「全身に精一杯抱えて」 ゆい

9月19日

 あゆちゃんとりゅうさんの結婚式前夜です。今日、前日にしかできない飾りを進めました。風船のアーチを作ったり、ガーランドをとりつけたり、ウエディングカーの飾りをとりつけたり。夜露がおりたり、風船が割れたりするので、完全に外に取り付けるのは明日になります。本番直前まで、緊張感は続きますが、最高の形で本番にもっていき、あゆちゃんりゅうさんを、一番美しい会場で迎えたいです。

 午後は、3つの係のみんなが大勢、飾りを手伝ってくれることになりましたが、うまく何をどう、役割分担して取りかかってもらったらいいか伝えられず、右往左往してしまいました。超、早口で、「これがこうで、あれはああです」と、早口で言っても何もはやくならないのに、まくし立て、(ああ、みんなごめんなさい! 新しい子たちも、みんな大丈夫だろうか……。)と思いました。(だ、だめだ)と、私がおろおろしていても、気付くとみんなが、本当にかわいい風船のアーチを作っていました。蔦をからませたり、花をつけたりして、とってもとっても可愛いアーチです。これがフォト撮影ブースに設置されます。
 
 今朝完成した、リースのオブジェも、須原さんが、玄関にとりつけてくださいました。私は主にウエディングカーを飾りつけ、まみちゃん、まりこちゃん、いよちゃんが一緒につくってくれました。お父さんお母さんが用意してくださった、車のライトにつける専用のまつげ、これをつけたら、かっわいい! と声を上げずにいられないほど、軽トラの顔が可愛くなりました。なのはなのウエディングカーにぴったりの愛らしい表情です。
 この軽トラ、なのはなの軽トラのなかで、すっぴんも一番可愛いと思っていましたが、まつげをつけて、お花をつけたりして飾りつけると、あゆちゃんとりゅうさんに相応しい可愛い車になりました。

 飾りのことばかり書いてしまいましたが、一番、感じていることがあります。
 この結婚式は、世界で一番だということです。なのはなでしか、きっと実現できないことなのでは。世界で一番、みんなが幸せで、楽しくて、頑張れて、嬉しい結婚式です。すごく大きいです。
 私は、結婚式を自分たちの手で作るのは初めてだけど、でも、本当に素晴らしいものが出来上がっていく実感があります。そして、あゆちゃんとりゅうさんを囲んで、みんなのための結婚式になっているのです。伝わるでしょうか。これは、あゆちゃんとりゅうさんのお陰で、みんなのための結婚式になっていると、私は思うのです。
 それこそ、あゆちゃんとりゅうさんだから、なのはなだから、実現するんだろうと思うのです。あゆちゃんとりゅうさんをお祝いするのは私たちだけれど、何というか、みんなのためのものに、このウェディングがなっていると感じます。

 そして、みんなとだったら、何でもできてしまうと感じます。本当に、今まで、こんな結婚式は、世界中、どこかにあったことがあるのだろうか? と思います。大袈裟でしょうか? でも、私は、本当にそう思っていて、すごいな、すごいな、と、毎日思うのです。
 明日は、いよいよ本番です。まだ心配なこともあるのです。何か抜けていないかなとか、急遽決まった役割りなど。でも、お祝いの気持ちを全身に精一杯抱えて、アーチにつけた風船が、ちょうど膨らんで、はじけそうになりながらお互いにくっついているみたいに、みんなと一緒に丸ごとお祝いをできたらいいと思います。

 明日、またしっかり頑張るとして、今晩はドレスアップに備えてマニキュアなんて塗ってみようと思います。明日が、とっても楽しみです。