「善意の気持ち」 あけみ

11月6日

 お父さんお母さん、最近日記がかけていなくてすみません。
 お父さんのお誕生日の日にも日記がかけていなくてすみません。

 お父さんお母さんへの感謝の気持ち、なのはなの皆、大好きで大切な人達への感謝を自分の26歳になった節目の時に書きます。

 今、なのはなからバレンタインホテルに仕事に行かせてもらっていて、たくさん喜んでもらったり、笑顔になってもらえる瞬間がたくさんあります。
 それは、全てお父さんお母さんあゆちゃんに教えてもらってきたことや、なのはなの皆の日ごろの“人のためによかれ”という気持ち、もっと良く生きたい、優しくありたいという姿や動き、気持ちから吸収してきたことばかりです。

 サービスの仕事は、常に人に良かれの気持ちで、その人の立場となって気持ちを添わせ、気持ちを読み取り、予測して動くことが必要とされます。
 だから、良かれの気持ちや、人に優しくありたいという気持ち、人への善意の気持ち、好きな気持ちがなかったらできないと感じます。
 私は、この気持ちをなのはなでチャージしてもらっていると強く感じています。
 気持ちのエネルギー切れが起こると、周りにも優しくできません。そんなとき、なのはなに帰ってきたときの、皆の笑顔の「おかえりなさい。」や、子ども組の皆が無邪気に今日あったことを話してくれるやさしさや、体育館から聞こえるお父さんの声や、お父さんお母さんの姿だけでも、私はやさしさや、本来あるべき人と人とのあり方、やさしさ、正義を感じて、安心し、自分の中で乾いていた部分がゆっくりと潤っていくのを感じます。
 お父さんお母さん、なのはなの皆、大好きな皆に、本当に本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。

 なのはなで、お父さんお母さんやスタッフさんに守られているばかりの環境から、外に出て、仕事を初めて時間があまり経っていません。
 その中でまだまだ自分は未熟で、足りないところもたくさんで、そして依存の影はすぐ近くにあるということも気づかされることが多いです。

 でも、私にはお父さんお母さん、なのはなの皆が、大好きな人達がいます。
 間違ったら教えてくれます。苦しいとき、生きるヒントを毎日のように、姿や言葉、音や畑、動きで教えてくれます。
 この前も、校長室で泣きながら、まとまっていない私の話を、お父さんお母さんが聞いてくださって、まっすぐに、はっきりと答えてくださって、本当にありがとうございました。改めて、お父さんお母さんがカッコいいと感じました。なのはなの大きさ、強さをお感じました。

 なのはなは最強です。私には最強な家族、仲間がいます。
 だから、きっと大丈夫だと思います。

 私はお父さんお母さんに出会えて、なのはなに出会えて、そしてなのはなから仕事に行かせてもらって、仕事でも素敵な人に恵まれていて、本当に本当に恵まれていると思います。
 だから、そのぶん次の人達につなぐ使命があるのだと思います。

 だから最近、今の自分にもどかしくて、歯がゆくて、やる気と気力がバランスが取れず、空回りして、一人相撲して、落ち込むこともありました。
 今の自分をしっかりと受け止めて、それでいて前に進みます。

 仕事面では、もっとお客様の気持ちをくみ取り、先読みし、チームの仲間とのチームプレーを意識し全体が良くできる一人として、動けるようになります。
 サービスの技術ももっと深めたいです。基本的な動きや、歴史も勉強したいです。色々なサービス、おもてなしを実際に見たいし、体験していきたいです。
 レストラン、ホテルという限られた空間だけれど、その空間に来てくださるお客様に、なのはなの空気を、なのはなの気持ちのひとかけらでも感じてもらえるようなそんな場所にしたいです。
 私がなのはなで、安心することを知ったように、誰かの癒しの場所に、少しの瞬間でもなってほしいです。
 なのはなファミリーともつながり、お互いの可能性をもっと広げられる機会がたくさんあると思います、その機会を活かせるようになりたいです。

 まだ見ぬ誰かにつながるレストランサービスをします。
 今の自分がもらっている役割で、自分の気持ちと身体を尽くします。

 そして、いつか未来のなのはなの力になる場所を作れたり、力になる人になりたいです。
 今の私の夢は(浅くてぼんやりしているけれど)、いつかなのはなのような、山小屋のような、人にあるべき安心や癒し、楽しさを与えられる、ホテルのようなもの、場所をつくってみたいです。心のあるおもてなし、サービス、人に良かれの気持ちがあふれる場所にしたいです。そして、なのはなの皆の働く場所にもつながったり、可能性を広げていける場所になったらいいなと思いました。

 お父さんお母さん、なのはなに、救ってもらった、この身体と気持ちをまだ見ぬ誰かのために、同じような仲間のために、もっともっと最大限に活かしたいです。

 どうか、私のあるべき最大限に活かした生き方をさせてください。そう祈る気持ちを常に持ち、自分を律して生きていきます。