「冬の野菜たち」 えりさ

11月27日 

 

 今朝は今季初めてレタスの収穫に入らせてもらいました。最近は冷え込んできたのですが、今朝は霧があまり濃くなく、動きやすくて、清々しい気持ちで畑に出られました。今レタスの第一弾を収穫させてもらっているのですが、第2弾も1弾と変わりなく大きく結球していて、畑にうわったままの状態でもとても美味しそうです。

 隣の畝ではまちちゃんとなつきちゃんが次から次へと大きく、美白な大根を地から引っこ抜いていました。念願の冬野菜、大根をみんなといただけることが夏終盤から楽しみで、ようやくこの日がきてとても嬉しいです。

 実は私は今季の大根がなのはなにきて初めての種まきした野菜です。種まきとは言ってみれば、野菜を本当にゼロから自分の手で育て始めることなので、今になって収穫されている大根の姿を見ると改めて植物の生命力を感じます。

 2か月前はあんなに小さい粒だったのに、今はお嫁に行けるような美しい大根…。

 長年風化してきた地球の岩盤から出てきたミネラルや栄養素、土の中に潜むたくさんの微生物、そしてみんなの丁寧な手入れが巻き遅した奇跡です。無事収穫まで辿りついたことは本当にありがたいことで、今日の大根の収穫に強く喜びを感じました。(あと、生物を勉強しながらなのはなで生活していると畑作業がさらに楽しいです)

 

 朝の農産倉庫前はチームからのあらゆる冬野菜の大集結でした。水菜、小松菜、ほうれん草、太ねぎ、大根、カブ、レタス、アスパラ菜、セロリ。自家用の野菜棚が溢れているのを見て豊かな気持ちになります。食卓にも、早速ほうれん草や小松菜の副菜が出ていて、本当に美味しく感じました。こんなに美味しく感じた、ほうれん草のお浸しは人生初で、こうして毎日自分たちで育てた野菜を当たり前のようにいただけることは本当にありがたいことです。

 

 最近生物で植物の勉強をしています。今日は、植物はどう栄養を吸収するかについてのテキストや資料をひたすら読みました。

 特に興味深かったのは生物と窒素の関係についてでした。

 植物には空気中の窒素を栄養として吸収できる状態に変換する酵素がないため、豆科の野菜は土の中にいる根粒菌に力を借りて栄養を吸収します。

 菌にしかできない、空気中に存在する分子状の窒素をアンモニアに還元するという、窒素固定の仕組みが本当に面白いなと思いました。

 午後のチーム作業ではブロッコリーに水をやりました。

 エンジンポンプの調子が悪かったため、なおとさんは崖ハウス前上の坂に上に止まった軽トラの高低差を利用した「予備水作戦」を提案しました。何もついていないホースの口にジョーロで水を入れて、それをそのままタンクに入れ込み毛細管現象みたいな感じで水を自然にホースで吸い込ませ、水やりをする、という以前お父さんに教えてもらった仕組みです。

 最初自分は「これで本当に水をやれるのかな」と疑ってしまいました。しかし、なおとさんが何回か挑戦したうちに本当に水がホースから出てくるようになり、心底驚きました。水の出も良く、安定感があって、無事500リットルタンクをすっかり空にすることができました。

 なおとさんや、この水のやり方を考えたお父さんが本当にすごいなと思いました。

 

 しかし、タンクが空になった後、補充して「予備水作戦」を再実行しようとしたが、もう一度成功させることができなくて悔しかったです。一回成功した時のやり方を何度も繰り返したり、少し変えたりしたけれど、なかなか難しかったです。絶対コツがあるはずなのにそれを掴むことができなかったのは少し残念だったけれど、また理屈を考え直して、挑戦してみたいと思いました。(お父さん、絶対成功する正しいやり方があったら教えてもらえると幸いです)

夕食の席でなつみちゃんとみつきちゃんの散歩のお話を聞いて、嬉しかったです。

明日は週末です。りゅうさんやお仕事組さんと過ごせるのが嬉しいし、午前中からみんなと作業を頑張りたいです。