「タンクの設置」 りな

11月15日

 午前は、チーム作業で、Bチームにりゅうさんも入ってくださり、一緒に保育園前のキャベツの全収穫や、中畑の冬キャベツのネキリ虫対策などをしました。
 ネキリ虫対策は、ヨーグルトカップや豆腐パックを使ってしました。Cチームさんが「100パーセント効果がある!」と言ってくれて、やり方を教えてもらいました。
 
 ヨーグルトカップをカッターで底を抜き、高さが低くなるように半分に切ります。切ったヨーグルトカップを畑に持っていき、キャベツの株の周りに柵を作るようにして、かぽっと地面に差し込みます。そうすると、ネキリ虫がヨーグルトカップの柵で株に近づくことが出来なくなります。
 
 これまで、ネキリ対策でたくさんのことをしたけれど、この方法は、とてもシンプルで効果があって、考え出した人がすごいなあと思いました。ネキリ虫は、小さい株の時にしか来ないので、あと1,2週間、ヨーグルトカップの柵を付けることになります。根っこを傷つけないように、気を付けながら差し込んでいきました。
 
 キャベツの苗があって、その周りに、白い枠が出来て、キャベツのお家のようになって、それが並んでいるととても可愛かったです。ネキリ虫被害が多かった手前の6畝ほどに、応急措置で設置したのですが、もうこれ以上ネキリ虫の被害に遭わないといいなあと思いました。
 
 
 そのあとは、崖崩れハウス前上畑のハクサイの虫つぶしをしました。虫食いのある株も、一見虫がいないように思えるのですが、成長点のところをそっと葉をめくってみると、そこには2ミリほどの本当に小さな虫が必ずいました。指も入らないぐらい葉っぱと葉っぱの間に入っている小さな虫を捕殺することは難しかったけれど、細い枝などを使って、確実に捕殺していけて嬉しかったです。
 
 顔を近づけて、アブラムシが大きく感じるほどの小さなイモムシを探すのは、ミクロの世界に入り込んだようでとても楽しかったです。この虫を捕殺できなかったら、このまま結球したハクサイの中に入り込んで大きくなっていくんだ、と思うと恐ろしくて、どんなに小さい虫でも見落とさずに確実に捕殺しないと、と思いました。
 途中で、ハウスの修繕を終えたどれみちゃんもきてくれて、一緒に作業出来ました。「捕殺しました!」の声がたくさん上がって、虫つぶしを出来て本当によかったなあと思いました。

 午後は、あやかちゃんを中心に、お仕事組さんとも一緒に玉ねぎ土寄せをしました。土寄せ、と聞くと、白大豆の土寄せのようなクワでする土寄せが思い浮かびますが、玉ねぎの土寄せは、とてもシビアで細かい作業でした。
 玉ねぎは、1畝にとてもたくさん条があって、想像以上に地道な作業でした。でも、最初は1スパン10分だったのが、どんどん速くなって、1スパン5分程度でできるようになりました。
 
 玉ねぎの成長点は、とても地面に近い所にあって、成長点を埋めないように、慎重に、条間の土を中耕して盛り上げるように、土寄せをしました。最初は慣れなかったのですが、条間に片手を入れて、親指でぎゅっぎゅっと土を押すと、土がほぐされて、親指についてくる4本の指で条間をなぞると、気持ちいいぐらい、柔らかい土が玉ねぎに寄り添ってきて、土寄せする機械になったようでした。
 
 玉ねぎの土寄せが、予定より20分ほど早く終わって、次は、グラウンドでブロックや敷板をトレードし、ゆいちゃんと一緒に山畑西のタンクの設置に行きました。

 ゆいちゃんが、タンクの中を洗っていてくれて、タンクの中を覗くと、底がとても綺麗に見えました。ゆいちゃんが、「タンクから出てきたよ」と、砂利を指して教えてくれて、こんなにもタンクが汚れていたんだと思いました。定期的にタンク洗いが出来たらいいなあと思いました。

 空になったタンクを一度その場所から移動させると、タンクの下には変形して古い木の板とタイヤが置かれていました。
 この板を取り外して、新しい敷板に変えました。下に置かれたタイヤは、綺麗に平らになるように置きました。山畑西のタンクは、少し斜面のところに設置するのですが、タイヤがその斜面を埋めてくれて、とても綺麗に平らになって、とても嬉しかったです。
 
 タンクを置いて、次は、四隅に新しい杭を打ちました。この時に、ゆいちゃんが「タンクに近ければ近いほど、固く縛れるんだよ」と教えてくれました。杭を打つ場所までちゃんと考えていなかったので、ゆいちゃんがすごいなあと思いました。
 杭を打つときは補助をさせてもらい、ゆいちゃんが打ってくれました。打つときに、ゆいちゃんが平たくて大きい石で打ってくれて、とてもしっかりと刺さりました。
 
 最後に、マイカ線で杭とタンクを縛って、完了です。完成したタンクを見ると、とても安定していて、新しい敷板と杭でとても清潔に見えました。タンクの設置をするのは初めてで工事をしているようにドキドキしてとても楽しかったです。帰りの車では、色んな畑のタンクが目に留まって、またしたいなあと思いました。
 
 最後に、下町川下畑のモグラ対策で、ナフタリンを設置しました。太ネギの畝のところにぽっかりと5本指が入るぐらいの大きさの穴が空いていて、中を探ると、向こうまでつながっているようでした。これが、モグラの穴でした。モグラは太ネギを食べたりはしないけれど、モグラが通ることで太ネギの根っこが傷つけられてしまうので、モグラを退散させないといけません。

 太ネギの畝の、モグラの穴にナフタリンを入れて、ナフタリンは乾燥するとすぐになくなってしまうので、土を被せました。畑の奥側の畝にも穴があって、ゆいちゃんがモグラの穴は繋がっていることを教えてくれて、畦も見たところ、畦にも穴がありました。ここから畑に侵入しているんだなあと分かって、畑の入り口にナフタリンを設置しました。

 その後も、穴の捜索をして、ナフタリンを入れました。なんだか、お宝を隠しているような気分になって、とても楽しかったです。
 太ネギは、年が明けるぐらいまでの野菜の少ない時期に食卓に欠かせないそうで、それまで今の綺麗な形で収穫できるように、モグラ対策も出来て安心だなあと思いました。これからの手入れも頑張りたいなあと思いました。

 古吉野に帰ってくると、ちょうど村田先生のお見送りが終わった後でした。村田先生のお見送りに間に合わなかったのは残念だったけれど、簿記部8期生のみんなが、試験から帰ってきてくれて、とても清々しい笑顔で「帰りました」と言ってくれて、とても嬉しかったです。2週間ほど前から、ずっと走り続けて、試験を突破した簿記部のみんながかっこいいなあと思いました。

 お仕事組さんやりゅうさん、村田先生と過ごせた休日がとても嬉しかったです。明日も精一杯頑張りたいです。