「いつか目指したい人のように」 えみ

11月1日

*里芋の収穫

 午前中には大人数で第1鉄塔畑の里芋の収穫をさせてもらいました。お仕事組さんやあゆちゃん、りゅうさんもいてくれて、みんなでやるとあっという間に掘り起しまで終わってしまったのがびっくりでした。里芋はじゃがいもやさつまいもと比べて芋が1か所に固まってついているので、傷芋が出にくいそうです。株の太い茎の下にいくつものお芋が密集してついていました。私は調理する前の里芋をあまり目にしたことはなかったのですが、それでも今日収穫させてもらったものは大きくて綺麗なのだろうと見ただけで分かりました。掘り起こしをした後に株の根に入り込んでいる泥を落としていきました。その泥がすごく頑固で取るのが大変だったのですが、手でガシガシとこすっていくのがシャンプーをしているようで面白かったです。

 里芋は第1鉄塔畑と斜畑下を合わせて3トンぐらい収穫できたそうです。干し場所に困るくらいの量が取れていてすごいなと思いました。今年は豆に続き豊作続きで嬉しいです。また寒い時期に汁物などとしてみんなで頂ける日が楽しみです。
 余った時間には白大豆の作業も進められて、スピーディーで充実感があった午前中が楽しかったです。

 夕方にはハウスミーティングがありました。時間もたっぷりとあり、気になっていた質問に答えてもらえたことももちろん、他の人がしてくれた質問の中には言葉にはできなかったけれど自分の中で引っ掛かっていたことと共通する内容もあってお父さんの答えを聞けたこともありがたかったです。
 最近人と関係を取ることや責任をもって何かをすることが増えてから、小さい抜けや失敗の多い自分にあきれ、人から嫌われてしまうのが怖いという気持ちで苦しくなることあったのですが、二度としてはいけない失敗だけは必ず心にとめて、後は反省しすぎず、とらわれすぎないようにしようと思います。人からの評価は意識しない。ただ自分ができていないところは自覚して改善できるようにしたいです。

 夕食の放送があり、いつものように食堂に向かうと何やらソースのようないい香りが漂ってきました。お仕事組さんたちが企画してくれて、サプライズのお好み焼きが待っていました。見た目も美しくて、ふわふわでその中にキャベツの甘みが詰まっていて今まで食べたことのある中で一番というくらい美味しかったです。朝家庭科室で野菜切りをしていた時からお仕事組さんたちが楽しそうに横で大量のキャベツを切っていて、何があるのだろうと思っていたのですが、まさかこんなお楽しみを考えてくれていたとは思いませんでした。なおちゃんがずっと前からやりたいと志していたことだと聞いて、それを本当に実行してみんなを喜ばせてくれるお仕事組さんたちがすごいなと思ったし、ありがたいなと感じました。

 日々自分の未熟さにうんざりして落ち込みたくなってしまうけれど、常に前向きでいることを意識して、できない自分を楽しむくらいの気持ちでいたいです。いつか今自分が目指したい人のようになれると信じて、諦めないで希望を持ち続けたいです。

 夜の集合で一人ひとり歌や演奏をみんなの前で披露することになってから、夜の集合がより楽しみだなとは思うけれど、自分もそれをやることを考えるとどうしようと心配で夜も眠れないくらいでした。あいうえお順だと私は明日か明後日くらいには番が回ってきてしまいます。音楽センスが全くないので本当に困ってしまっているのですが、何とかできることをそれまでに考えておきたいです。