「充電した気持ち」 のん

9月8日

○稲刈り
 午前中から機械での稲刈りの作業に入らせていただきました。午前は永禮さんチームとあゆちゃんチームに分かれて進めていきました。私はまえちゃん、みほちゃんと一緒に永禮さんチームでした。

 お父さんが刈っているところをみんなで見学に行ったことは何度かありましたが、機械刈りの手伝いは初めてで、緊張していました。最初にコンバインがターンできるように田んぼの四隅を一辺が2メートルくらいの三角形になるように鎌で刈っていきました。最初はコンバインの動き方や動線がイメージしきれず、どのくらい刈ったらいいものか予測するのが難しかったです。

 まえちゃんが機械で刈り始めてからのやることを説明してくれました。コンバインが刈りやすいように倒れている稲を少し田んぼの内側に向けて起こすこと。籾が袋に溜まっていくタイプのコンバインなので、袋を取り替えること。雑草が混ざらないようにするために雑草を刈っていくこと。

 私は袋を取り替えるのをさせてもらいました。運転席側の側面に籾が出てくるところがあって、そこに袋を設置して溜めるようになっていました。袋を取り替えるときにはレバーを押して籾が出てこないようにして、取り替えます。人が2人くらい立てる足場があって、いっぱいになった袋は田んぼの入り口近くで下ろすまで、その足場に置いておきます。

 その説明を聞いた直後にピーピー鳴り出して、思ったより少ない量だったので、このくらいの量でもアウトなんだ、と思って、はじめは緊張しました。ピーピー鳴ったらやだな、と思って最初は少なめの量で取り替えてしまっていたり、もたもたしたりしてしまっていて、永禮さんにも優しいフォローの言葉までいただいてしまう状態だったのですが、だんだん慣れてくると袋を上手く広げてちゃんと落ちるようにしてやると結構たくさん入ることや、ずっと見張っていなくてもどのくらいでいっぱいになるかが分かってきて、雑草取りをしたりする余裕もできてきました。

 入り口のところに籾を入れる銀色のコンテナを積んだ軽トラがあって、そこで下ろすときに切りよく袋がいっぱいになって下ろせると、次の1周で足下が袋でいっぱいにならずスペースが保たれるし、切りよく始められるのが気持ちよかったです。

 前にお父さんの機械刈りの見学に行ったときには、コンバインに煙突みたいなのがついていて、そこから直接銀色のコンテナに籾を移していて、それも圧巻でしたが、袋に出てくるタイプだと、刈り進めながらそこからどれだけのお米がとれたのかが目に見えて分かるので、こんなにとれたんだ、とすごく嬉しい気持ちになりました。

 コンバインに乗ることなんてないので、足場に乗ったままコンバインが進んでいくのも面白くて、永禮さんがバックで田んぼの畦ギリギリまで下がってカーブしたりとか、運転席からだとコンバインが大きくて後ろが見えにくかったり、扱いにくかったりすると思うのですが、それを操作しているのを間近で感じさせてもらえたのも嬉しかったです。

 1周目2周目は、曲がるときに、コンバインの先を当ててみて、ここは刈れないから手で刈る、というところがあって、カーブするには三角形で足りるけれど、刈れないところも含めるとちょうどコンバインくらいのサイズの四角形になるんだと思って、もし次機械刈りに入ることがあったら覚えておきたいと思いました。

 機械は1度も止まってしまうことなく、スムーズに進んで1時半ごろに1枚の田んぼを刈り終えました。田んぼの入り口に座って4人でお昼ご飯をいただきました。そうしたらそこにやよいちゃんが軽トラで来るのが見えて、まえちゃんになにか作業の相談かな、と思ったら、なんと茹でたてとうもろこしのデリバリーでした。もう今年最後のとうもろこしかなと思い、永禮さんと一緒にいただけて嬉しかったです。

 その後は乾燥機の都合で銀のコンテナ3杯分しか今日は刈れない、ということで、あゆちゃんが刈ってくれていた田んぼに合流しました。午後はあゆちゃんからお父さんにバトンタッチしていました。

 ぬかるんで機械では刈れないところを刈って、それをバケツリレーで機械が入れるところまで運んだり、四隅の手刈りしたものをコンバインにかけるためにみんなでバケツリレーでつないだりしました。永禮さんもその列に加わってくださいました。

 途中で永禮さんとまえちゃんとはぜ干し用のなるあし運びをすることになり、古吉野に戻りました。古吉野で作業をしていたのりよちゃんたちにも手伝ってもらって、永禮さんのトラックに木や竹を積んでいきました。

 長い竹を体育館横のスペースで引っ張り出して、向きが違えば回転させるのは大変でしたが、頭と体を使っている感じが楽しかったです。

 それを最後に光田んぼ上に運びました。途中で当番の時間になってしまい、当番のない人をまえちゃんが呼んでくれて、交代する形になってしまったのですが、当番をしている間に永禮さんのトラックが帰ってくるのが見えて、終わったんだと思ってほっとしました。

 明日からまた講義が始まって、勉強に戻るという夏休み最後の日に、プレゼントみたいな1日だったと思いました。明日から勉強に戻る、というと、あゆあちゃんやまえちゃんが短い夏休みだったね~と言っていたれど、今日でたくさん充電させてもらいました。

 夏休みで充電した気持ちを忘れないで、明日からは勉強を頑張りたいと思います。