「開墾軍団」 まあ

8月17日(月)

 今日の早朝作業の時間で、開墾中の山畑下の根っこ取りが終わりました!!!

 最高に大変だったけれど、最高に楽しかったです!!!
 何が楽しいって、ただ土を掘り起こして、根っこを取る、ただそれだけだけれど、素朴で、ただただ素朴で……。みんなで1列になって前に進み、確実に畑が綺麗になっていくのが嬉しくて、作業を終える度いつも達成感で心が満たされていきました。作業内容もシンプルだし、暑かったり、色々したけれど、でもその中にも色んなドラマ、気持ちがあったなと思います。
 

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 まえちゃん率いる「開墾軍団」は、先週から盆踊りコンテストの練習の合間に山畑下の開墾作業をコツコツ進めていました。
 お父さん、そして連日、永禮さんもが来て下さり、ユンボで土を掘り返し、根っこをとりやすいようにしてくださいました。私たちは、その土の塊に密集している、所謂、三密状態の根っこを取り除いていきました。4~6人で畑の短辺に一列になって、前に進んでいきます。「ザッザッ」とみつぐわが土に刺さる音だけが畑に響き、黙々としていました。

 作業していると、昔の人は、機械を使わずに人力でしていて、その粘り強さも凄いなと思ったけれど、こうしてみんなで作業していると競争心ではなく、垣根も低く、仲間意識も出てくるよなと感じました。自分は、この一週間弱、開墾メンバーのみんなと作業させてもらって、(勝手だけれど)みんなに対して同じ1つの仕事をやりとげようとする仲間意識を感じ、仲間であることを誇らしく思っていました。
 
(今日は、残念ながらお仕事だったけれど)開墾軍団には、絶対的な安心感でみんなを明るくしてくれるりゅうさんがいて下さいました。私は、りゅうさんが大きい塊が出てきた時、「小さい幸せの積み重ねが大きい幸せだ!」と言われていたのが印象的でした。心が折れそうなくらいの根っこが密集している大きい塊も、みつぐわを入れて、小さい根っこを取り除いていくと確実に崩していくことが出来ました。本当に小さい積み重ねで、でも一歩ずつ前に進んでいく、そこに大きな楽しさ、幸せがありました。

 昨日は、お仕事組さんのよしえちゃんがいてくれました。よしえちゃんは、根っこを取り除くのに苦戦している人がいると、すぐに「一緒にしよう!」と駆け付けてスーパーマンみたいでした。
 ちさちゃんの志の高さに何度も気持ちを引っ張ってもらいました。今日の夕方の根っこ運びでも、「あと30分!」という時、身体はクタクタのはずだけれど、「終わらせよう!」という強い気持ちで、畑を走り周りました。ちさちゃんとなら、自分の力が何倍にも出せる! そんな気持ちになります。

 昨日、りゅうさんが「これが終わったら打ち上げどうする?」と言った時、まえちゃんが「じゃがいもの植え付け!」と言いました。最初、みんな黙ってしまって、その後、笑いが起きたのですが、本当に流石まえちゃんだと思いました。
 まえちゃんは、いつも目的を見て、
「この畑に秋ジャガイモを植え付ける!」その一心でみんなを引っ張ってくれていました。朝食前にキャベツの水遣りをしていた時、山畑下から開墾ぐわを持って、まえちゃんが降りてくる姿を見ました。一人ででも淡々と作業に向かうまえちゃんに本当に頭が下がる思いでした。目的の為に、みんなの為に自分の力を出せるまえちゃんが本当にカッコイイと思ったし、まえちゃんに沿いたいと思いました。良い秋ジャガイモを育てる為に、なのはなのこれからの畑作りに自分の身体を注ぎたいと思いました。

 それにこの開墾作業は、今の自分の気持ちとあっていたなと思いました。
 畑から根を取り出していくと自分の邪念が取り出されていくようで気持ちが良かったり、機械ではなく、自分の手で土を耕していると自分の心も耕されていくようで、気持ちがのびのびとしていくようでした。最近、気持ちが下がり気味だったり、今一度、自分の気持ちと向き合って、気持ちを立て直していかなければいけないと強く思っていた、今。この作業に入れて頂けて本当に有り難かったです。

 

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 今日の夕方の17時~19時の時間では、全体の1/3くらいの根っこの運び出しと、畑内の根っこを畑の入り口に持って行くまで作業が進みました。6時から仕事から帰ってきたまことちゃんも手伝ってくれて、今日でまた畑の景色をガラリと変えることが出来て嬉しかったです。早朝作業では、途中からあゆちゃんや、桃ジャムの皮むきが終わったるりこちゃん、つきちゃん、えりさちゃんが合流してくれて、書き出したらきりがないけれど、本当にみんなに気持ちを正してもらって、みんなと作業させてもらっている今の時間が楽しかったです。

 山畑下の土は、本当にふかふかで赤土のような所もあって、良い畑になるだろうなと思うとワクワクします。小村さんも「ここは良いのが出来る!」と言われていて、秋ジャガイモが余計、楽しみになりました。
 明日の早朝作業の時間で、最後の根っこの回収と石拾いをして、午後にお父さんにトラクターを掛けていただこう! とまえちゃんが言ってくれていたので、明日も頑張りたいです!

 

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 今日は、6時からのサマーモードで作業がしやすかったなと思います。いつの間にか陽が落ちるのが早くなって驚いたけれど、台所前の栗の木にイガイガがたくさんついていたり、「秋じゃが」と名前を聞くだけでも、次の季節に向かっているのを感じて、夏のお別れは寂しいけれど、秋の始まりが少しずつ近づいているのだなと思いました。