「11月のストーリー」 りな

11月26日

 午前中は、大人数で、山畑下のジャガイモ堀りをしました。昨日の集合で、試し掘りをしたジャガイモをちらっと見せてもらって、農林一号、という品種のジャガイモはとても大きいんだなと思って、ジャガイモ堀りを楽しみにしていました。

 畑について、まず一番に見えたのは、少し葉の縁が枯れて、でもまだふさふさに茂ったジャガイモの葉でした。1つの葉が大きくて、平べったくて、いつもの馴染みのあるジャガイモの葉と少し違っていて驚きました。品種の違いなのかなあと思いました。
 山畑下は今年の夏に開墾したばかりで、とても土がふかふかで、スコップを刺してみると、刃がどんどん深く突き刺さって、すごいなあと思いました。
 
 私はゆりかちゃんとまよちゃんと一緒にトリオになって、ゆりかちゃんとまよちゃんがスコップでどんどん掘り上げてくれて、出てきた芋をどんどんコンテナに入れていきました。
 この方法は、今年の春ジャガイモの収穫の時に、お父さんが教えて下さった方法で、サツマイモ堀りやサトイモ掘りもこの方法で掘りました。掘る人は掘ることに専念出来て、芋を回収する人は芋の目になることが出来て、とてもスピードが速かったです。たくさんの種類の芋を収穫できるのがありがたいなあと思って、収穫の秋がとても嬉しいです。
 
 株もとがあまり分からないぐらい葉が茂っていて、土の中の芋はたくさんあるのだろうか、と思ったけれど、まよちゃんとゆりかちゃんが、せーので掘ってくれて、株を引っ張ると、拳ぐらいある大きなジャガイモがゴロゴロと出てきて、とても嬉しかったです。つるんとしていて、薄くて綺麗な色をしていて、とても美味しそうだなあと思いました。土が柔らかいためか、掘っても掘っても深くまでジャガイモが付いているようで、元気いっぱいの農林一号のジャガイモがすごいなあと思いました。

 この大きさは、1株ではなくて、どの株を掘り起こしても、同じように大きなジャガイモがたくさん出てきました。みるみるうちに、コンテナがいっぱいになっていきました。やよいちゃんが掘りながら、「豊作だー!」と言っていました。その言葉は本当に嬉しかったです。ゆりかちゃんが、開墾1年目の畑は栄養がたくさんたくわえがあって、いい野菜が出来るんだと教えてくれました。夏の開墾作業があったから、こんなにたくさんのジャガイモを収穫できるんだなあと思って、ありがたいなあと思いました。

 みんなで掘ると、山畑下の畑がなんと37分で収穫が終わりました。そのあと収穫したジャガイモを古吉野に持って帰って、5年生教室に干すことが出来ました。ブルーシートの上に並べられたジャガイモを眺めると、またみんなで新じゃがいもを頂けるのが楽しみだなあと思いました。

 ジャガイモ堀りが終わった後は、チーム作業でさきちゃんと一緒に冬キャベツの水やりをしました。
 朝は、霧が出ていて納豆を混ぜるのが大変なぐらい手がかじかんで寒かったのに、いつの間にかとても暑くなってキャベツも暑そうでした。だから、水やりが出来て嬉しかったです。
 1弾、2弾にたっぷりと水をやることが出来ました。1弾は、ついこの間まで幼稚園生ぐらいだったのが、小学2年生ぐらいまで大きくなったような気がして、いまは本葉7枚ぐらいになっていました。2弾はまだ小さくて、ネキリ虫に気を付けないといけない時期だけれど、ヨーグルトカップをさしてネキリ虫対策をしているので、1株も被害が出ていなくて効果がすごいなあと思いました。
 
 午後は、インフルエンザの予防接種をしました。注射は小さい頃からとても苦手で、怖かったのですが、何とか乗り越えることが出来て、これで今年の冬も元気に過ごせるなあと思って安心しました。
 山小屋だよりの編集を、ななほちゃんと進めています。インデザインの操作は、基本的なことはできるようになったのですが、まだ覚えきれていないこともたくさんあって、難しいなあと思います。でも、ななほちゃんが分からないところを教えてくれて、とても心強くて嬉しいです。
 12月号は、11月の事柄を載せるのですが、サトイモ掘りから始まって、色々なことがあったなあと思って、思い返すだけでも胸がいっぱいになりました。11月は、太ネギから始まり、コマツナ、水菜、ほうれん草、アスパラ菜、ハクサイ、ユズ……。たくさんの野菜の初収穫がありました。収穫の秋とはこのことなんだなあと思って、今、旬の美味しい野菜をたくさん頂けていることがありがたいなあと思いました。今朝も、太ネギの収穫をさせてもらって、葉も白い部分もつやつやでとても綺麗なネギをお嫁に出すことが出来たり、農産倉庫がお正月前のように冬野菜で溢れかえっているのが賑やかで、幸せな気持ちになりました。

 また、お仕事組のよしえちゃんが書いてくれたお好み焼きづくりの記事をレイアウトさせてもらっていた時に、お仕事組さんが、どんな思いで作ってくださっていたのかを知って、とても感動しました。どこまでもなのはなのみんなのために、なのはなのキャベツを使って作りたい、という夢を全力で叶えるお仕事組さんのストーリーがありました。世界で一番おいしいお好み焼きは、お仕事組さん・りゅうさん・台所さんの気持ちがぎゅっと込められていたんだなあと思って、心が温まりました。
 記者の人が書いてくれた、優しさや楽しさがぎゅっと詰まった記事を、たくさんの人に楽しく読んでいただくために、今月号もななほちゃんと力を合わせて頑張りたいなあと思いました。
 明日も精一杯頑張りたいです。