「言葉として表現していく」 えみ

11月8日

 今朝アスパラ菜の様子を見に行くと、この間摘心した株の草丈が1日でぐんと伸びていてびっくりしました。他の株と比べても明らかに主茎が太くしっかりとしてきていて、つぼみを摘み取っただけで急に大きくなったり脇芽が出てきたりするのがすごく不思議だと感じました。この株だけでなく、他の株も順調に花が咲き始めているので嬉しいです。アスパラ菜の花はなのはなとそっくりで綺麗なレモン色をしていてとてもかわいいなと思います。摘心したものをあかりちゃんにあげると美味しそうに花だけを食べていました。

*ゆったりモード
 昨日の午後や今日の午前は雨が降ったこともあり久しぶりのゆったりモードの時間が嬉しかったです。普段は時間がつくれなくてなかなかできない服の整理をしたり、ゆっくり読書をしたり、ほんの少しだけリコーダーの練習をしました。
 本は、今、高田郁さんの『あきない世傳 金と銀』を読ませてもらっています。かなり前に1巻を手に取った時はなかなか読み進められなくて途中で読むのをやめてしまったのですが、みをつくし料理帖を全巻読み終えてからもう1度読み始めてみるとすごく面白かったです。今は4巻目に入りました。主人公の幸の呉服屋の暖簾をまもり続けたいという意志の強さ、真面目さに自分も背筋が正されてこういう生き方をしたいなと思わされます。

*3月の音楽祭に向けてのテーマ
 午後には3月に開催される予定のなのはな音楽祭に向けてのテーマの発表があり、その後に10年前のコンサートの音源を聞かせていただきました。「この世界の傷、癒し、私たちが生きていく理由」。これがテーマだと教えてもらった時、正直自分にはスケールが大きすぎてぱっとしない感じがしてしまいました。
 
 10年前、初めてのコンサートでやった作文の朗読と演奏を聞かせてもらうと、自分は会ったことも話したこともないはずなのに、なのはなの先輩たちが抱えていた苦しみに共感して、涙があふれ出てきました。
 
 私もなのはなに来るまでずっと苦しいともがき続けていたけれど、それがなぜなのか分からなくて、どんどん自分が何者なのか分からなくなっていくのが怖かったです。でも、その苦しみを言語化するとこういうことだったのかというのが、お父さんがおっしゃっていたようにエッセンスとして朗読や演奏から伝わってきました。私はまだミーティングを受けたことがないので自分の過去について理解できていないことばかりだけれど、これからしっかりと自分と向き合って、言葉として表現していくことで誰かを救えるような生き方をしたいし、みんなでなのはならしい、よりよい音楽祭を作っていきたいです。