「朝の見回り、冬の蓄え」 ゆきな

11月24日

 *朝の見回り、冬の蓄え

 朝食前の見回り当番。あやかちゃんと行きました。1つ目は中畑の冬キャベツ。

 冬キャベツは1弾が本葉7枚ほどで、葉が15センチくらいに広がっています。やっぱり寒いからか、生育はゆっくりに思えるのですが、着実に大きくなっています。
 第2弾はヨーグルトカップ対策をしてからネキリ虫被害がありません。害虫から、守られていることが嬉しいです。(第1弾は怪しい株が1つあり、要注意だなと思いました)

 以前えりさちゃんが1人で作業をしていても野菜の視線をビンビン感じて寂しくないと言っていたけれども、あやかちゃんもいるし、1人だとしてもキャベツに囲まれています。自分が守るというよりかは、自分がキャベツに見守られているのでは、とような感じがしました。キャベツのやわらかな視線を感じました。

 その後は、2つ目の白菜。崖崩れハウス前上畑と山西畑にあります。
 第1弾は9割から収穫できるぐらい結球が進んでいます。何度も虫潰しをして、牛肥と化成肥料のダブルパンチの追肥も3回して、立派な見ても持ってもずっしりとした重みを感じる、白菜たち。Bチーム自慢の一品だな、と思います。

 収穫チームもいました。大きいものでは1コンテナに2つしか入らないくらい大物です。それを農産倉庫まで持っていきました。農産倉庫を開ければ、小松菜、ホウレンソウ、太ネギ、セロリ、レタスなど冬野菜がたんまりと収納されていました。野菜がたくさんあって、白菜が入ったコンテナは収納場所が作れず、入らないまま、一旦農産倉庫前に置きました。1週間前は、まだ本格的に冬野菜が獲れてなくて、農産倉庫にはゆとりがあったのですが、今は冬野菜の蓄えが十分に思えるくらい並んでいます。なんだか安心します。

 *白菜縛り

 Bチームでやりたかったこと、白菜縛り。第1弾の半分は消費分、もう半分は縛って冬を越せるようにします。

 やり方は外葉も一緒に白菜の胴の真ん中と上の部分をスズランで縛ります。緩すぎず、かといってキツすぎて白菜を切らないように気をつけます。縛ると霜などの寒さ対策や、保温効果があるおかげで結球も促進されます。これは束ねる人と外葉を広がっているのを束ねやすくするために補助をする人のペアで進めました。

 白菜縛り。これが面白いです。私は、あやかちゃんとペアでさせてもらいました。あやかちゃんは奇麗に外葉を寄せて、私が次の白菜を縛ろうとするときは、もう縛りやすいようにセットしていました。気持ちを寄せてくれていることを感じて、嬉しかったです。

 縛る補助に入ったときは、白菜を抱きしめるような格好になります。それが、稲刈りをしたときにたっぷりと稲穂を持って抱きしめたときの、幸福さと満たされた温かい思いが身体を包んでくれるようでした。子供を抱いているような気持ちにもなりました。それに白菜の香りも私が苦手な青臭さが強くなくて、スープに合いそうなまろやかな優しい白菜の香りが、それもまた幸せに思いました。

 地面が見えないぐらい外葉が広がっていたのに、縛れば外葉が上に立ってスマートに見えます。これをするとネットがけもしやすくて、嬉しいです。

 白菜も寒さで、寒じめホウレンソウのように甘くなる。帰りに、みんなと話しました。寒くても、この冬が楽しみです。

 明日も前向きに過ごせますように。成長は遅いけど、その分、粘って前を見続けたいです。