「オレンジ」 ななほ

11月18日 水曜日

 昨日の事になるのですが、久しぶりにハウスMTに参加させて頂き、お父さんやみんなの質問を聞かせて頂いて、共有させて頂けた時間が嬉しかったです。私がどうして人の目線とか、周りからの評価を気にしてしまうのか。それがどうしたらなくなるのか。去年位まで、ずっと見て見ぬふりをしてきてしまった部分も多いかもしれないけれど、この殻を脱ぎ捨てることができたなら、どれくらい人間関係が上手くいって、社会性が深くなるだろうと思いました。

 『人を好きになること、尊敬する人を作ること』。私は好きな人や尊敬する人がたくさんいるけれど、本当の意味で評価とか目線を気にしないようにするならば、人を絞らないといけなません。「この人のこう言う所が好きで、一緒に居て嬉しいな」とか、日々の生活や色々なイベント、何気ない会話やみんなの笑顔で「この人と生活できて幸せだな。嬉しいな」と思う事は何度もあるけれど、確かに「この人が一番好き。」とか、尊敬している人を1人だけ選んでと言われたら、私は選べないだろうと思いました。

 それは優しさではなく、私が評価を気にしたり、相手に嫌な思いをさせたくないと思いすぎたり、まだ良い子を演じようとしているからだと思います。それを自覚して、もうどう思われてもいいと思って生きていきたいです。少し前にお父さんのお話を聞いてから、悪い事とか不真面目な事をしていないのだから自己否定する必要もないんだと分かって、そこからは自己否定せずにいられることになっていて、みんなの良い所を沢山吸収して、尊敬する人を1人に決めて、その人の事を常に思いながら、その人に近づけるように日々成長していきたいなと思います。
 
 サラマンダーのハウスMTで出る質問は、殆どが自分と重なることばかりで、とても救われた気持ちになるし、「自分だけじゃないんだ」と思えて安心します。なのはなで自分が身に着けてこなかった常識やモラル、色のある世界を教えて頂けて、なのはなでの生活を通して気持ちを深くしていけるのが嬉しいなと思います。

・オレンジ色の

 今日は朝食の席から、ミカンやミカンに負けない位綺麗な卵かけご飯を頂いて、ものすごく満たされた気持ちになりました。午前はクリスマス会に向けてギターや歌の練習をして、毎日声が枯れてしまうのですが、2時間ほどすれば声も戻って、次の日にはどんどん声の出る量とか、高さがレベルアップしていって、すごく嬉しいなと思います。今はりなちゃんとなつみちゃんと練習を進めているのですが、れいこちゃんとちさちゃんとも一緒に練習できるのが楽しみです。

 午後は小豆の収穫をさせて頂いて、簿記で今年は収穫に行けないんじゃないかと寂しかったのですが、念願の収穫が楽しかったです。パリパリのさやをこれでもかと米袋に入れて、気が付いたら米袋がパンパンになっていたのですが、4巡目に関わらずこんなにも小豆が収穫できてすごいなと思ったし、質も色もつやも良くて、贅沢な小豆だなと思いました。

 私はなのはなに来るまでおぜんざいを食べた記憶が無いのですが、なのはなで毎週のようにぜんざいを頂いて、今日の夜もぜんざいの甘さと温かさに気持ちが落ち着きました。お父さんが話していたように、私も摂食障害の症状が激しくなるにつれて、あまり好きではなかった甘いものが頭から離れなくなって、甘いものを食べると、もっと欲しい気持ちになったり、すごく安心して満たされた気持ちになりました。それは寂しかったから、1人で苦しかったからなんだなと思ってすごく納得したし、昔はしょっぱいものしか好きではなかったのですが、それはそれで症状的なものだったのかもしれないなと思いました。

 でも今は甘いものを素直に甘いと感じられて、味覚も聴覚も視力も抜群に良くて、なのはなで作った体にホッとしています。小豆の収穫は猛スピードで進み、目標よりも1枚多く進められて達成感を感じたし、最近は5時ごろに火が落ちてしまうのですが、夕方に見た夕日が雲の隙間から顔を出して、表現ができない位オレンジ色で、濃く、濃く光り輝く姿が神秘的で、お父さんの一番好きなセーターの様だったなと思います。

 秋はオレンジが多くて、畑に行っても赤や黄色、オレンジに木々が紅葉していたり、ゼリーのような、アイスのような、とろーりとした柿もオレンジ色が似合う位特別な味だなと思います。オレンジの温かさ、明るさ、穏やかだけれど意志があって、優しく思いやりが深い様に感じて、私もオレンジ色のような性格になりたいなと思いました。