「イルミネーション」 りな

11月8日

 昨夜のBチームの集合で、しほちゃんとゆいちゃんがリニューアルさせた担当野菜のメンバーわけと、畑の美化計画をみんなに伝えてくれました。キュウリやオクラと交代して、新しく冬キャベツも育てていくので、気持ちも新しく、担当野菜を責任もって見たいと思いました。
 美化計画は、ゆいちゃんとしほちゃんが考えてくれて、Bチームで担当している野菜の畑を綺麗に保つための計画です。担当野菜の畑とは別に、美化する担当の畑があって、その畑に放置されている竹を回収したり、草刈りするときに邪魔になる石を取り除いたりします。必要であれば、畑に常備されているタンクを洗ったりします。この美化計画がとてもいい計画だなあと思って、担当の畑を綺麗に保てるようにしたいです。

 今朝は朝食当番で、味噌汁は作らずに、豚汁を配膳しました。みんなに温かい豚汁が配れるようにと、配慮がされていて、昨日のお昼に頂いた豚汁も、こうして配膳の人の優しい気遣いがあったんだろうなあと思って、嬉しかったです。
 まだ朝食当番でスピーディに動けなかったり、同じ朝食当番の人に迷惑ばかりかけているけれど、頑張って手順を覚えたいです。

 午前はゆいちゃんや、お仕事組さんのなおちゃんとどれみちゃんもいてくれて、柿採りをしました。まず初めに、保育園東畑に行きました。
 保育園東畑の柿は、とてもたくさん実が付いていて、遠くから見ると、イルミネーションがされているように、木がカラフルになっていました。近くで見ると、まだオレンジ色になりきれていなくて黄色っぽい柿、お父さんのセーターのように、熟れていて色の濃いオレンジの柿がありました。

 色の濃い柿から採っていきました。ゆいちゃんが、高枝切りばさみと一緒に竹も持ってきてくれていました。竹で柿を採るのは初めてで、どうやって竹でとるんだろう、と思って、竹を見ると、先端がv字に切れ込みが入っていました。
 ゆいちゃんが、竹で柿を採る見本を見せてくれました。お目当ての柿を見つけて、その柿がなっている枝に竹の先端を持っていき、切れ込みに枝を挟みます。そして、挟んだまま、竹をくるっとねじると、枝もねじれてぽきっと折れました。折れても、竹からは外れなくて、柿を落とさずにキャッチできました。ゆいちゃんはとても簡単そうにしていて、高枝切りばさみがなくても、竹で柿を採れるんだ! と驚きました。
 
 1人1本竹を持って、柿を採りました。保育園東の柿を採るのは2回目だったけれど、まだたくさん柿がついていて、まだまだ待てそうな柿もたくさんありました。ゆいちゃんが、柿は霜に2回ほど当たったら甘くなるんだと教えてくれて、ちょうどいいタイミングで柿採りが出来るのが嬉しいなあと思いました。
 竹で柿を採るのは、思ったよりも簡単で、竹をねじったらすぐに柿が採れて、落ちませんでした。でも、切れ込みに枝を挟むのが難しかったです。切れ込みに枝が入ったら、持っている手の感覚で分かって、とても気持ちが良かったです。
 次々と採っていきました。朱色のように色が濃くなって熟している柿も採ることが出来て、甘くておいしそうだなあと思いました。

 次は、斜畑に行く人と、ビワの木に行く人の二手に分かれて柿採りをしました。私は、なおちゃんとなつみちゃんとみつきちゃんと、ビワの木畑に行きました。
 ビワの木畑の柿の木は、実が保育園東よりも熟していなくて、少しだけ採りました。斜面に木が植わっているので、少し採るのが難しかったです。

 とても太い枝に美味しそうな柿が付いているところがあって、そこに竹の切込みを入れようとしても、全然入っていかなくて、苦戦するときがありました。そこで、なおちゃんに教えてもらって竹の修繕をしました。
 のこぎりを持ってきていたので、のこぎりで、切込みを太い枝も入るように、大きくしました。でも、大きくしすぎると、柿の枝をずっと挟み切れずに落ちてしまうので、加減が難しいなあと思いました。切れ込みに枝が入りやすいように、切れ込みがギザギザにならないようにしたり、切れ込みの長さを長くしたり、工夫するのがとても楽しかったです。
 斜畑の柿は、ゆいちゃんとどれみちゃんがとってきてくれました。畑ごとにコンテナを変えて、どの畑でどの柿を採ったのか分かるようにしました。

 次に、みんなで梅林の柿採りに行きました。梅林の柿は、他の畑の柿とは明らかに違って、細長くて先がとがっていて、大きさが拳2個分ぐらい大きかったです。
 斜面に木が植わっていて、みんなで取り掛かると危ないので、このまま梅林の柿採りを続ける人と、古吉野を上がる坂の斜面の柿の木に行く人と分かれました。私はゆいちゃんと梅林に残りました。

 ゆいちゃんが、高枝切りばさみでどんどん柿を採ってくれて、採れた柿をどんどん受け取る役割に入りました。どの柿も大きくて重かったです。
 熟した柿からは、とても甘い匂いがして、それだけで幸せな気持ちになりました。

 柿採りが終わって、最後にみんなで片づけをしたり、柿を台所さんに届けました。みんなで頂ける日がとても楽しみになるなあと思いました。

 午後は、みんなで体育館に集まって、2010年のコンサートの音源を聞かせていただきました。
当時のなのはなファミリーの卒業生の方の声が録音されていました。映像はなくても、卒業生の方が訴えかけている言葉の1つ1つに胸を打たれました。
10年前も、今も、私達の傷の正体は同じでした。卒業生の声は、苦しかったころの心の叫びと一致して、内側から語りかけられているようでした。苦しかった記憶が呼び覚まされました。

 卒業生が残してくれたメッセージが発せられた頃、私は傷ついていました。なのはなファミリーの存在があるなんて、そのころは何も知らなくて、ずっと孤独でした。でも、月日が経って、出会うべくしてなのはなファミリーと出会っています。それは、お父さん、お母さん、卒業生の方々が、まだ見ぬ誰かに癒しを届け続けているからだと思いました。私は、お父さん、お母さん、なのはなファミリーの仲間に助けてもらいました。私も、今傷ついている人に、癒しを届けられるかもしれない、そう思うと、生きなければ、と思います。なのはな音楽祭のテーマ「この世界の傷、癒し、私達が生きていく理由」、私達が受けた傷を深く理解し、まだ見ぬ傷ついた人に癒しを届けられるよう、これから練習していきたいです。

 村田先生が今日帰られて、寂しさもあるけれど、村田先生と過ごせた時間が嬉しかったです。簿記部のみんなのやる気に満ちた姿がかっこよくて、パワーをもらいます。