11月5日(木)「ヒノキの伐採! いざ山へ」

11月5日のなのはな

 盛男さんの山に、間伐を兼ねて、木材をいただきに行きました。
 その山は、私がこれまで行ったことのない山で、間伐は危険も伴う作業のため緊張もしていましたが、楽しみな気持ちも大きかったです。

 間伐に際して、盛男さん、将郎さんが運搬車とユンボを出して同行してくださいました。また、永禮さんはダンプトラックで来てくださいました。それから、お父さん、お母さん、須原さん、女の子5名です。

 この日は10時に現地集合で、全体的に緊張した空気感の中、皆で山の中に入っていきました。
 車道から山までは、細い山道が数百メートル続きます。
 トラックを停められる場所から、分担して道具や脚立を持って、細い山道を歩いていくと、少し開けたところにたどり着き、そこは檜林になっていました。

 

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〈この檜は、古吉野なのはなの中庭に、渡り廊下と東屋をつくるための材木です〉

 

 木には事前に、盛男さんや将郎さんと、みかちゃんやまえちゃんが打ち合わせや下見をして、伐採する木に印をつけてくれていました。
 目標は4メートルの長さの材木を32本分作れる本数の木を切ることです。
 1本の木から4メートルを2~3本取るため、だいたい16本の木を切ることになります。

 山の匂いや澄んだ空気の中、お父さんがはじめに、伐採の手順を説明してくれて、皆で確認して、さっそく取り掛かりました。
 永禮さんが8段の脚立で木のなるべく高い位置にロープを2つ結んでくれました。

 

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 チェーンソーで切込みながら、お父さんの指揮で、2方向にロープで引っ張ります。
 須原さんがチェーンソーを操ってくださいました。
 倒し方や、切込みの入れ方には手順があります。いつも一番良いふうに迷いなく鮮やかに刃を入れていく須原さんがかっこよかったです。
 お父さんの「引っ張って!」の合図で、「せーの!」と2方向に引っ張ります。
 あゆちゃん、まえちゃん、しほちゃん、ゆいちゃん、永禮さんと、2手に分かれて、力を入れてロープを引っ張りました。
 メリメリメリメリ……ドーン・・・。
 高さ20mほどの木が倒れる瞬間は、圧巻でした。
 檜のいい香りが漂いました。

 

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 倒れた木は、4メートルの長さに印をつけて、チェーンソーでカットし、運搬車の近くまで運びます。
 丸太は直径15~25センチほどで、4人で運びました。その重さに、自然の力、人智を超えた強さを感じました。
 倒すときも、運ぶときも、油断するとケガに直結するため、緊張しました。常に、立ち位置が正しいか、前後左右を見て、確認しました。
 山の足元や斜面が滑りやすく、転びそうになったり、及び腰になってしまったりして、その都度、もっと力をつけなければいけないな、足腰を強くしなければいけないなと思いましたが、そういうことを感じるのも山ならではのことでした。

 

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〈切り倒した木をチェーンソーでカットします〉

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 はじめの何本かは、綺麗に調子よく進んでいきました。
 しかし、倒す力の具合か、思った場所に倒れずに、他の木に寄りかかってしまったり、他の木の枝に引っ掛かってしまうことが何度かありました。
 そのようなときは、お父さんが新しいプランを提示してくれて、再びロープを結びなおして、違う方向から引っ張って倒しました。盛男さんがアドバイスをくださったり、須原さん、永禮さん、将郎さんも、倒れかかった木をどうしたら危険なく倒せるか考えてくれました。ユンボにワイヤーを繋いで木を動かすこともありました。

 難しいように見える状況でも、最終的には、倒すことができました。
 人より遥かに大きなものを、人の力で切ったり運んだりできることを、実際にやったり目の当たりにして、不思議な感じ、スケールを少し大きくしてもらった気がしました。

 目標の本数を2日ほどで伐採する予定でしたが、この日の午後には目標達成することができ、運搬に入りました。
 山での作業は開放感があり、とても楽しかったです。

 切り出した丸太は、運搬車を往復させてダンプトラックのところまで運び、ユンボでトラックに積んで、古吉野に持って帰ります。
 今日は約20本の丸太を持ってきました。
 明日、残りの丸太の運び出しをする予定です。
 
(あんな)

 

 

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〈一方、古吉野なのはなの畑部隊は…軽トラックにコンテナとスコップを積み、サツマイモ掘りへ出発です〉

 

 今日は1日サツマイモホリデー! 普段お仕事に行っているあけみちゃんや、どれみちゃん、たくさんの人と一緒に、今季第2弾のサツマイモ堀りです。太陽が照っていて、ポカポカしたサツマイモ掘り日和でした。

 まず最初に向かったのは、夕の子のサツマイモ畑。古吉野にあるコンテナ全てに、新しいスコップもたくさん用意されていて、いよいよ始まるんだな、と気合が入りました。
 この畑は、第1弾で畑の半分ほどをすでに掘っていました。残りの半分に植わっているサツマイモを全部掘って回収するのが、午前のミッションでした。

