「立派な野菜たち」 なつみ

11月16日

 午前中は、12時までだったのですが、小松菜の間引き、追肥、土寄せをして、水菜のネット幅が狭かったため、長いネットにかけ替える作業を12時までの予定で進めていきました。
 
 久しぶりの畑作業は緊張して、(ちゃんとできるか)という不安と鍬をもって畑へ行きました。 
 えみちゃんとけいたろうさんが指揮してくれる。私は言われたことに対して元気の良い返事をして全力で作業する。実際に作業してみればそれだけなので、そんなに難しくはなくて、途中からは小松菜をかわいがる余裕も出てきました。

 小さな苗の時は小さくてか弱い。そう思いがちで、確かにか弱いはか弱いのですが、内に秘めた生命力は凄まじいです。(絶対に大きくなるんだ。生きるんだ)そんな言葉が、小松菜や定植されたての水菜から聞こえてくるほどです。泥臭く、一生懸命に根を張って、水を吸って、体を大きくしていく野菜の生き方は、とても力強くて、いつ見ても畏れを感じます。私よりずっと立派な野菜たちです。
 粘土質の畑でネット掛けは、土のかきだしが何より重労働だけれど、ネットの端が見えないように100パーセントで閉じることができると、達成感を感じます。
 
 けいたろうさんもきれいにネット掛けされた畝を見て「僕たちが今日かけたネット、きれいだよね」と何度も話しかけてくれました。嬉しそうなけいたろうさんの声に私も嬉しい気持ちを分けてもらったなと思います。

 予定より30分も早く作業が進んで、新しく定植された水菜の根切り虫対策として草敷きもできました。草は菊ハウスの隣に生えていたノビルやアップルミント、三つ葉や水草をテミいっぱいになるほど両手でむしり取ってきたのですが、香りがする雑草、特にノビルは害虫よけになりそうで、期待しています。

 大きな声で返事するのは気持ちよかったし、そのあとの荏胡麻の選別も、必要な量の目標を達成することができて、順調にどの作業も進んでよかったなと思います。テンポのいい作業はやっていてとても楽しいなと思います。

 少しずつ、みつきちゃんの表情が柔らかくなっていて、私が話していても、話に乗ってくれることも増えました。今日のお風呂では、みつきちゃんがハリーポッターを読み終えて寂しいと話してくれて、私も『みをつくし』を全巻読み終わったときは、達成感と同時に寂しさも感じたなと思って、みつきちゃんの気持ちがすごくよくわかるなと思いまいした。他愛もない話だけれど、その中でみつきちゃんを知っていけるのがとても嬉しくて、ちょっとずつでも、私のことやなのはなのこと、好きになってくれたらなぁと思います。

 今日も一日ありがとうございました。明日は私とみつきちゃん、ハウスミーティングに行く気満々で、楽しみです。おやすみなさい。