「毛皮を脱いだ先」 ひなの

11月20日  

 音楽祭のためにお父さんが作詞して下さった歌詞が、とても素敵で嬉しいです。ありがとうございます。
 昨日、6年生教室でお父さんにお会いしたときは、実はまだ歌詞カードを受け取ることができておらず、歌詞のことではなく自分の勉強のことを話してしまって申し訳なかったです。
 
 りんねちゃん、さくらちゃんとは、数か月前に何かの機会に育つ雑草セラピーの募集があったときに、「育つ雑草セラピー」をやりたいね、と言っていて、エントリーシートも初めは育つ雑草をやるつもりで出しました。
 音楽祭で何か表現するにあたって込めたい気持ちも一致していました。3人、どこか似ていて、それは良い部分もだけれど治したい部分も似ている、と話して、その気持ちをまとめたものをさくらちゃんが紙に書いてくれて、お父さんに渡させてもらいました。
 
 自分と似ている人は誰だろうと考えたとき、申し訳ないながらもりんねちゃんやさくらちゃんのことを思い浮かべていたけれど、普段はあまり接点がなかったです。けれど、話したりしているうちに、思っていることとかも共通している部分があって、似ているところを知っていけることが、なぜかとても安心して嬉しかったです。

 
 今のままではいたくない、本当はこんなフワフワした人ではいたくない、変わりたい、と思うとき、そうは言ってもトゲトゲした人になるというのとは違うよな、という気持ちがありました。人当たりがきつくなるというのとも違うよな、と思っていました。
 変わらなければ、と思うほど悲観的に深刻になっていくようだったし、何をしても、どういう目標や理想を持っても間違っている気がして、常に怖かったです。
 
 けれど、お父さんが書いて下さった歌詞は、とても可愛らしくて最後はとても暖かくて柔らかな希望がありました。お父さんの歌詞を読ませてもらっていたら、こんなふうにのびのびと安心して今とまるで違う人間に変身していったら良いのか、こんなふうに大人になっていけば良いのか、と気持ちが楽になっていくように感じました。
 途中の『すっかり脱いだ、裸の私 寒い 寒い 寒いよお スッパリ捨てて 何もかも
おお 寒 おお 寒』という歌詞に続いて『だけど心はぽっかぽか やる気マンマン、満ちている』というところで、ずっと引っかかっていたことの答えを教えて頂いたような気がします。
 今まで私は、歌詞の中の『おお 寒 おお 寒』のところまでしか想像できなくて、そんな寂しくなってしまったら、その先どう生きたら良いのか分からなかったから怖かったんだなと思いました。
 私は、強さというのを考えたとき、トゲトゲして、強がって周りを寄せ付けないような、そういう人になること、そうやって自分一人で生きていくことを不安に感じたり寂しく思ったりしない人になることだと思っていたと思います。
 
 けれど、人間である以上、そんなふうには生きられない、人の中で、見返りを求めず、競争せず、助け助けられの関係の中でしか生きられないんだと思いました。歌詞を読ませてもらって、そう教えてもらったとき、1人で頑張って生きなくても良いこと、1人ぼっちではないことに気付かせてもらったとき、すごく元気が出て、安心して、暖かい気持ちが広がっていくのを感じました。
 
 あとは毛皮を脱いだ先に待っている暖かい未来、毛皮を脱いで寒いのは一瞬で、すぐに暖かさが迎えてくれることを信じる勇気だけなんだと思いました。
 
 受験の日が迫ってきてしまって、もしかしたら2人に任せっきりにしてしまう部分もあるかもしれません。けれど、3月にも演奏できるよう、12月のオーディションまで練習などできることを頑張りたいです。
 こんなに暖かくて希望のある歌詞を歌わせてもらえることが嬉しいです。この希望を私も誰かに伝えられるように、気持ちを入れて練習したいです。
 お父さん、本当にありがとうございます。

 〇勉強
 最近すごく焦る気持ちが出てきて、それと同時に今までになく集中して勉強できるようになってきました。志望の学部の2次試験の問題を解いたとき、自分が想像していたよりも解くことができました。2次試験に少しだけ希望が見えただけに、共通テストをなんとしても乗り越えたいという気持ちが強くなって、集中力も焦りも増したのだと思います。
 新しい形式に慣れて、100点を何回もとれるようにして、スピード感も持って出来るようにしていきたいです。
 どうしても目の前のことでいっぱいいっぱいになりがちだけれど、知識を必ず直接的にでも間接的にでも人の役に立てられるように、という気持ちを常に持っていたいです。