「イチジクのネット」 りんね

8月26日

*イチジクのネット

 昨日、念願だったイチジクのネット掛けを、あやかちゃん、せいこちゃん、なつきちゃんの力を借りて、実行することができた。本当に嬉しかった。

 

 イチジクは、8月上旬から少しずつ熟れ始めた。その名の通り、一日に一つずつ、というように古い実から順々に熟れてゆく。
 夏果は少なかったが、熟れた実のほとんどが、ヒヨドリちゃんたちについばまれてしまった。本当は、もう15個以上実が採れていたはずだった。
 毎日見回って、一週間以上見守り続けて、あと一日で採れる、と思っていた実が食べられてしまったときは、ショッキングだった。その上、古畑の大きく熟れた赤い実が、忽然と消えるという事件が重なったので、随分落ち込んだ。

 まだたくさん木には実がついている、と思って油断していると、結局全部、小鳥たちに食べられてしまう。
 そもそも、イチジクは小鳥に食べてもらうことで、種を広げて生きていきたいのだから、イチジクと小鳥はお互いに必要な存在なのである。
 だからと言って、放っておいては、みんなで美味しいイチジクをいただくことができない!

 CDを光らせて対策をしたけれど、CDが一日中、お日様を反射して光っているわけでもない。
 インターネットで調べると、ネットを張ることだけが、有効な害鳥対策だとわかった。

 

 使わせてもらったネットは、以前蕎麦で使っていたものだった。
 糸が細く、ものすごく絡まりやすくて、グラウンドでネットをほぐすのに時間がかかってしまった。
 しかし、駐車場までもっていってしまえば、4人で協力して、竹を使って、思っていた以上にきれいにネットをかけることができた。
 蕎麦でつかっていた白いネットは、ほぐすと3枚に分かれた。そのうち、細長いものが駐車場の長さにぴったりだったのである。
 ほかの2枚は、大きいもの、中くらいのもので、それぞれ河原と古畑にぴったりだと思われる。まさに、イチジクのためにあったようなネットだった。
 鳥が丁度入り込めないような網目をしていて、ネットをかけられて、本当に嬉しかった。

 

 残念なことに、ネットに引っ張られてしまったようで、今朝、1本の枝が折れてしまっていた。折れた枝は、すぐに回収した。
 しかし、その損害以上に、鳥から実を守れる利益は大きいはずだ。見回って、折れてしまったのは一本だけだったので、少しよかった。

 

*イチジクの手入れ

 梅林手前のイチジクと、駐車場の幼木は、ほぼ毎日、8時半から水やりをしている。

 日中も、昨日くらいから随分日差しが和らいできたので、ゆったりモードで病気の葉取りをすることにした。
 無理のない程度で、1日2本で進めていくことにした。黄色くなった葉や、落葉した葉を拾うと、それだけで随分すっきりとして、気持ちがよかった。
 また、木の内側からよく観察できるので、次にどの実が熟れるのかも、知ることができた。こうして成木のほうも、ちゃんと見て、理解していきたい。

 

 梅林手前の幼木に、べリーグッドニュースがある。
 数日前、ずっと変化がなかった植え替えた木に、新しい芽が開いたことを書いた。
 そして今日、その木の、もう2本の枝先にも、双子のように揃って、新しい芽が開いたのだ。
 本当に嬉しかった。祈りが届いたようだった。新しい芽は、この世のものとは思えないほど神聖で、美しかった。朝露を葉の縁に光らせているときなんかは、神様のように感じた。

 まだ、もう1本の木が、成長していないことが気がかりではある。それでも、よくなっていく予兆が表れてくれただけで、大きく心を救ってくれる。
 大きく、元気に、強く育っていってくれることを、願っている。

 

*アコースティックギター教室

 昨日も、アコースティックギター教室があって、本当に嬉しかった。

 教室の終盤、たどたどしくも“奇跡の山”の、最初から最後までを、藤井先生に聴いていただいた。
 藤井先生から、「ベース音をしっかり意識すること」「指がたどたどしいところは、その部分だけ何回も何回も練習すること」など、自分では気づけなかったことをたくさん、教えていただいた。
 “奇跡の山”は、出だしの2小節が一番難しい。藤井先生は、その2小節だけを、朝から晩まで練習されて習得したそうだ。
 私も、藤井先生のひたむきさで何度も練習して、きっと指が動かせるようになりたいと思った。

 藤井先生に教えていただいたことを楽譜に書き込んでゆくと、楽譜が、何にも代えがたい宝物になっていく。
 教えていただいたことを練習のたびに意識して、できるようになっていきたい。