「けいたろうさんのお誕生日」 りな

8月31日

 9月20日に向けての練習で、日記を書くのがおろそかになってしまいました。今日の夜は少し日記を書く時間があって嬉しいです。

 今日はけいたろうさんのお誕生日でした。けいたろうさんは、私が来たばかりのころから言葉も行動も思いやりがあって、優しいなあと思います。最近は、担当野菜が一緒になったり、苗の水やりをしたりなど、けいたろうさんと一緒に作業することがあって、けいたろうさんが任された役割に真面目に誠実に責任を持って取り組んでいく姿がかっこいいなあと思います。それは、自分のためではなくて、全て誰かのためであったり、みんなのためで、正義があるところが本当にすごいなあと思います。けいたろうさんと一緒に作業していると、私もそうありたいなあと、背筋を正してもらっていて、けいたろうさんがお兄さんでいてくださることが嬉しいなあと思います。
 謙虚な姿勢を崩さないけいたろうさんを尊敬しています。これからもよろしくお願いします。

 早朝作業は、まちちゃんとえみちゃんとナスの収穫をしました。これまで、ナスの収量は10キロから15キロの間だったけれど、昨日は44キロも取れたと聞いて、とても驚きました。ナスの畑に行くのは数日ぶりだったのですが、見違えるほど緑が増えて元気になってきた気がして、とても嬉しかったです。
 今日は収量は少なめになるかなあと思ったけれど、1つの株に実がいくつもついていて、その中には収穫できる実もありました。ナスの実が濃い紫でとてもつややかで、明らかに実が綺麗になってきているのが嬉しいなあと思いました。病気でカビが生えた実が格段に減っていて、毎日たっぷりと水をやって、昼の暑い時間に冷却をしているからかなあと思いました。

 ナスは15キロぐらい収穫できて、えみちゃんとまちちゃんがパプリカの収穫をしてくれている間に、ナスの水やりに入りました。
 ナスには毎日1000リットル以上水を与えていて、2分岐のホースで水やりをしても1時間弱かかります。だから、出来るだけ時間を短縮できるように、ホースを伸ばして水の出を良くしたり、ホースの引き回しを出来るだけスピーディに出来るように心がけています。
 畝には草が敷かれていて、その下には牛肥が広げられていて、水を与えると、音を出して下に吸収されていくのがとても気持ちいいです。ナスがそのままごくごくと飲んでいるような気がして、嬉しいなあと思いました。
 タンクの補充部隊の人が、ちょうどタンクの水が無くなりそうな時に補充しに来てくれて、とてもありがたいなあと思いました。途切れることなく水やりを終えることが出来て、時間が余ったのでナスの枯れ葉つみをしました。
 ナスの黄色くなった葉っぱを摘み、畝に落ちている茶色い葉っぱも取りました。手入れが行き届いていて、枯れ葉はとても少なかったけれど、みんなですると肥料袋2袋分ぐらいの枯れ葉を集めることが出来て、嬉しかったです。

 

 シエスタ後の時間は、アンサンブル練習をしました。ふみちゃんはお仕事だったけれど、たくさんのアンサンブルメンバーが集まって、最初にみんなで最後まで合わせられてとても楽しかったです。自分1つの音を聞いているよりも、みんなの音とどう合わさっていくのか分かるのがとても嬉しくて、みんなの音と組み合わさると和音のように綺麗な音になるのがとても気持ちがいいなあと思いました。

 でも、まだまだ楽譜を目で追って指を動かすのに精いっぱいで、出来ていない所もはっきりわかりました。さとみちゃんが、後半部分を1つずつ区切って指揮をしてくれて、ちょっとずつみんなと合わせて練習できるのが嬉しかったです。
 後半部分で、さとみちゃんやふみちゃんと一緒に、ソロを吹く所があります。ロングトーンが多くて、息を持たせるだけでも精一杯になっていました。でも、もっと音を出して、とさとみちゃんからアドバイスをもらって、汚くてもいいから思いっきり吹こう、と思って吹いてみると、ロングトーンの音が伸ばせるようになりました。それがとても嬉しかったし、次は綺麗で大きな音を出せるように個人練習をしようと思いました。

 さとみちゃんが、厳しい音を見せよう、と話してくれました。「考える人の像は、体をひねった緊張感のある体勢だから、ひきつけられる。アンサンブルも、緊張感のある厳しい音を見せていきたい」という言葉を聞いて、とても気持ちが引き締まりました。厳しい音、私はまだまだ甘かったと思いました。ロングトーンも、アクセントも、もっと腹筋に力を入れて、シャッターチャンスのような、パリッとした音を出していきたいと思いました。
 でも、一生懸命しています! というような姿は見せてはいけません。さとみちゃんが、お客様に一方的に見せているのではなくて、お客様からも受け取りながら、演奏しないといけないことや、1人だけ頑張るのではなくて、全員の緊張感がぴったり揃うことで、とてもいいものが作れるんだ、と教えてもらいました。さとみちゃんから教えてもらうことは、どれも本当に心を打たれて、私もさとみちゃんのように音楽を見たいし、奏でたいなあと思います。これからも、みんなを気持ちを揃えて、レベル高い演奏に出来るように、私も精一杯頑張りたいなあと思いました。

