決まっているのである。どちらかがアタッカー、もう一人はセッターという具合で2人1セットとなっている。これまでチーム内での役割はチームメンバーで都度決めていたのでたまにポジションのことで混乱することがあっただろうけど、今回からは違う。きっとここで大切になってくるのはパートナーに気持ちを添わせるということなのだろう。セッターはトスを的確な位置に上げる、アタッカーは責任をもって繋げてくれたボールを確実に相手コートに入れる。時には決め手となるような強烈なアタックをくらわせる。自分一人だけで完結させようと思ったらチームワークは成し得ないはずだ。お互いに相手のことを思いやる心持ちが勝利へと導いてくれることを信じて戦いたい。

 

 

 チーム編成が変わると、これまでの戦い方ではうまくいかないことが多々ある。それは慣れと時間も必要になってくるが、早く敵味方の特性をつかんで作戦を立てなければならない。できる限り気持ちを外に向けて視野を広げてボールを見ることが大事だ。どんな相手であっても決して最後まで諦めないメンタルを保つことが私の目標だ。沢山得点されるとすぐに弱気になるのが自分の悪い癖。そこにはやはり恥じらいや恐れがあるからだと確信している。申し訳ないというマイナスの感情やこれが入らなかったらどうしようという不安。スポーツは自分を映す鏡だ。余計な心配事はする必要がないはずだ。心を強く…!

 そうそう、忘れてはならないのは声だし。これ結構重大。なんかボソッというだけじゃダメ。それじゃあ聞こえないよ。いや分かってはいるんだがなおとさんややよいちゃんみたいなビッグボイスを出すことができていない。去年に比べたら変わってきてはいる。なにかしらのボイスは出しているのだが、もう一段階、二段階足りない。何度もイメージトレーニングはできているのに、どうしてできないのか。壁を乗り越える必要がありそうだ。

 私は日曜日と月曜日にバレーがあって、日曜はAチームといって強者ばかりが揃う中に入れてもらっている。ここでは鋭いサーブやアタックがお構いなしに飛んでくる。月曜はBチームで、こちらではなんとお父さんお母さんチームなのである。Aチームの人はサーブは上打ち禁止でアタックも左手のみという制限がある。しかしそういったハンデに負けずにお父さんお母さんに悔しい思いをさせないように、そしてチーム全員で勝利の喜びを分かち合うためにもいいプレイができるように努力していく所存ですので、みなさんよろしくお願いします。