 私は、ゆきなちゃんとしなこちゃんとペアになって、ゆきなちゃんとしなこちゃんが掘ってくれた芋を、コンテナに回収していく役割に入りました。

 サツマイモは、口紅のような鮮やかなピンク色をしている鳴門金時と翠王という白いサツマイモを栽培しています。今日、掘り上げた中にはその翠王もありました。

 同じチームの3人で、「せーの!」と息を合わせて、掘るときに全神経を芋の植わっているところに向けました。ゆきなちゃんとしなこちゃんが、地盤ごとひっくり返すように大きく掘ってくれて、株を引き抜くときに、ツルを折らずに綺麗な形で収穫できました。大きい芋が入っているところは、続いていることが多く、マッチョのとても立派な芋が立て続けに掘れた時はとても嬉しかったです。また、1株に10つも芋がついている株があったりして、「焼き芋10人分だね!」とゆきなちゃんとしなこちゃんと喜んだ時間が幸せでした。

 

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 リーダーのやよいちゃんが、15分ごとにクイズ休憩を取ってくれました。クイズ、というのは、なのはなファミリーに関連するクイズのことで、出題者はサツマイモ堀りをしている全員です。誰でも出題していいので、クイズ休憩の時に、クイズを考えた人が挙手して、みんなに出題してくれました。

 1つの休憩に2問クイズがあって、みんなが出してくれるクイズが難しくて、でも面白くて、とても楽しかったです。古吉野にある楽器についての問題だったり、お父さんのお誕生日会で演じた国にまつわる問題…、普段生活していても、こんなにクイズに出来る事柄がたくさんあるんだなあと思って驚きました。クイズに答えるだけではなくて、クイズを出すこともできるので、サツマイモを掘っている間に少し考えてみることも面白くて、普段生活していても、こうしてたくさん質問やクイズを感じていたら楽しいんだなあと思いました。

 クイズ2問が正解になったら、またサツマイモ堀りを再開します。ほんの3分程度の休憩だけれど、体や集中力も休まって、再開する時は、また「やるぞ!」と気合が入ります。

 トリオの2人とも、途中で役割を交代しながら、たくさんの役割が出来るようにしました。夕の子畑が半分掘り終えたところで、私はスコップで掘る役割をさせてもらいました。スコップで掘ってみて、一度にずぼっと株を抜けるようにするのはとても難しいなあと思いました。

 サツマイモは里芋のように1か所に固まっていなくて、広がってなっています。だから、一度に掘るには、スコップを土に深くまで差し込んで、一気に土を盛り返さなければいけません。また、畝を超えて畝間の方まで芋が付いているときがあって、キズイモが出やすかったです。

 でも、少しずつ、遠くから掘っていくと、キズイモを出すことなく、一気に「せーの!」のかけ声で掘れるようになって、とても嬉しかったです。丸々と太っている芋、太くて長ーい芋、本当に立派なサツマイモがたくさん採れて、持ってみるとずっしり重たくて、こんなにたくさん芋をつけて、凄いなあと思いました。夏の猛暑を耐えきって、こんなに実るサツマイモがたくましいなあと思いました。
 
 夕の子畑のサツマイモ堀りがとても早くに終わって、午後の予定だった、桃横畑のサツマイモ堀りに行きました。桃横畑のサツマイモは、昨日みんなでツル回収をして、今日の午前の最初の時間に、マルチを回収してくれました。たくさんの人が準備に関わって、今日待ちに待ったサツマイモ堀りを出来ることがとてもありがたくて嬉しいことだなあと思いました。

 

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 桃横畑にスコップをさした時に、ザクっという感覚があって、体重をかけるとどんどん深くスコップの刃がのめりこんでいくようでした。桃横畑の土質は、夕の子畑の粘土質とは反対に、砂っぽくて、フカフカの土でした。そのため、スコップで掘っていても、どんどん掘れて、とても楽しかったです。
 粘土質の夕の子畑で育ったサツマイモ、砂地の桃横畑で育ったサツマイモ、どちらも色は濃くて大きくて立派でした。サツマイモはどんな土地を好むのだろうなあと思いました。

 

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〈1回目のサツマイモと合わせると、概算で約4トンのサツマイモがとれました〉

 
 
 午後も引き続き桃横畑のサツマイモ堀りを進めて、大きな畑も少しずつ掘る場所が狭くなってきました。ゆきなちゃんとしなこちゃんと1日トリオにならせてもらって、3人でかけ声をしたり、歓声をあげたり、チームワークが高まっていってとても楽しかったです。畑では活気のいい掛け声が飛び交い、たくさんの人とクイズを出し合ったり、協力して作業した時間が嬉しかったです。

 

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 最後はみんなで掘ったサツマイモを回収して、古吉野のロータリーに全てのサツマイモを広げました。ロータリー一面に並んだサツマイモを見て、今日1日でこんなにたくさんのサツマイモを収穫したんだなあ思うと、とても達成感があって、感動しました。こんなにたくさんのサツマイモが収穫できるなんて、なんて恵まれているんだろう、と思いました。
 
 息が白くなるぐらい寒い冬に食べる熱々の焼き芋や、みそ汁に入っているサツマイモ、冬には欠かせない大切な野菜です。今年も甘いサツマイモを頂けると思うととても嬉しくて、これからの貯蔵も頑張りたいです。

(りな)