「耳なし芳一」 けいたろう

8月23日

・肝試しin山小屋
 山小屋がホラースポットになる。春にはウォークラリーがあり、様々なアトラクションでみんなを楽しませてくれた。私もなぞな族になってクイズの番人となった。そんな山小屋が肝試しの舞台になるとはだれが予想しただろうか。

・本番までと当日
 脅かしスポットは7箇所あり、そのうちの一つ「耳なし芳一」に私は割り振られた。メンバーはまえちゃんとあけみちゃんという強力メンバーだった。芳一役はなんと自分。お父さんのご指名とあればもう張り切るしかなだろう。正直言って耳なし芳一という話はタイトルしか聞いたことがなかった。昔ばなしでそういうのがあったような気がする、といった程度でストーリーについては全く知らなかったので、この機会に調べてイメージを膨らませることができてとてもよかったと思う。
 準備期間は6日間くらいだった。このチームが動き出したのは実質前々日くらいだ。山小屋のアトリエに入り、掃除しながらどのような演出にしたらいいのかを大まかに膨らませていった。前日のリハーサルにおいて、須原さんからアドバイスをもらってから怖さにも演出にも磨きがかかってきたのは間違いない。
 
 ポイントはメンバー3人の驚かせ方のパターンだ。芳一以外にも2人、びっくりさせる要員がいるということだ。まえちゃんに芳一がいる部屋の押し入れに隠れてもらい、耳を取ると同時に壁を叩き勢いよく戸を開けて飛び出す。芳一もそれを合図に素早く振り返り驚かす。出口に追いやったところに流しのほうからあけみちゃんが登場しさらに来訪者に悲鳴をあげてもらって退散してもらおうという算段だった。
 芳一の耳の付け方も工夫があった。初めは両面テープか、マジックテープにして芳一のガイコツマスクに取りつけようと考えていたがうまくいかない。すぐにぽろりと落ちてしまう。須原さんが画鋲にしてはどうかと提案して下さった。画鋲を内側から貫通させ飛び出した方に耳を差し込むという方法だった。これによって途中で耳が落下するということもなくなったし、耳をちぎるという恐怖感、気持ち悪さも倍増しただろうと思われる。
 本番では8割方のみんなが期待通りの恐がり方、絶叫をしてくれてお化け役柄冥利につきる。当日はみんなの叫び声が山に響き渡っていた。理想の恐がり方をしてくれたグループもいくつかあり、やり甲斐を感じることができた。他の恐怖スポットも回ってみたかった。ちょっとびっくりしてみたかったな、という気持も肝試しが終わってから湧いてきてきてしまった。

 当日は20を超えるグループが数分おきに訪れるわけで、時間にして2時間という長丁場。いかに気持を切らさずにお化けの芳一になりきるかというところはかなり重要だったのではないだろうかと思う。
 途中で気が抜けたらそれはもう芳一じゃなくてけいたろうになってしまうから最後までおどかすぞという意思を持続させることができた。

 

・バーベキュー
 夏といえばこれでしょう。試験が一段落したなおとさんとのんちゃんの祝勝会もこめた夏らしいイベントだ。
 今回はシカやイノシシ、アナグマなどの一風変わった肉をいただくことができた。脂が良い具合に乗って美味であった。