「利他心だけを原動力に」 まち

10月4日

 おとといお父さんからみほちゃんの話を聞いて(お米がコンバインにザーっと入っていく光景に幸せを感じた、依存が消えていく感覚だった)、依存から抜けるということは、日常の幸せに気付くということなのか、と思いました。上を目指して、頑張れ頑張れと言われて、世間でいう「勝ち組」にならないと幸せにならないという幻想に囚われて、底なし沼のような努力を続けて、その先には幸せなんてなく、絶望と苦しみだけが残る。そうじゃないって思いました。幸せは日常にしかないんだよって、本当にそう思います。

 自分が何者でもないことを感じます。なのはなの一部でもなく、ただみんなに溶け込んで、ただなのはなの一人であるということ。それにとてつもない幸せを感じます。ずっと、生まれてから、特別でなくてはいけない、人より秀でていないければいけないのだと思い込んできたけれど、そうじゃない。ただ何者でもない。それでも、みんなものすごく優しい、温かい。私のことをものすごく好きでいてくれて、そこにいるだけで笑顔を向けてくれる。特別じゃなくても、特別扱いされたような優しさ、温かさを感じる。ものすごい幸せを感じる。最近、特に顕著にそれを感じます。

 ただ、そこにいるだけでいい。その感覚を、私は今感じています。仕事ができないといけないとか、発言しないといけないとか、半ば強迫観念のように囚われていた部分もありました。人が多ければ多いほど、そうじゃなきゃ! と思って、やらんかったらあかん、怒られる、落とされるって、思っていた部分もありました。みんなの中にいるからこそ、治っていく理由も、分かった気がしました。こうして認識を正しくしていって、楽になっていくのだと思いました。

 自分の事になってしまうのですが、私自身も変化を感じていることがあります。結婚式の準備で、サムナイツの藁スカートに付ける花を、レイを解体して作っていました。私は細かい作業とか、何かの作成が苦手で、苦手というよりも、楽しさを感じたことがなかったのですが、それがものすごく楽しく感じました。いつまでも出来てしまうと思いました。みんなが使う花を綺麗に作れることに喜びを感じました。作っているだけでわくわくしました。あと、野菜切りとか、料理とか、朝食当番で朝の味噌汁を作ることとかに、ものすごい喜びを感じます。料理なんて苦手でした。ましてや人が食べるものなんて、作りたくありませんでした、人からの反応が気になってしまっていたからです。私にとってそれは仕事に近い感覚でした。義務感で行っているものでした。でも、今はものすごく楽しくて嬉しいんです。みんなが食べてくれる、私の好きな人が確実に食べてくれる、私の大事な人が食べてくれるんだ。みんなの反応を想像しただけで、喜びが湧いてきます。すごく嬉しいんです。この変化が、自分にとってはものすごく大きいと思いました。人に出す料理なんて、二度と楽しいと思えないだろう、それは自分の性格だろうって思っていました。心って本当に変わるだと思いました。心からじわじわ湧いてくる幸せを感じることができました。

 なのはなでは、何もできてもできなくても、それでいいんだよって聞いてきました。私は正直、それが理解できませんでした。なのはなに来ても、外の世界のように何ができる、できないで評価されて、できないといけない、そうでなきゃ自分の価値がない、人よりできていないといけない! と思っていました。外の世界と同じように頑張ってきました。でも今は、何もできてもできなくてもいい、という感覚が分かります。それはできないことにあぐらをかく、ということではないです。利他心だったら、できないことがないからです。できるできないを一人の観点で見たら、それはあるかもしれない。でも、みんなの中の一人、という観点で見ると、利他心で包まれている環境だから、できないこと、不可能なことなんて一切ないんです。もし一人だったらできないことがあっても、みんなで手を出しあって、力を合わせれば何でもできるからです。それに分かったとき、楽になって、肩肘張ってやっていた自分がなんか違うな、と思いました。だから作業とかのテンションが違ったり、一人で騒いで迷惑を掛けてしまっていたのだと思いました。なのはなの社会の中の一部であること。みんなの中に溶け込んで、利他心のもとで仕事をやっつけていくこと。それが嬉しいし、そうやって気が付くことで、認識が正されていくのだと思いました。

 お父さんの誕生日会の準備が楽しくてしょうがないです。わくわくします。未知だけど、どんなものができるんだろう、これからみんなとどんなことを作り上げていけるのだろう。すごく楽しみです。今日は雨も降ったし、畑への恵みの水をもらえたし、お仕事組さんとか、みんな揃って準備ができて嬉しかったです。明日も準備ができそうで、とても楽しみです。

 もう、自分はだめだめでもいい。ただ、利他心を持って、みんなと動けることで幸せを感じて、それだけで生きていきたいです。利他心だけを原動力に生きていきます

 今日、なおちゃんの税理士のバッヂを見せてもらって、すごい、と思いました。でも、なおちゃんは、ものすごく謙虚でした。何がすごいの、という感じで、そこにいました。私だったら、私、こんなに頑張ったんだよ、すごいでしょ、と、ちょっとは偉そうにしてしまうかもしれない。でも、なおちゃんはそれが一切なくて、だからすごいと思いました。どこまでも謙虚で、でもそれはへりくだるものではなくて、ただ自然と、お父さんとお母さんとなのはなファミリーへの感謝の気持ちと、自分の運命を受け入れているような穏やかな空気をまとっていました。なおちゃんが本当にすごいと思いました。とても以前、症状に翻弄されていたように思えませんでした。ものすごく素敵だと思いました。

 なおちゃんは、本当に素敵です。怖い物がなくて、ただ利他心だけで、生きているように感じます。誰と話しても、すっと打ち解けて、優しくて面白い存在であり続けてくれます。すごいと思います。かっこいいと思います。

 利他心だけで生きていきたいです。正しく、向かっていけますように。目指す方向に、自分も行けますように。毎日にもっと感謝して、みんなと過ごせることに喜びを感じて、人のための自分となれますように。読んで頂いてありがとうございました。