10月18日(日)「世界8カ国周遊ミステリツアー! お父さんのお誕生日会」

10月18日のなのはな

 待ちに待った、お父さんのお誕生日会当日です。
なのはなファミリーのみんなが、お父さんに喜んでもらうべく、お父さんに秘密で準備をすすめてきたお誕生日会の日です。

 しかし、お父さん、お母さんはこの日、古吉野から旅行に出かける予定が入っているのだと言われます。
旅の行き先は、世界8カ国周遊ミステリツアーです。
大きなスーツケースを持って、7番搭乗口に現れた、お父さん、お母さんは、お父さんの古くからの友人の方と、盛男おじいちゃんとご一緒に、プライベートジェット・ガルフストリームG350に乗り込み、飛行機は離陸しました。

 私は客室乗務員として、この飛行機に添乗し、機内でのおもてなしをいたしました。
客室乗務員の機内アナウンスが入り、1カ国目ブラジルに向けて飛行機は進みます。
機内では行く先ブラジルのパンフレットとともに、お父さんへのメッセージをお送りしました。

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機内では目的地の見どころやメッセージを書いたパンフレットを、お父さんに読んでもらいました。

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 ブラジルに到着すると、鮮やかな衣装を着たウボンケ民族の人たちが、お父さんたちご一行を迎します。
そして、賑やかな音楽とともに、サンバのカーニバルがはじまりました。
ダンス最大の見せ場では、白い幕のなかから、黄緑色のカラフルなヘッドアクセサリーをつけた男性ダンサーが登場して、踊りを盛り上げます。

 フィナーレにはダンスに加えて、管楽器メンバーによる演奏も入って、ポーズを決めました。

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 そして、ブラジルの民族との写真撮影を終えて、ブラジルの明るい音楽と民族の人たちの笑顔がいつまでも心に残るなかで、お父さんたちは飛行機に乗り込み、2カ国目エジプトへと旅発ちました。

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 エジプトでは、考古学者のファラ男さんと、魅惑的なツアーガイドのエジプト人女性たちと一緒に、「クレオパトラに出会う旅」がはじまります。
古代エジプトの王は3年に一度体力テストがあり、その結果によっては王権が交代したり、殺されてしまうこともあったというエピソードに驚きました。

 犬の頭を持ったエジプトの神が登場し、おもしろい歌と踊りで、ミイラ作りが繰り広げられます。そして、クレオパトラの魂が、肉体を持って、私たちの前に姿を現します。
ピラミッド作りはなぜ行われたのか?
その謎の答えは「幸せのその日暮らし」だったと、クレオパトラは教えてくれました。

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〈ツアーガイドのエジプト女性たち〉

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〈考古学者ファラ男さんのもとに、クレオパトラの手紙が届く場面から物語が始まります〉

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〈ミイラの身体を借りて蘇った、クレオパトラ〉

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〈守護神アヌビスも登場〉

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〈ミイラをつくり、クレオパトラの魂を呼びました〉

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 3カ国目は、スペインです。
明るく情熱的な気質の女性たち、幾人ものマリアが、妖艶に鮮やかに、お父さんたちをお迎えします。スペインの国の名前の由来だという、かわいいウサギも一緒です。

  マリアたちは、『リベル・タンゴ』にのせて、オペラのような美しい歌声と、スペインの見所を披露してくれました。
そこへ、お父さんのグランド・グランド・ファーザー、お父さんの先祖だという凛々しい闘牛士が現れて、黒い雄牛との決闘が、華やかに繰り広げられます。

 最後は、赤と黒の衣装を身にまとった美しいダンサーたちによる、フラメンコです。
お父さんは、「とても楽しかったです」と、笑顔をほころばせて、感想を話してくれました。

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〈闘牛士も駆けつけました〉

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〈美しいフラメンコ〉

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〈スペインの舞を踊るお父さんとお母さんを描いたタペストリーが、お父さんにプレゼントされました〉

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 4カ国目、インドに向けて、飛行機は飛びたちます。
インドでは、日本からやってきた「田島 晴(たじま はる)」という、見た目はインド人そのものだけれど日本人の青年と共に、インドの有名な地を巡ります。

 ガンジス川での沐浴でインドの洗礼を受けてから、町の食堂に行き、少年達とカバディというインドで流行のスポーツをし、段々とインド流に染まっていきます。

 ブッダガヤーで出会った謎の老人は、コブラの透視ショーを見せてくれました。
老人が笛を吹くと、壺の中から大蛇が鎌首をもたげて現れます。このコブラが、お父さんが引いたのと同じトランプを持って、壺の中から登場するという、不思議なマジックでした。

