11月29日(日)「玉ねぎ2万株 植え付けの1日」

11月29日のなのはな

 

 今朝のチーム作業は、玉ねぎの掘り起こし。玉ねぎの苗床を作った吉畑奥の畑に、お仕事組さんも含め、Bチーム全員が揃いました。まさか、今日は玉ねぎの植え付けなのかな? そんな予感が頭をよぎりました。
 
 予感は的中し、今日は1日、玉ねぎの植え付けデーでした。毎年玉ねぎの植え付け、と言えば、畑作業の大イベントで、とても規模の大きな作業です。今年は約2万株の玉ねぎの植え付け、しかも、植え付けるのは古吉野付近の畑ではなく、山小屋の近くにある、盛男おじいちゃんの畑で作らせていただくのです。台所さんが朝からおにぎりを握ってくださり、お弁当持ちの1日作業となるはずです。何だか前代未聞の大作業だなあと思って、とてもワクワクしました。
 
 午前10時に古吉野を出発して、山小屋へ向かいました。私は、りゅうさんが運転して下さる新キャラバンに乗りました。座席いっぱいにみんなが座って、外の景色を眺めながら向かう道が、まるで遠足に行っているようでとても楽しかったです。これからの作業を、今か今かと待ち遠しく感じながら向かいました。
 
 山小屋に着き、畑に向かいました。畑には、もう畑一面綺麗に畝が立てられていました。作業リーダーのまえちゃんが、この畝は、これから来る玉ねぎの家となるんだ、と話してくれました。玉ねぎが育ちやすい環境を作るには、まず畝を綺麗にする。畝の上に水が溜まらないようにかまぼこ型にしたり、ゴロゴロした土は取ったり、草を抜くことが、とても重要なんだと聞き、背筋が正される思いがしました。玉ねぎだけじゃなく、どの野菜も畝づくりの時から、ちゃんと野菜の気持ちを考えて、質高く作業したい、と思いました。
 
 そこから、畝の微修正に入りました。少し盛り上がったところを綺麗に均して、マルチがぴったりと張りつくようにしました。

 環境の良い畝が作りあがったところで、苗が届きました。吉畑奥の畑で掘り起こされた苗です。随分と長い距離を移動しました。でも、苗には濡れ新聞がかかって保湿されて、ついさっき掘り起こされたように見えるぐらいピンピンしていました。

 

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 お待ちかねの植え付けに入りました。私はまよちゃんとペアになって、向かい合って畝を進みました。苗を1本持って、一つひとつの穴に田植えのように植え付けていきます。苗を植えるところに人差し指で穴を開けて、すかさず苗を入れます。苗の根が隠れるように少し土を被せます。

 苗は葉がピンとたって、根は葉の長さぐらい長いものもあって、とても元気でした。そのため、浅植えを意識して、穴を浅くすると、長い根が土から出てしまい、根は埋めて、でも浅植えで、という加減がとても難しかったです。
 でも、ずっと玉ねぎを植えていると、どんどん手さばきが良くなってくるような気がしました。みんなの作業のスピードがどんどん上がって、玉ねぎの植え付けプロになっていきました。

 

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 盛男おじいちゃんの畑の土は、指で穴を開けていても、シュルシュルと自然と穴を塞いでしまうような、とてもサラサラな土でした。玉ねぎは、砂地で作ると良いと聞きます。この畑は玉ねぎにぴったりだったんだなあと思って、植え付けを出来ることが嬉しいなあと思いました。

 作業は、3時間が1時間に思えるように楽しくて、いつの間にか畑1枚の植え付けが終わっていました。本当にスピーディで、大人数の力は凄いなあと改めて感じました。

 

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 ここで、お昼ご飯を頂きました。みんなで畑の畦に座って、植わったばかりの玉ねぎと向かい合っておにぎりを食べました。作業の後に食べるからか、外で食べるからか、みんなで食べているからなのか、とてもおにぎりが美味しく感じました。
 斜面の畦でみんなで寝そべって、背中を伸ばしたり、これからの作業に向かう一休みが出来て、またぐっと気合が入りました。

 

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〈おにぎりや柿のお弁当を畦に座っていただきました〉
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〈土手に寝そべって背中の休憩中!〉

 

 次は、道の角の畑、この畑が最後になります。また、まよちゃんとペアになって植え付けていきました。
 まえちゃんが、この畑を今から1時間半後の、3時半に終わらせます! と宣言してくれました。その目標はハードルが高く思えましたが、1枚目の畑よりも格段にスピードは速まって、目標に手が届きそうでした。

 ずっとトレーに入っていたためか、玉ねぎの苗は少しくたっとし始めてきています。あとは、時間との勝負。今日1日培ってきた植え付ける手の感覚を頼って、出来る限りのスピードで作業をしました。黙々と、緊張感ある作業が楽しかったです。
 
「あと残っているトレーは1つです!」というかけ声が聞こえて、とてもびっくりしました。1時間半ほど前には、まだたくさんの玉ねぎの苗のトレーがあったはずです。でも、ふと畑を眺めてみると、もう玉ねぎが植わっている範囲が畑の半分以上あります。もうこんなにも植え付けられたんだ、ととても驚きました。

 

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〈苗の根元には籾殻くん炭をかぶせます〉

 

 最後はみんなで苗を分け合いながら、植え付けが完了しました。そのあとはじょうろで水をやりました。これで、一安心です。最後に、玉ねぎが植わったところにもみ殻燻炭をまきました。保水、除草を願います。これで、玉ねぎの植え付けの作業は完了しました。

 約6時間、お昼ご飯の時間以外はずっとみんなと玉ねぎを植え付けていました。でも、6時間とは思えないほどずっと楽しくて、集中していて、作業が終わった時はとても達成感を感じました。玉ねぎが畑に植わって、今日出来ることはやり切って、これから玉ねぎが元気に活着して、育ってくれることを願いたいなあと思いました。りゅうさんや、お仕事組さんも一緒に、今日1日玉ねぎの植え付けをさせてもらえてとても嬉しかったです。

(りな)

 

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