「家」 なつみ

11月15日

(※昨日のハウスミーティングのことになります。すみません。)
 
「小さい時からずっと、ここは私の家じゃないと思っていた」
 具体的に何が違うとか、そういうのはないのだけれど、確かに私はこの家の子じゃなくて、一時期は(私はケニアの子になるはずだったんだ!)とマサイ族をイメージしていた時もありました。
 少し自分はおかしいのかもしれない、自由そうなマサイ族に憧れてしまっただけかもしれない。
 そう思っていたけれど、「それが浮いてるってことだよ」とお父さんに教えてもらったときは、(これが浮いてるってことか)と、なんでか少し驚いてしまいました。

「傷ついていると、どこにいても浮いてしまって居場所がない。だから外国に行っちゃう人もいる」それを聞いて、なのはなに出会わなければ私もそういう人の一人に十分成り得るなと思いました。
 ケニアやマサイ族の血が自分に流れていると、小さいときから信じて疑っていなかったし、むしろ、家族と同じ血が流れていることのほうが信じられないくらいでした。

 今は、私にケニアの血が流れているとか思うことはないです。なのはなは私の家じゃないと思うこともないです。というか、私の家はなのはなしかないと思います。
 私がみんなと違うと思うことも減ったのは、少しずつ、なのはなの価値観や気持ちが心に入ってきたからかなと考えています。
「100パーセントなのはなの子です!」とまではまだ言えない未熟な私だけれど、なのはなが好きで、なのはなの子になりたいと思う私なら、いつかなれるのだろうと希望を持っています。
 ハウスミーティングでたくさん元気をもらえました。毎日ハウスミーティングに行ってもよいという素敵な機会に恵まれて、私はラッキーな子です。ちゃんとお父さんとお母さんのお話を、その時々に思い出して、力にしていきます。

 夜にはお父さんとみつきちゃんと一緒にお話しできて、改めてみつきちゃんと一緒に過ごさせてもらえることが嬉しいと思いました。
 私もお父さんと同じ気持ちでみつきちゃんに全力で向かっていきたいです。
 必要があれば、私はなんでもします。私がみつきちゃんのために差し出せるものがあるのなら、すべて出します。

 お父さんがみつきちゃんとずっと一緒にいたら、必ずみつきちゃんは治ります。
 でもそれは現実的ではなく、難しいです。
 だから代わりに、(代わりと言っては、心もとなさすぎる私ですが)私がいます。心強いみくちゃんもいてくれます。
 頭も悪くて、気が利かないし、できていなところ挙げたらきりがないけれど、それでも私はきっと今、なのはなにいる誰よりもみつきちゃんのことを知りたいと思っていて、好きになっているなと思います。
 一緒に過ごせる時間を大切に過ごしていきたいです。

 昨日私がみつきちゃんと話して感じたように、お父さんもまた、みつきちゃんがなのはなの子になるだろうと感じていたことがとても嬉しくて、その言葉が私にとっても希望です。私もみつきちゃんと一緒に頑張ります。成長します。

 今日も一日ありがとうございました。おやすみなさい。