「世界旅行」 れいこ

10月18日

お父さんのお誕生日会に、世界一周旅行をみんなでプレゼントできて、とても嬉しかったです。
 お父さんお母さん、お父さんのご友人、盛男おじいちゃんに喜んでもらえて、私たちも本当に楽しかったです。
 全8か国のパフォーマンスは、衣装や配色から、演出までとてもその国の雰囲気が伝わってきて、新しい出会いの連続で、面白くて、感動して、色濃い時間でした。
 私たちも一緒に世界旅行を体験させてもらえたようで、ステージで演じるみんなの姿を見ていると、こんなにステキなアイデアで、堂々と演じて、楽しいパフォーマンスのできる仲間たちがいることが、誇らしくて嬉しい気持ちになりました。
 あゆちゃんを始め、ゆりかちゃんやなおちゃんや、プライベートジェットの客室乗務員さんの演出もとてもステキで、まえちゃんの音響は本当にすごくて、チームリーダーさんからのメッセージも、おかえりなさいの演出も、細部まで思いのこもった会に心が温まりました。

 あゆちゃんが初めにチームのリーダーを集めて、お誕生日会の企画を発表してくれたのは、10月初めのことでした。
 今年は、コロナでお父さんお母さんが海外旅行に行けない分、私たちが世界一周旅行を作ってプレゼントするんだということを聞いたとき、なんてステキなことだろうと思いました。
 想像するだけでワクワクする気持ちと、でも同時に、ちょっと不安もありました。
 私は、アイデアマンではないし、短気なところがあって、楽しいことは得意じゃないんじゃないか、リーダーには向いていないんじゃないかと思う気持ちがありました。
 でも、今回のお誕生日会に向かう過程では、本当にスペインチームのみんなで作り上げたと思えました。
 誰一人欠かせない大切な仲間だと感じられたことが、とても嬉しかったです。
 それも、全部、お父さんに喜んでもらうためだから、どんなときも優しい気持ちに軌道修正することができたからだと思いました。
 くじけそうになったり、怒りたくなってしまったりしてしまったときには、心の中で「幸せのその日暮らし」を唱えました。

 私たちのチームでは、スペインの国を選びました。
 初めて顔合わせをしたときから、第3希望まで書かなければいけないところ、チームのみんなの心はもう、決まっていました。
 スペインに心惹かれて、どうしてもやりたくてたまらなくて、だから希望が叶ったときはとても嬉しかったです。

 初めに、みんなでたくさん調べ物をしました。
 スペインのことを知るために、地理や文化、基本的な情報から、面白いトリビアまでみんなで協力して色んな情報が集まりました。

 その中でも、スペイン語は日本語の語源になっているような言葉や、面白いことわざが色々あって、ぜひ紹介したいと思いました。
 例えば、スペインの国名は、「エスパーニャ」といい、うさぎの多い国という意味がありますが、スペイン語でうさぎは、「コネコ」という。
 美味しいは「ガスト」という、だけど食堂は「タベルナ」。
 ややこしいけれど、面白いなあと思いました。

 フラメンコに闘牛、パルマ(手拍子)にアンサンブル、やりたいことはたくさんあって、これをどう一つのパフォーマンスにまとめるのか頭をひねりました。
 ほしちゃんやりなちゃんと一緒に台本を作ったとき、ほしちゃんが時折、つぶやくつっこみがとても面白くて、りなちゃんが居てくれるとその場が和んで、楽しかったです。
 ちさとちゃんを中心にまとめてくれた替え歌の歌詞が、絶妙に歌詞がはまっていて、とても気に入って、みんなでたくさんコーラス練習をしました。
 歌うことがこんなに楽しいのは初めてかもしれないなと思いました。切羽詰まりそうになったとき、ちさとちゃんがいつも落ち着いて一緒に考えてくれて、必ずあるべき形に辿り着ける希望が持てました。

 まよちゃんが描いてくれたタペストリーは、お父さんお母さんがサクラダファミリアの前でフラメンコを踊っている絵で、とてもステキで嬉しかったです。
 演劇のセリフの言い方も、まよちゃんは情熱的なスペインの女性を再現するのがうまくて、みんなでああでもないこうでもないと、振り付けを作るのがとても楽しかったです。
 ひなのちゃんがいつも変わらずに、穏やかな笑顔を向けてくれて嬉しかったです。
 休日には、ゆずちゃんやよしえちゃんが、ダンスや闘牛の動きを考えてくれたり、衣装などもたくさん気にかけてくれて、一緒にできて心強かったです。
 そして、新しくみつきちゃんも、私のチームに加わってくれました。
 おそろいのフラメンコ衣装を着て、鉄琴でアンサンブルに参加してくれたり、メイクが得意で当日のヘアメイクもみんなにもしてくれたりして、嬉しかったです。

 本番では、みんな今までで一番楽しそうな表情や演技で、ステージを思いっきり楽しめた感じがしました。
 お父さんお母さん、ゲストの方々の表情がとてもあたたかくて、ほかのチームのみんながたくさん声援や手拍子をしてくれて嬉しかったです。
 最後の最後まで、みんなで粘って作り上げたステージでした。

 オープニングは、ブラジルのサンバに始まり、エジプトのクレオパトラからのメッセージの劇やミイラダンス、ドイツの可愛いフォークダンス、インドの「たじま はる」さんが主人公のコミカルな劇やダンス。
 デコチューはこのためにあったのか!と驚くほど美しい動物たちを表現したケニア、フィンランドの愉快なサンタたち、そして、最後を飾った、フランスのマリーアントワネットのお茶会の演出。
 本当にどのチームもステキなパフォーマンスで、今も頭の中でくるくると鮮明に思い出されます。

 今日はステキな旅を、家族みんなと満喫できて、最高の一日でした。
 たっぷり心のエネルギーをもらって、また明日からも頑張れそうです。
 本当に楽しかったです。
 おやすみなさい。