11月1日(日)「サトイモ掘り・憧れのユリ」

11月1日のなのはな

 第1鉄塔畑にダイナミックに葉を広げていたサトイモ。ついこの間、その葉が刈り取られ、いよいよ収穫の日がやってきました。
 畑に向かう途中、あゆちゃんとりゅうさんが軽トラに乗って畑に向かう姿がありました。今日は日曜日、りゅうさん、お仕事組さんとも一緒に、みんなでサトイモ掘りが出来るのです。それがとても嬉しくてワクワクしました。

 畑には、古吉野なのはなにあるコンテナを総動員し、スコップもスタッフさんが新しいピカピカのスコップを用意してくれて、とても気合が入りました。
 2人が畝の両側でスコップをさし、1人が掘られた芋から土を落とすトリオで収穫しました。みんなで畝に取りつくと、大きい畑が小さく見えるようでした。
 
 私はまえちゃんと掘る役割に入りました。掘った芋を、えみちゃんが土を落としてくれました。まえちゃんと、スコップの刃を深く入れた時点で、「せーの!」と言って、息を合わせて一気に掘り起こしました。すると、地面ごとごっそりと掘れたかと思うと、底にはサトイモの子芋がびっしりと詰まっているのでした。
 どの株を掘っても、とても立派で大きな芋の塊が出てきて、とても嬉しかったです。地面の中で、こんなに大きな芋がずっと長い間、大きくなっていたんだなあと思って、すごいなあと思いました。時にはみんなで虫つぶしをして、サトイモの葉を害虫から守ったり、時にはかん水で水をたっぷりと与えました。サトイモ担当の人や、みんなでしてきた手入れがあったから、こんなにもたくさんの芋が収穫できて、本当に嬉しかったです。

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 掘っている間、りゅうさんの元気のいい掛け声が聞こえてきたり、たくさんのグループから「せーの!」という声が聞こえてきて、活気がありました。私達も、夢中になって掘っていました。
 みんなで掘ると、あっという間に掘り起こしが終わって、次に、土落としに入りました。1人1畝を担当して、掘られた芋の土を落としていきました。
 
 もじゃもじゃのアフロのような根がたくさん生えていて、その根をあまり傷つけないように、土を剥がすようにして落としました。土を落としていくと、サトイモの原型が見えてきました。冬には、みんなでサトイモの毛を取ったり、イモ洗いをしていたなあと思って、今年もみんなで出来るのが楽しみだなあと思いました。
 
 土を落としたら、少し軽くはなるけれど、1株の芋を持ってみると、ずっしりと重たかったです。コンテナに芋を入れて、軽トラで古吉野まで運びました。軽トラが複数台で、サトイモが積まれたコンテナを古吉野まで運んでいて、改めて、大豊作なんだなあと思いました。

 

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〈コンテナで回収中のサトイモ。今回はおよそ3トンのサトイモがとれました〉

 

 斜畑下にもサトイモがひっそりと植わっています。斜畑下のサトイモも掘り起こされて、今日掘ったサトイモの全てが体育館横の軒下に集結しました。ずらーっとサトイモが敷き詰められて、息を飲むほど大収穫でした。
 あゆちゃんやりゅうさん、お仕事組さんとも一緒に、大人数でのサトイモ掘りがとても楽しくて、大豊作だったことも嬉しかったです。これからの貯蔵も頑張りたいです。

(りな)

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 園芸部では、寒さが厳しくなる前に、春夏に向けての球根の植え付けを行なっています。
 午後の作業では、先日、なのはなファミリー友の会の方がプレゼントしてくださった“オリエンタルユリ”や、念願だった八重咲きのスカシユリ、フリージアの球根を植え付けました。

 

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 ユリの花は、他の花とは格別な存在感や気品の高さがあり、なのはなのお母さんの好きなお花でもあるので、私たち園芸部のなかでも、とても大切にしているお花の1つです。
 オリエンタルユリは、日本原産のユリを交配してつくられたものと言われており、大輪で香りが強い、という特徴があります。

 頂いた球根は、オリエンタルユリのなかでも、本来スペイン語で『白い家』という意味を持つ、純白で香りの強い“カサブランカ”や白地に赤紫色のコントラストが大人っぽく印象的な“ビバリードリーム”、花弁縁が軽く波打つピンク色の花が可愛らしい“バリスタ”という3品種です。
 はるかちゃんと一緒に、ユーノス畑の一角に球根ゾーンをつくり、牛肥を入れてふかふかに耕した土へ、球根を大切に植え付けました。

