「私たちの曲にしたい」 ゆきな

8月28日

 *サムナイツ 私たちの曲にしたい

 『サムナイツ』のコーラス練習をあゆちゃんにしていただきました。
 やっているとウィンターコンサートのコーラス練習を思いだしました。あゆちゃんが前向きで、でも厳しく教えてくれる空気と、今のメンバーで手を繋いだようにゴロンと良くなっていく時間。そうそう、これこれ、こうやって作っていく過程・時間が好きなんだ、と蘇ってきました。

 初めから歌ってみて、あゆちゃんが気になるところで止めて、細かく区切って練習していきます。あゆちゃんが見本で歌ってみせるとき、真っ直ぐに音が前に出ます。声が響いているから、聞いていたら少し耳鳴りのようにも聞こえてきます。真っ直ぐに飛んでいく声が、天使のはしごみたいにキラキラとしていて、届きたいところまで声も思いも飛んでいきそうです。散らない声で、地声にならないで、その音でその部屋を支配するように。
 
 歌うとき、あゆちゃんが、「こう出すのだよ」と何回も同じフレーズを歌ってくれました。それを私は覚えて、頭の中で歌い方をイメージします。
「that’s all right」のthat’sの最後はちゃんと鼻で響かせて、ちゃんと音を回収する。それを本当にどう出したいのか、強くイメージして、(大げさかもしれないですが)神経を集中させるぐらい気持ちを持って歌ったときに、あゆちゃんが「いい!」とみんなに話してくれました。
 イメージするだけで出したい音が変わってくるのを改めて感じました。どうしたいのか、どうやりたいのか、イメージって本当に大切です。

 完全ではないけれど歌い方でちょっとできたかな、と思ったところであゆちゃんが「良くなってる」と言ってくれました。全体の音を聞いてあゆちゃんが話してくれていて、丁度みんなと一緒に良くなっているように感じました。
「鳥肌がたってきた!」コーラスの声を聞いて、あゆちゃんがとびきりな笑顔で話してくれると嬉しかったです。

 コーラスをする意味の1つも改めて教えていただきました。
 コーラスをしながら自分を作っていく。最後の最後まで気持ちを切らさないで歌えるか、ちゃんと1曲を歌えるようになるには、粘り強さが必要なんだ。ただ大きな声で歌っても、気持ちはなくて、力尽きて消化試合で歌っていたら、伝えたいことも消化試合になってしまうよ。

 この戦いの曲です。粘り強く無ければ最後まで歌えません。戦えません。あの人たちについていきたい、と思えるような人にはなりません。このサムナイツを歌いながら、戦える力・粘り強さを身に付けたいです。
 それに、あゆちゃんは「みんな、勇気が無いよ!」と話してくれました。勇気が無いから、初めから声が出ないし、最後までのばすところも自分の音が目立たないように早く切ってしまう。歌うにも勇気が必要なんだ、って思います。あゆちゃんの言葉が残ります。

 

 久しぶりにサムナイツの和訳を読んで、涙が出そうになりました。自分たちの痛みも苦しみも言葉で書いてあります。前向きに進んで行く姿も私たちに似ています。
 あゆちゃんが前に和訳してくれた文章です。時間は経っているけど、何も変わらない、共感できる私たちの曲なんだ、伝えたいことは何も変わらない普遍的なものなのだと思います。何を伝えたいのか、浅かろうが、深かろうが、言葉で持ちます。
 
 私たちの曲にまたできるように、私は初めの頃よりももっと自分のものとできるようにしたいです。『サムナイツ』ができることが嬉しいです。

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