【11月号⑰】「絵付けも色付けも一発勝負 ――コバルトで絵付けした一輪挿し――」 サリー

 今月、陶芸教室に行きました。りなちゃんとまよちゃんと一緒に、すぐそばの古吉野コミュニティーへ行き一輪挿しを作りました。

 私はあまり器用ではなく上手くできるかとても心配でした。上手くできませんでした。最初の一回目の形を作るまではとても上手くいっていました。指の後やしわや切れ目が見えないように綺麗に作れてとても満足していました。私たちは白粘土を使い、手の温度でそれがやわらくなるまでこね、平らに伸ばし、円柱の一輪挿しの形にしました。

 

 

 陶芸は一度小学校の修学旅行でやったことがありその時は意外とうまくいった記憶があります。今回も思っていたよりうまく奇麗に形を作れて楽しくてうれしかったです。時間は二時間ほどあるのですが、その二時間集中力が途切れることなく一所懸命になり奇麗に形を作れました。集中してると時間が過ぎる感覚がなくなって本当に没頭できてとても楽しかったです。

 周りの事も気にせず一つの事に集中して専念することはとても楽しくて気持ちがいいです。やっぱり私は物を作るのが好きなんだなと感じ明るい気持ちで帰れました。

 隣に座っていたりなちゃんの円柱の一輪挿しと、後ろに座っていたまよちゃんの四角い一輪挿しもとても奇麗で流石だなと思い私も負けないくらい奇麗なのが作れて満足でした。

 円柱の一輪挿しは一枚の平らの粘土を丸く丸めて作れますが四角いのは四枚の平らな粘土をくっつけて作るのでそっちの方が大変です。なのにまよちゃんはそれを私とりなちゃんが一つの円柱の一輪挿しを作っている間二つも作っていて本当に凄かったです。

 

■絵付けの日

 そのように一回目の授業がうまくいき二回目の絵付けを楽しみにしていました。ですが、二回目の授業が終わると出来上がりが小学生レベルで落ち込みました。りなちゃんとまよちゃんの一輪挿しはとても奇麗で余計恥ずかしくなりました。私たちは和柄を二回目の授業でつける事になっていてコバルトというものすごく素敵な深い青色で色付けをすることになっていました。そのコバルトの絵の具は特殊な絵の具で一回服や手につくと取れなくなるらしいです。ですが私は真っ白のニットを着て行きました。幸い絵の具はつかずに済みましたが次に陶芸教室に行く人は汚れてもいい服を着ていくのをおすすめします。

 

 

■プランを持って

 和柄はまよちゃんが色んな柄をプリントアウトしてくれていてその中から好きなのを選び柄を付けていきます。私はとても細かくて奇麗な花柄のを選びそれを前回形にした粘土に削り入れていきます。削り入れるので失敗したらなんとかして誤魔化さないといけません。それでも大きなミスをせずに時間をかけて慎重に進めていきました。その作業もとても没頭できて本当に楽しかったです。

 いい感じだと思いながらやっと柄が描き終わったと嬉しく時計を見ると残り30分くらいしかありません。そこから30分であんなに細かい柄に色をつけると思うと焦り始めました。でもまぁとりあえず色付けを始めると、気付きます。細かすぎる。ブラシも太すぎてこんな細かい柄に色が奇麗に塗れない。細かすぎる。そこから上手くいかず出来上がりが予想通りではなく悔しかったです。そこで私はもっと早くにその細かさと色が奇麗に塗れなかったり時間がかかりすぎるのだと気付けばよかったとわかりました。とりあえず今これをしようと思って行動するだけでなくお父さんが言っていたみたいに全体の進み具合や内容のプランを立ててからひとつひとつ進めていけば上手くいくのだと改めて感じました。次に陶芸教室に行く人には伝えておきたいです。シンプルな柄じゃないと時間がかかりすぎて色も奇麗に塗れない。

 そして次いつか陶芸をする機会があればもっとスムーズに上手くいけるという自信は、今はあると思います。でも改めて自分の手でものを一から作るのは本当に楽しく思えたり今回学べたことを次に活かせるなと思えたり、少しでしたが地域の方々とお会いすることができ本当に嬉しかったです。完成品はイメージ通りではなかったけれど作っている間の時間がとても楽しかったので許してください。すごく楽しくていい経験だったと思います。次に陶芸教室に行く人にはシンプルな柄を選んだ方がいいと伝えておきます。