「誰かの役に立つ知識に」 ひなの

11月2日

 今日は朝から雨で、朝食も9時だったので朝の時間も静かな落ち着いた気持ちで過ごせました。雨のせいか、少し眠かったりボーッとする感じもあったけれど、たまにそんな日があるのもいいなと思います。

 昨日から11月に入りました。1月の共通テストも、刻一刻と迫ってきます。月が変わると、やっぱり焦る気持ちが募ります。でも、逃げることはできないし時間は待ってくれません。遊びたいなと思ったりもするけれど、今身に付ける知識を必ずいつか誰かの役に立てられるように、今は目の前にある自分のやるべきことに全力で向かいます。
 
 年末に、アンサンブルでのイベント出演があることを教えてもらいました。ホテルでの出演だと聞いて、寒い冬に明るいホテルの中で楽器を演奏すること、そのときの空気を想像すると、それだけで暖かい気持ちになるし楽しみだなと思います。
 なのはな音楽祭の開催も発表されました。数か月前に、そういうイベントをするから何をやるか考えておいて下さいと話を聞かせてもらったときから、一緒にやろうと声を掛けてもらっていたことがあって、エントリーシートも提出しました。まだチームがどんな構成になるか確定ではないのかもしれないけれど、この音楽祭を機会に一皮剥けたいなという気持ちです。
 運動会もすると聞かせてもらって、それも参加させて頂きたいと思っています。

 期間を空けて何かイベントがあることで、内に籠もりすぎることなく勉強できる気がして有り難いです。それに、そういうイベントのときには思い切り遊べるように、と思うと切り替えがしやすいし、勉強にも集中しやすいです。

 自分のことになってしまうのですが、最近問題を解いていたら、今まで見た瞬間に諦めてとばしていた問題とか、初見の問題にも手を出すことができるようになってきました。特に数学は(解けない!)と思い込んでいるところがあって、すぐ投げ出してしまっていたれど、やってみると意外と解き進められたり、今までに7年分くらい解いたのですが問題によって問われ方は違うにしても使う公式は限られているし、パターンも似ていることが分かってきました。
 数学の問題を見た瞬間に拒絶反応みたいなものが出てしまうので、数学アレルギーのようになってしまっているんだなと思いますが、最近少しずつ楽しくなってきました。
 
 また、今は共通テスト対策をしているので数学はある程度は誘導があって、その中で出てきた計算をして数字を埋める、という勉強をしているだけなのに、今日少し2次試験対策の記述問題をやってみたら、今までは全く手が出なかったのにセンター試験の演習をする中で何かが身についたのか、大まかには自力で解くことができました。勉強したことが力になっているんだな、と少し希望を感じました。今まで、出来ない出来ないと思って不安だらけだったけれど、ほんの少しでも出来ると思える部分があると不安:安心=9:1くらいになりました。

 化学では計算問題がとにかく苦手で、化学反応式の物質の係数によって掛けたり割ったりとか、圧力の問題とか、どの数字を使ったら良いのやら分からなかったです。ただ数字と問題文とにらめっこするのではなくて、その問題の状況を絵的にイメージするようにしたら、普通に考えたらこうだよなと想像できるようになってきました。イメージできたら、そこに公式を使うと答えが出せる、ということが増えてきました。
 
 答えの分からないクイズほどつまらないものはない、とお父さんが教えて下さるけれど、今までの自分はまさにその状態だったと思います。
 化学もやっぱり、使う公式も限られているし、パターンも似ています。どれだけたくさん引き出しを作って、それぞれの問題に出会ったときにどれだけ適切な引き出しをスピーディーに引くことができるかなのかな、と思いました。その引き出しを作る作業がひたすら暗記することなのだと思いました。

 今、高田郁さんの『あい』を読んでいて、関寛斎さんの生き方がとても綺麗だなと感じます。
 医者を志して医学校に行き、医者として地域で診療を行っていたけれど、自分が学んで広めた蘭方医学が地域に根付いて、新しい医学も日本に入ってきた。そして自分は年を取り若い人たちが育ってきている。そうなったら、今度は残りの人生を北海道の開拓のために使って少しでも自作農を増やそうと志を立てていました。
 どこまでも自分の職業に拘らず、誰かのために利他心で仕事に向かい力を尽くしている姿とか、年齢とか状況を考えた上で自分が一番求めらている所に行く、自分が一番力になれると思う所に行く、という志の持ち方が潔くて綺麗だなと思いました。
 私もそういう志の持ち方をしたいです。

 合格したいとは思うけれど、どこの何学部に行くとしても、そこがようやくスタートラインなのだと思います。謙虚に、誰かの役に立つ知識にできるように勉強します。