「誕生日」 よしみ

8月14日

 自分のことになりますが、私は今日25歳になりました。なのはなに来て初めての誕生日、今日1日お父さん、お母さん、なのはなのみんなから沢山のお祝いの言葉をいただけてとても嬉しかったです。
 実は、この日が近づいてくるにつれて不安で不安で逃げ出したい気持ちでいっぱいで、「みんなは私のことをどういうふうに思っているのだろう。お父さんとお母さんに怒られてしまったらどうしよう……」というようなネガティブな感情が永遠に浮かんできました。

 そして誕生日の日。早朝作業が終わり、放送がすでになっていたので急いで走って食堂まで向かっていきました。食堂に近づいていくと、配膳の方のあいさつが聞こえてきて、その中に、「今日は、よしみちゃんのお誕生日です!!」という言葉がありました。かなりドキドキしながら食堂の中に入ってお誕生日席に座り前を向くと、目の前の黒板には私の似顔絵や誕生日花・石・寿司、ゴーヤやトランペットの絵などが黒板いっぱいに描かれていて、時間を作って描いてくださったことが本当にありがたかったです。
 
 朝昼夕3食全ての「いただきます」の前にはみんながハッピーバースデーの歌を歌ってくださり、みんなが順番に私に向かってお祝いのコメントを言ってくれました。みんなが笑顔が大好きと言ってくださったり、ある人は私がその人と初めて一緒に作業したときの印象のことを話してくださって、覚えてくださっていたことがすごく嬉しかったです。
 中でも、1番びっくりしたことはトランペットについてです。私はなのはなに来て初めてトランペットを吹き出したのですが、まだへなちょこな音しか出ないのでちょこちょこ練習していました。そのことをみんなが知ってくださっていて、コメントで話してくださったことが恥ずかしかったのですが嬉しかったです。

 お父さんとお母さんからのお祝いの言葉とお話しを聞いて、自分の心が正されました。自分は甘えや欲が強くて、症状に逃げてしまっていること。きちんと治していきます。自分のためではなく、みんなのために動ける人になります。
 お父さん、お母さん。お祝いしてくださり、受け入れてくださり本当にありがとうございます。お父さん、お母さん、なのはなのみんなが大好きです。

 

 P.S.ここ数日、私は開墾のメンバーに入らせていただいています。初めて開墾作業を経験していますが、本当に楽しいです。お父さんやお母さんが「気持ちが落ちている時ほど動く」とお話ししてくださったことがとてもよく分かりました。無心になって必死で開墾作業をしている時間がすごく楽しくて幸せです。みんなと一緒に最後まで頑張ります。