「知恵と優しさ」 りんね

8月11日

*今朝のこと

 昨晩、お父さんにイチジクを見回る時間がないことを相談させていただいた。
 それは、朝でも日中でも、時間を取らせてもらったらいいのだということを教えていただいた。
 そして、今日は朝食前のキュウリの手入れを30分抜けさせてもらって、イチジクの見回りに行った。
 お父さんにそうしたらいいよと言っていただけたので、間違っていないのだと思って、とても気持ちが軽くて、思う存分イチジクを見られて嬉しかった。

 幼木はまだ少し元気がないのだが、また今日も液肥を与えられたので、応援し続けている。
 梅林手前の畑を出る前、最後に挿し木や幼木を振り返って、「ありがとう」と言った。イチジクたちは、私にとってかけがえのない存在だ。みんなが元気に育っていってくれることが、希望である。
 
 成木の見回りをしていると、なんと、念願だった、クワカミキリの成虫を捕殺することができた! 今日は少し地面の近くにいたので、思い切って踏んづけやすかった。
 本当に来たかいがあったと思って、とても嬉しかった。

 イチジクの実なのだが、今日も一つ、鳥についばまれてしまっていた。今まで、5個は鳥にやられて、ちゃんと食べられたのは1個だけで、あまりにも連敗してしまっている。
 昨日までちゃんと見回れていなかったので、今日から必ず毎日見て、鳥にやられる直前の実を収穫できるようにしようと思う。
 でも、今日の実は少ししか食われていなかったので、悔しくてちょっと齧ると、甘酸っぱくて、野イチゴのような愛おしい味がした。

 じっくり見回ると、イチジクが必要としている手入れも新たに見えてきた。7本目の木と、古畑の木が特に、太い枝がしなりすぎて地面を這ってしまっている。そういう枝にも各節に実がついているから、竹の支えで持ち上げてあげたい。

 

 先日、まあちゃんと一緒に作った鳥対策のCDは、吊るすCDと2.5mの竹が見合っておらず、お父さんには「大勘違いですね」と言われてしまった。
 しかし、作っている最中はものすごくいいものが作れたと、迷いなくとても誇らしいくらいだったので、自分は適切な物事が理解できていないのだと分かった。
「何度でもやらせて、自分たちで考えさせなさい」とお父さんに言っていただいたことが、嬉しかった。間違ったことを学びにして、正しい作業をできるように、なっていきたい。

 CDを吊り下げていたとき、盛男おじいちゃんとみかちゃんが、駐車場のイチジクを見に来てくださった。
 おじいちゃんの傍へ行くと、「あなたが、担当されているんですか」ととても温かく仰っていただいた。
「育ててみると、大変さがよくわかるでしょう」としみじみと仰られた。作物を育てることは、生きる上でなににも代えがたく大切なことであると感じる。
 また、イチジクが、みんなによく施肥されているので、とても生育がいいと教えてくださった。
 カミキリムシ対策には、“チューインガム”を穴に引っ付けて、中の虫を窒息させるといいということを教えてくださった。昔は、泥を塗っていたそうである。
 ぜひともやりたいと思った。

 CDで鳥の対策をしていることを言うと、「いいと思いますよ。鳥は光を嫌いますから。人間でも、直射日光が目に当たると嫌でしょう」「キラキラ光るテープが家によおけあるから、今度持ってきましょうか」と仰ってくださって、本当に嬉しかった。
 おじいちゃんが一日なのはなの圃場を見て回ってくださり、私たちに知恵と優しさの全てをくださって、本当にありがたくて、嬉しかった。

 

*盆踊り大会に向けて

 今日の午後は、盆踊り大会に向けてチームで小物制作を進めた。
 私たちのチームでは、お面を作っている。さきちゃんや、せいこちゃんやなつきちゃんと進めたとき、とても楽しかった。他愛ない会話をしながら、とてもいいものが作れた。本当に嬉しかった。

 午前中、少しグラウンドで燃やす根っこや草などを小山にしていた。そのとき、なつきちゃんが燃え残った黒いコードを、自分のしっぽにと持って帰ってきてくれたのが面白かった。
 それがなつきちゃんにぴったりで、曲がっているところが、なつきちゃんの腰にそのままついてしまって、笑ってしまった。