「おどろかされるのは嫌だけれど」 えみ

8月23日

*肝試し
 昨晩は山小屋で肝試し大会がありました。実行委員さんたちが1週間ぐらい前から企画して準備してくれていて、かなりクオリティが高くて怖いというお父さんお母さんの話も聞いていたので緊張していました。
 私は小さい頃からお化け系の怖さは苦手だったのですが、そのころと比べると強くなっているだろうという気もしていて、正直自分がどう反応するのか見当がつきませんでした。
 実際は、お化けが出そうだと目に見えて分かっているのにそこで音を立ててお化けが出てくると真に受けて「キャー!」と叫びまくっていました。私はサリーちゃんとよしえちゃんと一緒の組で、サリーちゃんはとても勇敢で先頭を切ってどんどん前に進んで行ってくれたので心強かったです。

 私が一番怖いと感じたのはアトリエにいた耳なし芳一のところです。おそらくけいたろうさんだと思うのですが、胡坐をかいて座っている後ろ姿がリアルで、いかにも何か出てきそうな室内に入った瞬間の空気感にぞっとしました。サリーちゃんが芳一の耳をちぎったその時、後ろからもう一人誰かが出てきて、3人で叫びながら外に逃げようとするとさらにもう一人追いかけてきてただただ走って逃げることしかできませんでした。

 また、一番初めの上り坂で、私は右側を歩いていたので、濡れ雑巾に丁度引っ掛かってしまってすごく冷や汗をかきました。上り坂の途中にはところどころ不気味な仕掛けもあったけれど可愛いぬいぐるみも置いてあり、「癒しグッズだね」などと言いながら通り過ぎて行っていたほどまだ余裕はあった感じがします。お父さんお母さんが言っていた通り、コースの終盤になるにつれて怖くなっていったなと思います。どの仕掛けも1週間で作ったとは到底思えないぐらいクオリティが高くて、思い返してみると「あれはどうやって作って動かしていたのだろう」と思うようなものばかりです。

 昨日は肝試しで相当体力を消耗したようで、古吉野に帰ってきてからはシャワーを浴びる気力もないほど疲れ切っていました。怖くて眠れないかと思いきや、ぐっすりと眠れたので良かったです。もう当分おどろかされるのは嫌だけれど、また1年後ならみんなで楽しむ分にはもう一度できたらいいなと思いました。
 
 読んでくださりありがとうございました。