 午後は4時からの作業で、キャベツの追肥の作業をしました。軽トラに牛肥をつめて、保育園前畑に向かいました。
まず初めに、作業内容と時間配分をやよいちゃんが伝えてくれました。まずはじめに第1弾のキャベツの草取りをしました。やよいちゃんが質よりもスピード重視で、追肥に支障が出ない程度と伝えてくれて、長い畝でしたがなんと10分で終わりました。
 次は、第1弾2弾共に土寄せをしました。キャベツの根元を見ると、茎がニョキっと伸びて、くねっとなっていました。これを、土で寄せて隠しました。1畝に2人両側から入りました。
 キャベツの外葉の下から手を入れて、外葉を折らないように土をかき集めて、ぎゅっと寄せました。第1弾のキャベツの外葉はいつの間にかとても大きくなっていて、葉っぱの数も多く、存在感がありました。虫食い1つ無いキャベツを上から見ると、お花が咲いているようにとても綺麗でした。

 毎日水やりをしているからか、土はちょうど良いぐらいに湿っていて、柔らかくて、土寄せがとてもしやすかったです。遮光ネットの下だと、やっぱり直射日光に当たるように涼しくて、キャベツが良い環境で伸び伸びと育っているのが嬉しいなあと思いました。
 みんなでするととても速くて、30分ほどで土寄せを終わらせて、追肥に入りました。第2弾は大豆の追肥のように、高い山脈を作るように筋状に牛肥を撒いていきました。1畝間に1人撒く人が入って、軽トラまでの間をバケツリレーでつなぎました。
 私はゆきなちゃんにバケツリレーで渡す役割に入りました。やよいちゃんが、外葉が広がっている先に追肥することを教えてくれました。みるみるうちに、牛肥の山脈が出来ていきました。

 第1弾は、株間にバサッと牛肥の山を置いていきました。私はのんちゃんとペアになって、外葉を広げる役割になりました。
 外葉を広げて、のんちゃんがてみに入った牛肥を株間に置いてくれました。外葉を折らないように、のんちゃんを待たせないようにできるだけ素早く外葉を広げるのはとても難しかったです。でも、まちちゃんとよしみちゃんペアのお手本を見せてもらって、キャベツを傷つけることなく、よしみちゃんの手を止まらせることなく外葉を広げていくまちちゃんのスピードに驚きました。
 それからは、「はっ」「よっ」とのんちゃんとかけ声をしながら、出来るだけまちちゃんよしみちゃんペアのスピードになるようにしました。そうしているうちに、畝の半分が終わり、いつの間にか1畝終わらせることが出来て、嬉しかったです。
 第1弾の害虫チェックもすることができて、5時40分からネット掛けに入りました。ここで、やよいちゃんが「土のかき出し選手権をします!」と言いました。それは、1人1畝間に入って、よーいドンで土のかき出しを始めて、誰が一番速く最後まで行きつくのか勝負するものでした。1畝は長いけれど、必死になって土のかき出しをしていると、あっという間に1畝を完了させることが出来ました。

 刻々と夕食の時間が迫ってきて、1分ごとにやよいちゃんがコールしてくれました。とても気持ちは焦っているけれど、ネットにきっちり土が被せられていないと虫が入ってしまうので、質は落としてはいけませんでした。でも、みんなで助け合って1畝ずつ確実にネット掛けをして、最後5分前に終わらせることが出来てとても達成感がありました。

 秋冬野菜は、ふみちゃんと一緒に水菜を担当することになって、ふみちゃんと一緒に担当になれることが嬉しいし、水菜も冬には欠かせない葉物野菜なので、頑張って育てたいなあと思います。
 9月20日に向けてのアンサンブル練習や、ダンス練習も、みんなと同じ気持ちで、精一杯頑張りたいです。お父さんが脚本を書いてくださったお話も嬉しくて、あゆちゃんやりゅうさんが出てくる物語を聞かせてもらえるのが楽しみです。

 あと、一昨日ぐらいから、観葉植物のサクラランの花が咲き始めたことがとても嬉しかったです。サクラみたいな、小さなお花のつぼみがぼんぼりみたいにたくさんついていて、今日見たら8割ぐらい咲いていました。とても可愛くて、みんなにも見てもらえたらいいなあと思いました。

 明日も精一杯頑張りたいです。