「ベストな野菜作りができるか」 なつみ

10月4日

 朝目が覚めると、寒くて(布団から出たくないなぁ)と思ってしまいます。
 それでも何とか、ヨイショー! と起き上がって、作業用帽子をかぶって、青い長靴(内側に、なつみの「な」を書いているのがお気に入り)をはいて、畑に向かいます。
 今朝は少し雨が降っていて、ピーマンの収穫は中断になり、ゆずちゃんと任された作業が終わったら行くはずだった、ほうれん草の種まきに行きました。
 6から8条の条間10cm、株間15cmで種を蒔くほうれん草は、かなりの密植だなぁと思ったけれど、ほうれん草にとっては、仲間が近くにいて寂しくないだろうし、隣人(隣株?)に栄養を取られまいと、一株一株が一生懸命栄養吸収しそうで、なんだか想像するだけで、面白くて嬉しい気持ちになりました。
 
 濃いピンク色の3㎜ の種は、間引きでお互いを傷つけあわないよう、1センチほど間隔を取っての2粒蒔き、その後スプーン3分の1ほどの培土と燻炭を被せて完了です。
 1粒の種に願いを込めて、集中して蒔きました。種まき特有の洗練された、澄んだ空気感がとても気持ちよく感じました。
「ある面積で、どれだけ良い野菜をたくさん育てられるか」
 やよいちゃんが先日のAチームの集合で話してくれたことを思い出すと、手間やコスト、時間、いろいろな視点から、いかにベストな野菜作りができるかを考えるのはすごく面白いです。(ニンジンも1畝に6条あったのはびっくりです)
 お父さんはいつも、いろいろな視点から物事を見て、普通の人が思いつかないような、心が躍るものすごく面白いアイデアを出すから、お父さんのお話はとても興味深くて楽しいなと思います。
 秋冬野菜、自然相手に簡単にいくとは思わないけれど、どの野菜もうまくいくよう、心と体と頭、しっかり使って動いていきたいです。

「すっごくいい香りがする!」
 お昼のプレートに乗っている、マンゴー色の食べ物は、おじいちゃんがよく話してくださる「ポポー」というものでした。
 あゆちゃんの「おいしい!」という声が聞こえて、少し食べてみると、一気に南国に連れていかれる、さっぱりしたマンゴーのような味となめらかな舌触りに、癒されるような甘さで、とにかくとーってもおいしくて、目がいつもの1.5倍開いていたと思います。
 おいしくて、気になって、ポポーの木を調べてみると、なるほど、古吉野でも露地栽培で育つ理由がわかりました。耐寒温度がマイナス30度なのです。
思わず(私より強いじゃないか!)とツッコミをいれてしまいました。
 5年目で初めてこんなに甘くておいしい実をつけて、 確かに長い間待つのは結構辛抱だけど、強くて甘くて、ポポーがかなり魅力的なものに見えます。
 池上桃畑の近くにあるようなので、ニンジンの見回りが終わったら 「おいしかったです。ありがとう」と、声をかけて、顔見知りになってこようと思います。(今から楽しみ)とーってもおいしいポポー(アメリカのカスタードアップルと呼ばれているのだそう)をみんなと頂けて、幸せでした。ありがとうございます。

 今日も一日ありがとうございました。今、体育館からソフトバレーボールをしている、いろいろな叫び声が聞こえてきました。とても楽しそうで、こっそりのぞきに行こうと思っています。
 おやすみなさい。