「アケビ」 なつみ

10月1日

「え? これが種……?」
 茶色くて、長方形の角張った種。(勿論ものすごく小さい)これが、これから蒔く春菊の種でした。
 私が見たことのある種や、聞いたことのある種は、丸くて、青だったり白だったりしていたけれど、春菊の種は、本当に花からとった種という感じで、ザ・種なのです。
 
 やよいちゃんがお手本で種まき方法を教えてくれました。
 ほんの少し人差し指で1つくぼみをつけて、そこに種を2粒、1センチほど間隔をあけて置きます。次にスプーン3分の1の培土と一つまみのもみ殻燻炭をかぶせて完了です。
 最初に、一人ずつ種まきチェックをやよいちゃんにしてもらってから種まきを始めていきました。チェックしてもらってから、種まきすると、自信をもっておどおどせず、集中して作業できてうれしかったし、ありがたかったです。

 種を穴においてから、目を離すと、どこに自分が種を置いたか分からなくなって、恐怖を感じました。(浅くて穴のくぼみさえ分からない……)
 色が土色で、小さな木の皮みたいな形で、視力1.8ある私でも、木の皮なのか、種なのか見分けがつかなくて、かなり焦りました。
 丁寧に、丁寧に。慎重に、慎重に。
 実は初めての種まきで、本当にずっと(発芽しますように)と1粒1粒祈るような気持ちで、集中して蒔き続けました。
 心を使う、重要な作業に入らせてもらって、とても緊張したけれど、とても楽しくてうれしかったです。
 発芽を願って、明日からこっそり道路側ハウスに通いたいと思います。

 今夜は、さくらちゃんと採ってきた野生のアケビをみんなと頂けて嬉しかったです。
 ニンジンの畑から帰る道中で、見つけた謎の木の実がアケビで、みんなから、「おいしいんだよ」と教えてもらって、ゆったりモードの時間に採ってきてしまいました。
 二股に分かれた木の棒を探したり、私が「抱っこするから採ろう!」と言って、さくらちゃんを抱っこして採ろうとしたり、収穫数は8個だけだけれど、とても面白くて、やっぱり一人で行くより、誰かと行ったほうが百倍楽しいと思いました。
 途中で、さくらちゃんがむかごも近くにあることを教えてくれました。
 細長いさかさまのハートのような葉っぱがむかごの葉っぱで、蔓にむかごがついていました。 
 私の住んでいたところの近くには、庭木などしかなくて、林とか山とか一切ないところだったので、木の中を歩くのはとーっても楽しくて、ニンジンの畑に行くも一日の中の楽しみの1つになりました。
 明日はなにがあるか、楽しみです。
 
 今日も一日ありがとうございました。明日はサツマイモ堀りがあるそうで、どのくらい大きな芋が、たくさん採れるのか楽しみです。
 おやすみなさい。