11月12日(木)「ビニール張り開始! ハウスリニューアル作業3日目 & モロヘイヤの収穫」

11月12日のなのはな

 吉畑手前ハウスのビニール張り替え作業の3日目は、止水シートを留めることから始まりました。
 今回使う止水シートの幅は40センチ。下10センチを土で埋められるように、昨日の午後は、ハウスの外周に溝を切って外での作業を終えました。

 今日も私は吉畑手前ハウスに向かい、もう何年もずっとしていたように腰袋をつけていました。
 私は、やよいちゃんとペアになりました。やよいちゃんがスプリングを留めてくれて、私はビニバーの位置に合わせながら止水シートを引っ張っていきました。片面留め終え、もう片面を張っているとき、やよいちゃんが、止水シートがピンと張れているのを見て、あきらかに上達していると言いました。
 私も、始めたときの側面より、あきらかにピンと張れているのを感じて、嬉しく感じました。やり方がわかってくると、その作業が自分と近くに感じ、作業する手動きも早くなり、やよいちゃんと一体になって動いている感覚もあり、それが楽しくも感じました。

 

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〈止水シートの取り付け〉

 

 

 ビニバーから地面までまっすぐに張れるように溝を掘っていたので、土を被せる作業も流れるように終わっていき、止水シート留めの完成。
 
 すぐに「次は、防虫ネット張ります」のやよいちゃんの声。その掛け声に乗って、進んでいくハウスの修繕作業が、私は好きだなと感じます。
 防虫ネットを張り終えると、もうお昼の時間でした。(もう時間か)と時間が過ぎるのが早いなと感じます。

 

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 午後は、須原さんとメンバーとこれからの工程を確認してスタートしました。
 ハウスの出入り口の妻面に張るシートのカット、巻き上げに使うシートのカット、そして、緊張の妻面のシート張りまで進めました。

 吉畑手前ハウスを離れ、グラウンドへと行き、ハウスの全長約25メートルのビニールを広げました。
 毎回、ビニールを切るとき、緊張が高まります。以前張っていたビニールを使い巻き上げ部分用に切ろうとしたとき、新しいシートと違い、寸法の測り方に迷いました。仕事の進め方を須原さんが教えてくださり、無事、カットを終えることができました。

 

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〈グラウンドでのビニールカット〉

 

 次は、実際、妻面のビニール張りでした。今までビニール張り替えの準備をしてきて、(ついに本番の幕開け)そんな気持ちになりました。

 勢いよくビニールを天井まで持ち上げたとき、左右のバランスがとれていない。そこで止まってしまっているときに、須原さんから、ちゃんと中心をとること、そして、基準をつくることを教えていただきました。
 今回、作業を進める中で、基準を作ることが大切なことを須原さんから教えていただきます。そこを怠ってはいけないのだと毎回、自分たちの間違いに気づきます。きれいなハウスを作りたい、その思いには、基準が大事。最後まで基準をちゃんと作って進めたいと思う気持ちになりました。

 

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 入り口側の妻面を張っていると、須原さんが「えぇが~」と言ってくださったとき、その言葉が嬉しく、自信となりました。
 ペアに分かれて張り終えた妻面が1枚となり出来上がったとき、ハウスメンバーと作り上げる喜びを感じました。

 

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 出口側の妻面のビニール張りの準備をして、今日の吉畑手前ハウスでの作業を終えました。
 夕方、体育館全面に広がった屋根部分のビニールを、掛けられる状態にするためじゃばらに畳みたいと放送をかけると、何人も手伝いに来てくれて、嬉しかったです。
 明日に向けての準備、段取り確認もハウス修繕メンバーとの毎日の日課となり、その時間が大好きです。
 
 ハウスの修繕も終盤です。

(どれみ)

 

 

***

 

 

 Bチーム作業ではモロヘイヤの全収穫と撤去を行ないました。
 夏中旬からずっと収穫が続いていたモロヘイヤは、11月になってもまだまだ順調に柔らかい新葉をつけてくれていました。お吸いものに入れたり、きゅうり、オクラと添えてよくいただいていた粘っこいモロヘイヤは、一見あまり目立たないけれど、実はなのはなの食卓を引き立たせる野菜です。

 

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 私はモロヘイヤの存在をなのはなファミリーに来て初めて知りました。それは去年の夏のある日、夕方5時から当番のない人が全員モロヘイヤの収穫に入ったときのことでした。小さい芽から伸びる、柔らかくて緑鮮やかな新葉を次々と枝から摘み取り、収穫カゴをいっぱいにする作業に夢中になり、永遠とやっていたいと思いました。

 モロヘイヤを収穫する時のポイントは一番柔らかい葉からとることと、花や蕾、莢は必ず取り除くことだと教えてもらいました。実はモロヘイヤの莢にはストロファンチジンという強心作用のある成分が含まれ、身体に有害であることが知られています。こんなに可愛らしい葉っぱや蕾のすぐそばには強い毒の莢がある、これを初めて知った私はモロヘイヤという謎の野菜にさらに引きつかれました。

 しかし、こんなに小さい葉をどういう風に調理し、食べるのか。
 私は初めてモロヘイヤの入ったサラダを食べたときの驚きを今でも鮮明に覚えています。見た目はその辺にありそうな単子葉植物の葉なのに、調理されると想像を覆す、粘っこい、トロトロとした食感があらわれます。夏野菜のサラダに少量のモロヘイヤを添えるだけで、味と食感の深みが出て、一気にワンランク上の絶品に変身します。人類で初めてモロヘイヤを調理した人はこの粘りを発見したとき、どんなに喜んだのだろう。私は小さなモロヘイヤの葉から滲み出る粘り強さに感動しました。

 

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 そして今日、気持ちよい秋晴れの中、今年も長くお世話になったモロヘイヤの終盤を切りよく迎えることができて、安心しました。草丈が自分の身長に近いモロヘイヤの株でいっぱいだった原2畑でせいこちゃんとふみちゃんと力を合わせて、短時間で撤去作業を終わらせました。次の畑につなげていく準備がととのって、よかったなと思います。

 モロヘイヤさま、今年もなのはなの食卓を充実させてくれて、ありがとうございました。
 次回もまた収穫したり、みんなといただいたりすることが楽しみです。

(えりさ)

 

 

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〈他に農作業では、なのはなの田んぼや畑をいつも助けてくださる地域の方との草刈りや、小豆の収穫、サツマイモの貯蔵の仕上げ、畑チームに分かれての作業などを行ないました。〉