「見続けて」 ちさ

10月4日

 今日は日曜日で、一日みんなと過ごすことができてエネルギー補給されました。
 お父さんのお誕生日会に向けて準備が始まりました。今日は私のチームは午前中に分かれて材料集めをし、午後にみんなで共有して固めていきました。
 私はえみちゃんと全体のパフォーマンスのイメージの材料集めをしていきました。何かを生み出したりするのはこんなにも楽しいのか、と思ったくらいの時間でした。
 
 しかし正式にかくと、前半はその真逆だったのです。やっぱり生み出すことはすごく苦手……、感じていないふりをしていながらそんな気持ちが顔を出していました。なかなかしっくりくるものに出会えなかったり、膨らますことができなかったり、自分がえみちゃんを、巻き込んでつまんないかな、と。
 行き詰った時に、原点に返ってもう一度リーダーのまえちゃんにイメージを聞いたりしました。そのときに、何か使えそうなパーツ集めをしてほしい、とまえちゃんが言ってくれた言葉が印象に残りました。
 
 昨日みんなで集めて路線を考えました。自分はそれにすごくとらわれて、最初の案の土台にもかかわらず、こんなイメージのもの、と、完成形としてイメージを持ちすぎていたのだと気が付きました。お父さんお母さんがよく話してくださる、小さく生んで大きく育てる、というのが、頭ではわかっていたのですが、それが難しく感じていた理由はここにあったのだと気が付きました。たった一つの色眼鏡の違いで、同じことをやっていても、青色にも見えるし、赤色にも見えるし、別世界になるんだということを改めて感じました。クリーンのメガネで世界を見れる方法はたった一つで、自分から離れること、ただそれだけなのだということも思います。

 えみちゃんと、これ使えそう、これ面白い、これみんなに見てもらいたい、と、話しながら探していく時間は本当に楽しいもので、時間が驚くほどあっという間に過ぎました。具体的なアイディアは18日までは内緒です。が、これやってみたい、と材料集めをしながらときめいたとき、竹で作りたいね、とか、この部分はこうやってやってみたい、このポイントは絶対みせたい、と、考えているとものすごくワクワクして、話し始めたら止まらないほどでした。久しぶりにこんなにも話しました。同じくらい、えみちゃんやチームのみんなが楽しそうに乗ってくれて、すごくうれしかったです。こんなにワクワクした気持ちになって、こんなに内側から湧き出てくるようなキラキラした気持ちになりました。

 みんなが自分のそんな気持ちを引き出してくれました。きっと一人で同じことを調べて、同じだけのアイディアやデータを得たとしても、見つけた瞬間はうれしいかもしれないけれど、その瞬間だけの嬉しさで終わりです。その嬉しさのつぼみは膨らむことはありません。だけど、今日みたいに誰かが、同じようにうれしそうな笑顔で、うんうんと肯定してくれながら聞いてくれると、すっごくうれしい気持ちになって、もっと話した気持ちになりました。人と人との間にしか生まれないんだな、とつくづくと思いました。

 自分が勝手にバリアを張っているだけ。
 最近、話したいことはあるのに、思ったままに、溢れてくるように純粋に人と話したりできないことにさみしさを覚えていることについて、昨日お父さんがハウスミーティングでそう答えてくれました。まだお父さんが言っていた言葉が、言葉としてしか受け止められていない部分もあったけど、少しその通りだなと実感しました。
 自分にこだわったこの殻を破りたいです。今回の会もそのひとつのチャンスだと思いました。まだ分厚く殻でおおわれているけれど、向けた先の、真っ青な空が広がって、風通しがよくて、太陽の光がいっぱいに差し込んでいる、そんな世界を見続けて、あきらめないで変わっていきます。

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 お昼のお父さんお母さんのお話がとてもありがたかったです。
 一人にならないで、気持ちはもちろん、物理的にもみんなの中にいます。
 依存症は怖いです。いつでもすぐ後ろから私を襲ってきます。自分が追っている宿命をしっかり見据えて、どんなときもあぐらをかかないで、腰低く、誠実にあり続けます。
 
 バレーの時間になりそうです。今日はチーム替えしてから初めてなのでとっても楽しみにしていました。あゆちゃんりゅうさんチームや、あゆみちゃんひでゆきさんチームもあって、ものすごく楽しみです。私はのりよちゃんとお父さんお母さんチームに入らせてもらうので、お父さんのひゃっほーが聞けるように(聞きたいので)、しっかり頑張りたいです。

 短いですが、行ってきます。
 読んでくださりありがとうございました。