「大きな夢を持つこと」 えみ

11月9日

*ホウレンソウ 第3弾の手入れ
 午後にはAチームの何人かの人と下町川上のホウレンソウ3弾の手入れをさせてもらいました。3弾は全部で7畝あって、しかも今日は間引き・追肥・土寄せのフルコースだったので2時間半で終わらせるのはかなり大変で無事に終わるか不安でした。
 
 やよいちゃんが吉畑手前ハウスの修繕作業の方に入っていたため、リーダーを任されていたのですが最初はよしみちゃん、えつこちゃん、私の3人しかいなくて正直厳しいなと思ってしまっていました。でも、やよいちゃんが時間内に終わらせられるように時間を逆算して目標時間を決めるといいよということを教えてくれて、何としてでも終わらせたいと思いました。
 
 畑に行く道中で作業の流れをよしみちゃんとえつこちゃんに説明して、ついてからすぐにネット開けに入りました。間引きは20分で全畝、1スパン3分が目標です。「今○○分経過しました!」「今何時です!」3人しかいなかったけれど、タイムキーパーはしっかりやろうと決めました。
 
 2人とも毎回明るい声で返事をしてくれて嬉しかったです。思っていたよりも時間がかかってしまい、結局10分オーバーしてしまいました。次は鶏糞の追肥。片手2掴みを株間に筋まきしていきました。これも20分で終わらせるのが目標でした。これは間引きよりもスムーズに進んで、決めた時間ぴったりくらいで次のスパンに移ることができ、途中でやよいちゃんも畑に様子を見に来てくれて時間配分ややり方も再度確認できて安心して次に進むことができました。
 
 最後は土寄せ。1弾、2弾で同じようにやったときにも土寄せにかなり時間がかかってしまっていたので、余裕をもって50分でやり切る目標でした。時間を逆算すると1スパンあたり6分で終わらないと難しいことになり、実際やり始めるとやっぱりその倍以上はかかってしまっていて焦る気持ちが出てきました。でも、途中で別作業だったさやちゃんとけいたろうさんも合流してくれて「終わるかも!」という希望が出てきました。そして、しばらくみんなで黙々とやっていると車のエンジン音が聞こえ、振り返るとBチームさんが続々とこっちに向かってきてくれていました。すごくありがたくて来てくれたみんなが神様のように感じました。人数が増えると、その後はあっという間に次々と進んでいきました。4時45分ぐらいになんとCチームさんもヘルプに来てくれて、ネット掛けは10分くらいで7畝終わったと思います。みんなの力って本当にすごいなと思いました。

 作業自体は毎日のようにやっていて特別なものではなかったはずなのに、今日はすごく充実していて強い達成感を感じました。リーダーをさせてもらうと、より目標意識がでてくるからかもしれません。自分はまだまだ未熟で他のリーダーさんのような雰囲気作りなどできていないことばかりけれど、周りにいるみんなは同じ気持ちでいてくれているし、そう信じている限りは何でもできるのだと思いました。

 午後の初めに、古吉野をまたぐようにかかる大きな虹が見られたという話が嬉しかったです。私は残念ながら見られなかったのですが、お昼の集合のお父さんがしてくださった「大きな夢を持つこと」についてのお話を聞いた後というタイミングだったこともあり、縁起が良くて誰かに見守られている感じがするなと思いました。
 わくわくする大きな夢を持つことが、私たちが回復して自立するための一番の近道だとお父さんは教えてくれました。世の中で自分たちを同じように苦しむ人たちを無くしたい。誰かに希望を届けられるような人に自分もなりたいし、そうならなければ生きていけないと思います。春の音楽祭に向けて、自分自身と向き合うことから逃げずに、しっかり気持ちを作って臨めるように日々できることを精一杯やりたいです。