「夢の輪郭」 なお

11月10日

○夢の輪郭

 嬉しい、という言葉とも違う。なにか、形にならないけれど、形が見えてきそうな予感と、その形を逃さないように大事に大事にしていきたいという気持ちで、どきどきとしています。私は、どんな風にいまの仕事を自分の人生に生かしていきたいのか、人のために生かしていきたいのか、ずっと考えています。すぐに答えが出ることでもありません。お父さんが以前、税理士は納税者の味方ということではなく、つねに正しいことを求めていくというお話をしてくれました。そのことを軸にして、果たして私はどんな税理士になっていくのか? というおもいが常にあります。今日、ある人からのメールを読んで、その夢の輪郭となるヒントが見えたように感じました。まだ、つかんでもないし、はっきりもしていないのだけれど、そのことを書き記しておきたいです。

「心強い味方がいて、太刀打ちできている」
 この言葉が、私の心の何かを打ちました。私の知識や、経験が、それがたとえまだ拙くとも、誰かが正しく前に進もうとするときの力になっている、そのことに私は涙が出そうになるくらい嬉しかったです。なにも大仕事をしたわけではありません。本当に基本的な、税金に関する知識(情報)を私は伝えたに過ぎません。でも、その人は、意地悪を言ってくる人が周りにいて、その税金に関する処理の仕方を私が伝えたことで、太刀打ちできて、嬉しいと言ってくれました。私は、誠実に仕事をしようとしている人、誠実に生きようとしている人のために、力になりたいです。租税という面を通して、正しく、優しく、誠実に生きる人のための力添えをし、味方になれるような税理士です。
 
 納税に関わっているのは、会社の経営者や個人事業者だけでなく、いまの社会に生きるすべての人です。きっと、私の知らないところで、戦えずに涙する人がいるのだと思いました。私は、そういう人のために、正しいのだから戦おう、と言い、太刀打ちできる知識を武器として深めていきたいです。抽象的なことばかりなのですが、今日はそんなことを思って、朝から静かに熱く心が燃えていました。