「誰に何を見せたいか」 ゆきな

10月5日
 
 午前中、ハクサイの虫潰し、土寄せ(イレギュラーだと思うのですが、軸が見えているものを土で隠し、株が真っ直ぐ立つように土を寄せます)、追肥をしました。山畑西にある畝は23畝ほどで、人数は5人、2時間半。準備などもして、ネットがけをしてと、思うと、できるだろうか、というのを一瞬チームで感じたけれども、全体でもう切りよくやってしまいたいという思いでした。

 ハクサイは定植したころは、葉が白くなっていて元気がなかったのですが、化成肥料と液肥でかなり元気になっていると感じます。今は、本葉7枚ほど、葉を広げた直径は大きくて15センチになっています。若干、緑が薄くなっていて、今日やる牛肥で良くなるのではと、良い予感がします。
 新しく生えている葉は、ハクサイ特有のシワ加減で、ちょっとチクチクしています。小さな葉はアップルミントのようにも見えて、可愛らしいです。確実に大きくなっているのが心の癒やしに思えました。

 途中で配膳で抜けたのですが、その時は作業の半分以上を終えられていて、もしかしたら終わるのではないかという希望が見えていました。昼食の席で、終えることができたと聞かせてもらって嬉しかったです。
(話を省略し過ぎて済みません)
 あと、畑の中に2メートル幅の軽トラ道を作ってあるので、それがとても便利でした。軽トラが入れて、牛肥の運びが楽で、やりやすかったです。


 お楽しみ会準備では、製作物を作り始めました。まえちゃんが中心になって、まえちゃんがデッサンしたものを使い、それを段ボールに横1メートルほどの大きさに拡大して書いていきました。それを書くときに、横幅は1メートルで書くけれども、縦幅はどのくらいが良いだろうか、と思い、手や頭につけるのならつけやすいような幅で良いのではないか、と思いまえちゃんに聞いてみました。まえちゃんはズバッと、つけたときに格好良いと思える幅で描いて、と話してくれました。

 ああ、そう考えたらよかった。誰に1番何を見せたいか、を思ったら、自分たちのつけやすさを優先するよりも美しさ・格好良さ・面白さ、そういう部分を重視しなければ、楽しくないと思いました。いつも目の前には見せたい人を思い浮かべながら、その人がどう反応するだろうか、予想外な気持ちになるだろうか、そう思いながらものを作った方が楽しいです。やっていて、意味があります。私はつい、一点の主観的になりやすくて、もう少し視野を広くして、先々をイメージして立ち止まらなければと思いました。

 描いていたものを描き直している最中に、まえちゃんが現れて、まえちゃんが段ボールに私の代わりに拡大バージョンを(鼻歌を歌いながら)描いてくれました。ここにこういうのを描くといううっすらとしたデッサンを描いて、そこから濃く鉛筆で流れるように手を動かしていきました。消しゴムで消すこともなく、描きたいものが形つくられました。迷いがなくて、まえちゃんがただ格好良くて、まえちゃんにたくさん助けてもらっているように感じました。

 あと2週間あるといっても、時間を見つけて作らないと、完成しないようなものです。楽しんで、その時だけではなくて、また何かに使えるのではないか、と思えるものを作りたいです。