 街中に突然、巨大な白い雄牛が現れたり、ガンジス川の流れが現れたり、様々なBGMにのせて、まるで映画を観ているかのように観光地を巡っていきました。
そして最後は、華麗な衣装を着たインド人ダンサーによる軽快なダンスです。見たこともないような、ダンサーの素早い動きや、鮮やかな振り付けに、目を奪われました。

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〈カバディに挑みます〉

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〈仙人は蛇を使ったショーを披露しました〉

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 4カ国の旅を経て、お父さん、お母さんたちが、これまでの感想を話してくださいました。
お父さんは、「どの国も素晴らしかった。とても楽しいです」と、あたたかい満面の笑顔で、語ってくださいました。
お父さんのご友人の方は、この旅を、美しい、楽しい、おもしろいの「トリプルC」と名付けて、とても喜んでくださいました。

 お父さん、お母さんたちが、あたたかく、優しい笑顔で見守っていてくださるので、とても嬉しく、安心した気持ちで、次の旅へのご案内をさせていただくことができました。

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 5カ国目はドイツです。
ドイツの民族衣装を着た男性と女性たちが、ドイツのフェスティバルへとお父さんたちを誘います。
女性を男性が持ち上げて踊ったり、手足を打って踊ったり、アクロバティックな男性たちの踊りも見せてくれました。
中には、女性をめぐる喧嘩や平手打ちが振り付けになった、ユニークなダンスもありました。
和やかではつらつとした彩りにあふれた、衣装や音楽、踊りが、ドイツの魅力を伝えてくれました。

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 6カ国目は、動物王国ケニアです。
まずは、シマウマ、キリン、フラミンゴ。動物王国を代表する生き物たちが登場する、とても楽しいショーがひらかれました。

 司会のシマウマたちが、楽しくおもしろいトークでとてもテンポよく、動物達を紹介していきます。
動物達の生き生きとした様子や、素敵なポージングが見られて、会場が沸きました。

 そして、ライオンキングのオープニングを思わせる大迫力の歌と、動物達のコーラスにあたりは包まれました。
サークル・オブ・ライフ。自然の豊かさや雄大さを感じる歌に、心動かされました。

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 機内では、各国の案内とともに、客室乗務員のあゆちゃんがお父さんへのメッセージをお読みしました。
各国を担当するリーダーから、お父さんへのメッセージには、お父さんに出会って私達が生まれ変わったこと、大好きなお父さんへの感謝の思いがそれぞれの言葉で綴られていて、とても心に響きました。
大好きなお父さんをお祝いするべく、待ちわびている人々が、まだまだたくさんいます。

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 7カ国目は、サンタの国、フィンランド。
ナナフォントゥというピンクの衣装を着たかわいらしい妖精と、北欧のあたたかみのある衣装を着た少女達が、お父さんたちのことを待ちわびていました。

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ツリーとプレゼントに囲まれて、立派なヒゲをたくわえたサンタと愛らしいトナカイが座っています。
そこへ、あわてんぼうのサンタクロースと、オーストラリアからやってきたノリノリサンタと、芸達者、足腰達者の“お達者ロース”の3人が現れて、とても賑やかな楽しい様子です。

 お達者ロースのメインボーカルと、サンタや女の子たちのコーラスによるとても早口のポルカは、外はしんしんと降り積もる雪の中で、暖炉の側で心のあたたかさを寄せ合うような、いつまでも耳に残るメロディーでした。

 サンタ達は最後に、フィンランドのポルカの踊りを披露してくれました。
ペアのダンスがあったり、両足をぴょんと外側に跳ねるステップがあったり、それぞれのソロの踊りが見られたり、愉快でかわいらしい踊りでした。

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 最後の国はフランスです。
空港から降り立つと、星の王子様とフランスの偉人たちが、お父さんたちを握手で歓迎しました。
案内されたのは、マリー・アントワネットが特別なおもてなしをするときに使うサロンです。ここには、お父さんに是非会って感謝を述べたいと思っている人たちが集っていました。

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 マリー・アントワネットのおもてなしを受けて、客人達がお父さんに挨拶と感謝の言葉を言います。

