【山小屋便り8月号】「ギターを通して表現したい ―― アコースティックギター教室、新曲の練習 ――」 ななほ

 藤井先生とのアコースティックギター教室。

 毎週火曜日の夜、藤井先生が来て下さるアコースティックギター教室が私はとても楽しみで、藤井先生が毎週、1人ひとりに丁寧に教えて下さります。

 私はアコースティックギター教室に入って、まだ浅いのですが、今月から新曲の岸辺昌明さん作曲の『奇跡の山』という曲をみんなと練習しています。

 まだ指も思い通りに動かなくて、進みが遅いのですが、なのはなで、みんなの中だから、こうして練習も続けられます。

 藤井先生から、指の使い方や角度など、細かい部分から詳しく教えて頂き、まずは基本からしっかり覚えて、徐々にレベルを上げていけるように頑張りたいです。

 アコースティックギターを弾いている時間が楽しくて、気持ちが落ち着いて、ここにいられて幸せだなと感じます。

 ギター教室のみんなが図書室に集まって、藤井先生に分からない所を教えて頂いたり、図書室中に、ギターの純粋で、透き通ったような柔らかく、でも強い芯のある音色が響きます。

 つい、気持ちが焦って、みんなとの遅れを感じてしまうこともあるのですが、藤井先生が、「みんなと比べて焦る必要は無いよ。その人のレベルに合わせながら、まずは基本を固めて、それから難しい曲を演奏すればいい」と教えてくれました。

 いくら、楽譜が読めて、それ通りに弾けるようになったとしても、指の形や基本が不完全だったら、これから先、治していくのも、気が付くのも難しい。

 焦る気持ちや、できない自分が悔しいという気持ちがあるのですが、アコースティックギターがより演奏しやすく、レベルの高いものにしていけるように基礎から積み重ねていきたいです。

 まえちゃんや、さやねちゃん。アコースティックギター教室のみんなや、藤井先生も、最初はみんな初めてだったから、私も真面目に、誠実に、とことんアコースティックギターに向き合って、いきたいです。

 アコースティックギターの奏でる音色は、前向きで、力強く、どこか切なげなところもあり、艶やかで、落ち着きます。全て包み込んでくれるようなアコーステックギターをみんなと演奏できるのが嬉しいです。

 『奇跡の山』は、スライドやハンマリングなどの奏法があり、まだ難しくて上手くはできないけれど、『奇跡』という言葉を表しているような遠くて、尊い、あるべき世界、あるべき心を合わらしてくれているような気持ちになります。

 まだ見ぬ誰かに私たちの気持ちを曲に乗せて伝えられるように。なのはなのみんなと、同じ気持ちで、同じところを見て、アコースティックギターを通して、自分達の気持ちを表現できるのが嬉しいです。

 毎日、少しずつだけれど、練習を積み重ねて、藤井先生が教えて下さることをしっかり吸収し、レベルアップしていきたいです。

 藤井先生が作って下さる、穏やかで温かい空気のなかで、毎週、アコースティックギター教室で練習できる時間が嬉しくて、私もみんなのように深めていきたいと思います。