9月28日(月)「紫黒米の脱穀・盛男おじいちゃんの乾燥機」

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9月28日のなのはな

 家族みんなでの手狩りから、18日。光田んぼ上には、大蛇にでもなりそうな、ダイナミックで迫力のあるはぜが立てられていました。みんなで力いっぱい稲束を縛って、かけたはぜは、倒れることなく、乾いてよく目にする藁の黄色になっていました。

 今日はこの、みんなでハゼ立てした紫黒米の脱穀がありました。盛男おじいちゃんが来てくださって、永禮さんもコンバインに乗ってきてくださり、とても嬉しかったです。私は脱穀の作業に入らせてもらうことは初めてで、みんなで美味しい紫黒米を頂くための大切な作業を出来ることが嬉しいなあと思いました。

 永禮さんがコンバインを、はぜのすぐ前に付けて下さり、脱穀は始まりました。みほちゃんとりんねちゃんが、はぜにかけた稲束を永禮さんに渡して、永禮さんがコンバインに入れて脱穀して下さいました。最初は、今年のしめ縄や、敷き藁をする用の藁を取るために、藁を粉々にせずに進んでいきました。

 

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 私は、コンバインから出てきた藁から、取り残した穂を収穫する役目をしました。でも、本当に綺麗に穂だけなくなっていて、凄いなあと思いました。どうやって籾だけ綺麗に取っているのかなあと思って、コンバインの仕組みが不思議で面白いなあと思いました。稲わらが一山取れたところで、次はコンバインの後ろから、強い風と共に細かく砕かれた藁が飛んできました。さっきまでは藁が綺麗に出てきたのに、藁を細かく砕くこともできるんだ! ととても驚きました。

 なつみちゃんがコンバインから出てきた藁を熊手で掻いてくれました。その中から、落穂を拾いました。ガーー、というコンバインの音と、前から巻き起こるコンバインの風が、迫力があって、かっこいいなあと思いました。 
 藁の中から落穂を探すのは、間違い探しをしているみたいでとても楽しかったです。出来るだけ、たくさんの紫黒米を救うために、必死になって落穂ひろいをしていました。 
 コンバインを追いかけながら、どんどんはぜにかけられた稲がなくなっていきました。あっという間に1本田んぼにでーんと立てたはぜも脱穀が終わりました。

 

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 盛男おじいちゃんが立ててくれたはぜを解体するのはとても名残惜しく、はぜが1本ないだけで田んぼがガランとして、寂しい気持ちになりました。 
 でも、籾がパンパンに入った袋は、どんどん増えていきました。コンバインの側面には、袋を置くスペースがあって、よく見ると、袋の口に向かってコンバインから高速で籾が落ちていました。いっぱいになった袋を持たせてもらうと、1人で持つと前のめりになりそうなほどずっしりと重たくて、こんなにもお米が詰まったら重いんだなあと思いました。この重さを長い間耐えていたはぜの脚が凄いなあと思ったし、倒れないはぜを立てて下さった盛男おじいちゃんが凄いなあと思いました。

 永禮さんがコンバインに稲を入れているところを見せてもらって、ベルトコンベアーみたいな、歯車のようなところに稲が入っていくところが面白く、こんなにも動いているコンバインを見ることは生まれて初めてで、パワーがあって大きいコンバインがかっこいいなあと思いました。コンバインは操作が難しいと聞きますが、止まることはほとんどなくて、永禮さんと一緒に作業出来たこともありがたくてとても嬉しかったです。夢中で作業していて、あっという間に全ての脱穀が終わりました。みんなの顔を見ると、すすがついていて、みんな笑顔で、とても達成感がありました。

 

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 お米は、30袋ほど詰められて、とても重量がありました。みんなで手刈りをして、脱穀をして、次は籾摺りがあると聞きました。お米を美味しく頂くにはたくさんの工程があるんだなあと知ることが出来て、改めて、自分たちでお米を作って、美味しく頂けていることが恵まれているなあと思いました。脱穀の作業に入らせてもらえてとても嬉しかったです。

(りな)

 

 

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 午前中にみんなが脱穀してくれた紫黒米をもみすりするために、おじいちゃんが、乾燥もみすり機を貸して下さいました。 
 おじいちゃんの畑の横にある小屋に、横2メートル、奥行き4メートル程の、大きな機械。 
 その機械で、今日は乾燥をします。 
 もみすり機の横から、脱穀した紫黒米を入れていくと、ベルトコンベアーのようなものがお米をどんどん機械の中に運び、溜め込んでいきます。 
 まえちゃん、ゆりかちゃんが、コンバイン袋を運んでくれて、おじいちゃんと私で袋を開けて、機械に入れていきます。 
 機械のように、私たちの作業も流れるように進み、あっという間に、約30袋をもみすり機の中に入れることができました。

 

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 おじいちゃんの作業をする手が、とても丁寧でした。袋の中に、一粒も米粒を残さないようにと、作業されているおじいちゃんの姿を見て、自分も丁寧に、無駄なく作業がしたいと思いました。 
 そして、お父さんが、稲刈りの時に、一粒も取り残しがないように……という意識で、稲刈りをされていることを思い出しました。 
 おじいちゃんもお父さんも、同じ意識で作業をしているんだと思い、自分も少しでも、おじいちゃんやお父さんの意識に近付きたいと思いました。

 お米は14.5%~15%が一番美味しいと、おじいちゃんが教えてくれました。 
 14%以下だと過乾燥、15%以上だと、少し湿度が多く、保存状態が悪くなる。そう教えてくれました。 
 今夜一晩、14%に設定して、機械で乾燥させています。 
 今は、湿度がバラバラなので、それを均一にしていると、おじいちゃんが教えてくれました。

 

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 明後日、もみすりをする予定です。 
 順調に進めばいいなと思います。 
 おじいちゃんとの作業は、色々なことを教えてもらえるので嬉しいです。そして、なのはなの事をいつも思ってくれて、惜しみなく、おじいちゃんの知恵や道具を貸して下さることが、本当にありがたくて嬉しいです。

(よしえ)

 

 

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畑のチーム作業では、 
ハクサイ、ブロッコリー、レタスの植え付けや、ダイコンの種まきなども進めました。

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〈ハクサイは山畑西に定植しました〉

 

 

 

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 開墾17a、奥桃畑、新桃畑など、合計9本の桃の台木に、芽接ぎをしました。 
 台木は3月に植え付けた払子(ほっす)という病気に強い品種で、穂木(芽)は石生や開墾17aの加納岩白桃、開墾26aの清水白桃などの芽を使いました。 
 2週間ほどして、葉柄(葉の付け根の部分)ポロっと落ちたら成功です。

 

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〈芽接ぎにつかった、桃の芽です〉

 

 

 池上桃畑の5年生のポポーに、今年初めて、実がついています。 
 盛男おじいちゃんに見てもらい、収穫までもう少し置くということや、剪定などのアドバイスをいただきました。

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〈ポポーは、カスタードアップルという別名も持つ果物です〉