「近道しない近道」 なお

11月24日

○近道しない近道

 はじめて、清算結了事業年度の決算報告書作り・申告から登記までをいま進めています(以前清算の手続をしたときは、自分が担う部分は今回より少なかったです)。試験勉強で清算事務年度のことを学んでいても、いざ実務となると試験では出てこなかった資料作りや、必要な計算が多くて、一から調べて進める形になりました。
 
 ネットで調べても、どうにもかゆいところに手が届かないというか、自分が本当にわからない部分がぼやけてしまって、途切れ途切れの情報しか知ることができません。ネットは近道のようで、遠回りだと感じました。これを機に、と思い、解散と清算の会計、税務がまとめられている本を1冊購入しました。この1冊で、道筋が見えてきて、私は前に進めました。自分の道しるべをひとつ決めて、しっかり読んで進む、ということが大切だと思いました。補うために税法の本をかたわらに置き、参考書はひとつ。頭から尻尾まで、基本の流れが書かれているものを頼りにしていくと、不安がないです。
 
 必要なところだけ、自分が欲しいところだけ、といいとこ取りをして、色んな人(情報)を先生にして、はやく進もうと思うと、迷います。結局、これでいいのかと不安を抱えながら進むことになります。なにをするにしても、そうなのかもしれないと思いました。楽して近道をすると、それはとても危うい道です。一見すると遠回りでも、しっかり自分がこれを信じて進むと決めたも1つに絞って、それに倣っていく、きちんと流れに沿っていく、基本を押さえる、そうしていくのが一番の近道で、自分の力にもなります。

 お父さんに相談して購入した本があって、今日申告書まで作れました。続いて登記の準備をします。まだ緊張は続きます。でも、身にしていけると感じながらの仕事は、嬉しいです。落ち着いて、しっかりと進めます。

 今日先生がご自宅で作られた干し柿を下さいました。なのはなでは柿とりをして毎日のように柿を食べていることや、以前干し柿を作った年もあったけれど、霧が多くてうまく作れなかったことをなど話していました。
「できたので、どうぞ」
 といって、先生が渡してくださった干し柿は、ぽってりと大きく、濃い柿色をしていて、内側のジューシーさを感じさせる柔らかさがあり、とても立派な干し柿でした。先生は、秋には毎年干し柿を作っているそうです。美味しそうです。

 今夜は早く帰ってきて、夜の集合でまえちゃんとまことちゃんの歌を聴くことができました。まことちゃんは、『愛よ愛よ』を歌ってくれました。心を込めて、歌詞一つひとつを大切にまことちゃんは歌っていました。以前なのはなでも演奏したことのある曲です。たまには人に全て預ける勇気を、その言葉が心にしみて、誰かのために、笑顔で優しくいたいという思いになりました。まことちゃんは、歌詞を一部なのはなバージョンしていて、古吉野にかかる虹や、ウィンターコンサートを待ちわびてというオリジナル歌詞に、みんな笑顔になりました。
 
 まえちゃんが歌った曲は、私も好きな曲でした。その曲をまえちゃんの歌声で聴くと、歌詞の中にまえちゃんの姿が見えて、新しい曲と出逢ったように届きました。人生が燃え尽きるまで、きっとこうして叫ぶのさ。身体の芯からまだ熱く燃えているんだ。泥まみれになって、坂道で転んで、それでも遠くへ――。お父さんが、まえちゃんにぴったりの、まえちゃんの曲だから、まえちゃんが作ったのかと思ったといいました。あゆちゃんとお父さんが、どんな場面でも、どんなにだめ出しされても、泣いてでも、諦めないで最後まで着いていく、やり通す、その根性が誰よりもある、とまえちゃんのことを話しました。まえちゃんが、かっこいいと思います。まえちゃんの姿を、まえちゃんの勇気と、気力体力、粘り、泥臭くてもしがみついて、最後までやりきる、そしてそれがとても美しい、その姿を、私も追っていきます。まえちゃんのようになりたいです。