 

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 自分たちでは、育てたいけれどちょっぴり高級な憧れのユリの花で、こうして球根を頂けたことが、本当にありがたく、嬉しいです。
 6月下旬から7月ごろに咲く予定で、とても楽しみです。

(みく)

 

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〈いつもなのはなファミリーを応援してくださる、水田さんからもたくさん贈り物をいただきました。 昔ながらのガーコン(脱穀機)や、テミ、カゴ、篩、藁の裁断機。部屋に置ける衝立もありました!〉

 
 

 

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 私のささやかな夢。
 なのはなのキャベツを見るといつも思い描く、丸く焼かれたあの姿。
 グリーンの生地に、茶色く艶めくソース。わくわくする香り。みんなで食べたい、なのはなお好み焼きの夢。

 私はこの秋、新しい畑のBチームの一員になりました。Bチームの担当野菜に、キャベツがありました。これはあたためていた夢を実現するときが来た! と思いました。仕事組のみんなを募って、一緒にお好み焼きを作ろう、と立ち上がりました。
 Bチーム自慢の、なのはな自慢の、美味しくて大きなキャベツをたっぷりと使って、美味しいお好み焼きをみんなで食べる、お好み焼きプロジェクトです。

 秋キャベツの収穫ができるのは、11月の初旬まで。私たちは、その収穫のリミットに合わせて、計画を立てました。
 試作をすること2回。できあがったお好み焼きを、お父さんお母さんにも試食をしてもらい、講評とアドバイスをもらいました。
 キャベツの大きさ、切り方、生地の混ぜ方、肉の焼き加減。目指すはキャベツの甘味と歯ごたえを味わえる、ふわふわかつ香ばしいお好み焼きです。

 キャベツは、朝収穫したばかりの新鮮なもの。ネギも、事前にお願いをして収穫をしてもらいました。Bチームのみんなで育てた野菜をふんだんに使った、スペシャルなお好み焼きです。嬉しさと、美味しく作る使命なるものを感じました。仕事組のみんなと、美味しく作ろう、と心をひとつにします。
 約11キロのキャベツをカットし、粉、だし、長芋……材料を計量して、さあ、スタンバイ完了です。ここから、お好み焼きドラマは大きな山場を迎えます。りゅうさんが助っ人で参加してくれました。

 お父さんが教えてくれた美味しいお好み焼きの作り方。それは、混ぜ方です。小麦粉を入れてから混ぜすぎないこと。それが固くならずふんわりと仕上がるコツです。私たちは、その混ぜ方を一番大事なポイントとして、作りました。

 そして一番難しかったのが、焼く温度と時間です。試作では、220度で6分で焼けました。しかし、しかしです。3枚の鉄板で焼くと、その時間で焼けません。追加で、3分。また追加で、と繰り返すうちに、刻一刻と近づく18時のいただきます。
 仕事組と、りゅうさんとで、祈るように、願うように、焼き加減を見極めます。2回目からは、温度を上げて焼いていきました。そうすると、時間もかからず、良い焼き加減になることがわかりました。

 

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 焼き上がった、お好み焼き。豚肉が美味しそうにこんがりとしています。よし、キャベツはふんわりと柔らかそうだ。端っこはかりかりで美味しそう。急いで食堂に持って生き、つやっとソースを塗り、マヨネーズは美しい模様にしあげ、青のりと紅しょうがで色を添え、最後は鰹節を踊らせます。

 ソースの香りがただよい、お好み焼きが並ぶと、ああ、思い描いた夢が叶った、と思いました。
 時間は少し押してしまいましたが、美味しそうにできあがりました。

 

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〈完成!〉

 

「いただきまーす!」
「うん、美味し。ふわふわだ」
 お父さんが、この柔らかさこそが美味しいお好み焼きだ、と太鼓判を押してくれました。
「こんなに美味しいお好み焼き初めて」
 お父さんお母さん、みんなの声が、嬉しかったです。みんなが喜んでくれて、みんなで笑顔で美味しいねといって食べるこの瞬間を思い浮かべて、企画をし、調理をしました。

 なのはなのキャベツで作るお好み焼きは、私にとってささやかな夢だったけれど、実際に作ってみると、そんなにささやかでもなかったような、山あり谷ありのお好み焼き物語。最後は、「美味しい」といっていただけて、大成功でした。
 これをなのはなレシピとして残して、キャベツの季節がきたら、必ず作る定番メニューにできたら良いなと思っています。
 
(なお)