 お父さんが好きな絵、カシニョールの『さくらんぼのタルト』のモデルの女性は、「本物の私を見つけ出してくれてありがとう」と、お父さんに感謝の思いを伝えます。

 画家のゴーギャンは、タヒチ島に焦がれる思いを、お父さんが理解してくれたことに心救われ、お父さんにお礼を言いたくてこの場に来たことを話しました。

 ココ・シャネルの「時代は私を待っていたの。それはなのはなの子も同じなのではないかしら? この世に生まれ、出会うべくして、ムッシュー小野瀬と出会った。時代はなのはなの子が生まれてくることを待っていたのよ!」という言葉に、勇気をもらいました。

 星の王子様と一緒に暮らすバラは、ワルツの踊りを用意してきました。

 ノストラダムスは、「1999年に預言は外れたと世間は言うが、それは本当なのか?」今の世の中の危機を誰もが見て見ぬふりをするなかで、なのはなファミリーのウィンターコンサートを見に行ったときに、自分の預言と同じことを訴えていること、そこに答えがあることに感激して、この脚本を書いたのは誰なのだろうと思ったところ、それがお父さんだったとわかった感動を、お父さんに述べました。

 ジャンヌ・ダルクは、神様からもらった使命を果たすため、まっすぐに勇敢に駆け抜けてきた20年間と、お父さんとお母さんと子供達のこれからの日々が、同じように輝くものでありますようにという願いを込めて、旗をお父さんに贈りました。

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 このパーティーの締めくくりに、フランスの踊り、カンカンを踊りました。
星の王子様の魔法によって、各国のダンサー達が集結して、お父さんたちを囲んで、総勢70人が華やかに踊ります。どのダンサーの表情も、お父さんへの大好きな気持ちがこもって、心から輝いていました。

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 そして、星の王子様の魔法で、お父さんたちは古吉野へと帰ります。
お父さん、お母さんの帰りを待ちわびていたなのはなの子たちが、
「お帰りなさい! 話を聞かせて!」
と、お父さんたちを出迎えます。
こうして夢のような一時は過ぎて、みんなは古吉野へ帰ってきました。

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 お父さん、お母さんが喜んでくれて、あたたかい気持ちで心がいっぱいになりました。
今回のお誕生日会は、お父さんを世界一周旅行にご招待するというアイデアをもとに、お父さんには秘密で、すべての準備をすすめてきました。

 質をより高い物にするために、チームの垣根をなくして、歌やダンスや演出や制作で、チームの枠を超えて協力して、みんなで良いものを作って、お父さんに喜んでもらいたいという気持ちで向かってきました。

 その過程は、特別な楽しい時間でした。

 私はかにちゃんチームで、演劇や舞台美術の制作をさせてもらいました。
フランスの国のこと、その国に生きた人たちのことを調べて、言葉にし、お父さんに伝えるということ、それぞれの人物をより深く理解しようとして、人物になりきって演じることで、フランスの偉人達の生き様がひしひしと感じられました。

 ジャンヌ・ダルクや、マリー・アントワネット、ゴーギャンやノストラダムスたちが、お父さんや私たちのことを、こうして見ていてくれて、応援してくれているのだと思うと、とても力が湧いて、希望に思いました。

 その一筋の希望を、フランスの偉人たちの姿を借りて、お父さんに伝えました。お父さんがとても喜んでくれて、嬉しかったです。

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 エジプトのチームは、本番前日のゲネプロでお母さんからアドバイスを受けて、はじめは16ページあった脚本を4ページの長さまで減らして、夜の時間に練習を積み、新たな台詞を覚えて、15分間のパフォーマンスを最高のものに仕上げました。

 そのようなエピソードを、食事の席でチームのみんなから聞かせてもらうことも楽しかったです。こうした過程で、チームみんなとの絆がより深まっていくことにも心温まりました。

 当日の音響はまえちゃんが担当してくれて、ピンマイクやBGMや効果音を会の間ずっと調整し続けてくれました。そのお陰で、今回のパフォーマンスが実現しました。

 本番が近くなってくると、チームから各1人ずつが台所作業に入り、食事の準備を回しました。当日の昼食は、お父さんのお祝いのメニューで、エビフライの載ったカレーと、手作りのえびすカボチャのモンブランを食べさせてもらいました。

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お祝いの、えびすカボチャのモンブランを台所の河上さん、なっちゃんがみんなに振る舞ってくれました。

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 お父さんへの感謝の思いを込めて、みんなの力で作り上げた世界8カ国ミステリーツアー。そのすべてが、幸せに包まれていました。
お父さん、お母さん、私たちの旅の次の行き先はどこになるのでしょうか?
お父さんのお誕生日会を通して、また一皮剥けたみんなと一緒に、次なる新しい旅に向かっていきます。

(ゆりか)

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