「日常に」 まち

10月5日

 朝、えりさちゃんとダイコンとカブのこれから一週間の予定を立てました。えりさちゃんは私の言うこともきちっと聞いてくれるし、それを踏まえて自分の意見もしっかり言ってくれるから、とても優しくて頼りになってありがたいです。今のところ、カブは発芽率が7割~8割ですが、ダイコンが絶好調で、虫食いもなく発芽率も95パーセントくらいで、元気に成長しています。美味しいダイコンをたくさん穫れるように頑張りたいです。お母さんの好きなダイコンを、あわよくばみんなで丸かじりとかしてみたいな、と思います。

 人生って楽しいものだと思います。厳格で偏屈な父親の影響で、私は人生は戦いだと思っていた節があります。人より優れていないといけない、何でもできないといけない、常に人は敵で、自分との戦いで、いかに自分は人よりできて人より上にいくのか。それだけが人生のテーマで、自分にできないことがあったら、それはありえないことで苦しみでしかありませんでした。人生は常に自分との戦いで、人は全部敵で、苦しいものだと思っていました。だから生きる事が苦しくてしょうがなかったです。

 でも、違います。人生って楽しいものだと思います。優しくて温かいものだと思います。えりさちゃんみたいに、みんな私を受け入れてくれていて、優しくフォローしてくれるし、私ができなくて苦手なことは、利他心のあるみんなが助けてくれる。逆に、重たい荷物を運んだりとか、私が得意なことは、私が積極的にやって、私が人のために役立てるように、自分の能力を使える。こうやって、得意、不得意なことはあるけれど、それを支え合って、結果として、全体でできないことは一切無くて、なんでもできてしまう。みんなで助け合えば、なんでもできてしまう。人と助け合うから人生は優しいし、できないことがないから、人生は楽しいのだと思います。何も恐れることがないのだと思います。

 父は薬を飲みながら通勤し、もうぼろぼろになりながら働いていました。その影響で、私も、自分の体調を崩すのが当たり前でも、それでも働いてきました。毎日頭痛薬を飲みながら出勤し、リポビタンDを3本飲んで、自分を奮い立たせて働いて、稼いだお金で自分の存在価値を図り、休日は家にこもって苦しくなると過食嘔吐して、また翌日は同じように薬を飲んで出勤しました。こんな人生なにが楽しいんだろう、と思いました。こんなはずじゃなかったような。父に言われて、頑張れば、高学歴なら幸せになれると聞いて、その通りに頑張ってきたはずなのに、そして学歴を手に入れて、自由も手に入れたはずなのに、人生苦しいことばかりで、何か楽しくない。こんなはずじゃなかった気がする。だから、私はなのはなで人間としての本当の幸せを知って、人のために動ける自分になって、ちゃんと人生を正しく生きていくようになるのだと思いました。

 何度も日記に書かせてもらっていますが、本当に、ここのところ、みんなが優しくて、困ってしまいます。というのは冗談なのですが、本当にみんなが優しく感じます。きっかけは分からないけれど、もしかしたら、映し鏡というものかな、と思いました。結婚式をして、私は幸せな気持ちになって、みんなの温かさを知って、みんなのことをもっと好きになって、なのはなのことももっと好きになって、お父さんから自分の姿は神様からもらった借の姿、自分も大事にすること、と教えてもらって、自分のことも好きになって、毎日をもっと楽しく、日々感じる幸せに感謝しながら生きていくと、みんなが優しくて、本当に温かくて、そんな環境にいられることがありがたいと強く思うようになりました。そう感じると、みんなの優しさをちゃんと正しく受け取ることもできたり、映し鏡だから、みんながもっと優しく接してくれたり、自分を大事にしてくれるのだと思いました。映し鏡だから、私は、もっとみんなのことを好きで、みんながくれる優しさとか、私を受け入れてくれる温かさにもっと感謝して生きていきたいです。きっと、みんなの優しさは、映し鏡もあるけれど、みんなも私も、同じように成長しているのもあると思いました。それって、とても嬉しい事だと思いました。

 人を癒したり支えたりできる人間になりたいです。利他心を原動力に、みんなのことを好きな気持ちで生きていきたいです。能力がなくても、人を安心させたり、一緒にいて穏やかな気持ちになったり幸せな気持ちにさせられるような人間になりたいです。お父さんとお母さんからプライドももらっているのだし。優しい気持ちを持って、生きていきたいです。

 幸せとは日常に散らばっているものだ。上へ、上へと昇り詰めた先にはない、人からの評価のもとにもない。人と人との間にしかないものだ。優しい気持ちだけを持っていれば。それだけで、私は幸せになれる。みんなが幸せになること、笑顔になること、嬉しそうにすること。それが私の幸せです。優しく生きていきたいです。明日も楽しく生きていけますように。読んで頂いてありがとうございました。