【11月号⑫】「ショウガとゴボウ 秋の根菜祭」 りんね

 斜畑下に、ひっそりと植わっていたショウガ、百六十株の収穫は、Cチームの全員で行いました。

 なのはなのサツマイモ掘りと同じように、ショウガを傷つけないよう、スコップで畝肩から、慎重に掘り出しました。

 掘り出すと、新ショウガの新鮮な強い香りが漂いました。

 土から出たばかりのショウガは、白く、きめ細かい表面をしていて、上部の濃い紅色が鮮やかでした。

 なかには、長く連なった一塊の、大家族のようなショウガもたくさん収穫されました。今年のショウガはとても美しいと、お父さんやお母さんにも言っていただきました。

 収穫量も、五十六㎏とストライク・ゾーンでした。今年のショウガは、大成功だったと思います。

ショウガは親ショウガも、ひねショウガとして食べることができます

 新ショウガと、ひねショウガの違いを、お父さんが教えてくださいました。

 お寿司屋さんで出てくるショウガは、新ショウガ。甘酢漬けなど、ショウガのみでも美味しいです。

 ひねショウガは、長く保存することで辛みが強くなります。主に薬味として、使われます。

  なのはなではショウガは、生姜焼きや、白菜サラダ、煮魚にも入って、とてもおいしくいただいています。私は生姜焼きがとても好きで、こんなに香りで料理をおいしくさせるショウガは、とてもすごいと思います。

 

 

■収穫してからも 

 ショウガは貯蔵が難しい作物です。保管に最適な温度は、十三〜十五度。暑すぎても、寒すぎても腐ってしまいます。

 今年は、発泡スチロールに畑の土を入れて、その土の中にショウガを入れて貯蔵することになりました。

 夜は冷え込むようになりました。土の中に入れていても、零度を下回ると腐ってしまうので、空調設備のあるライスマンに貯蔵します。

 収穫後も、ショウガがいい状態で貯蔵できるように、定期的に見回っていきます。

 

 

■繊細なゴボウの収穫

 発見畑に植わっていたゴボウの収穫も、行いました。

 ゴボウはとても繊細です。収穫では、手持ちスコップで、折れないよう、一本一本、慎重に掘っていきました。

 今年はトタン板を敷いており、なかにはとてもまっすぐで、一メートルものゴボウが収穫できました。立派なゴボウを収穫できた

ときは、本当に嬉しかったです。

 しかし、発見畑の土がかなり粘土質だったので、全体としては、四センチ前後の短いものが多かったです。

 ゴボウは、根菜の中でも特に、

さらさらな土が必要だと思いました。

 収穫したゴボウは、葉を切り落とし、一本ずつ新聞紙で包み、立てて米袋へ入れて貯蔵しました。

 なのはなではゴボウは、たたきごぼうとして、お節料理に欠かせない大切な野菜です。他にも、きんぴらごぼう、けんちん汁、筑前煮といった、日本の冬らしい、心が暖まるような料理として出てきます。

 縁起が良く、香り高く、どこか優しさを感じるゴボウが収穫されると、豊かな気持ちになりました。

 今回の反省は、担当をしたみんなと一緒にしっかりと書き残しました。次回は、もっといいゴボウを作りたいです。