「トンネルをくぐりながら」 あす

7月31日

 今日も変わらずスイートメモリーズが流れて無事1日が終わりました。
 一日晴れていて、暑い中外に行って作業しなきゃいけないので、えいや! で行かなきゃと思ったら、今日はそこまで心を踏ん張らなくても外の作業に行けました。

 午後からの牛肥やりでピーマンの畑に行けました。
 りんねちゃん曰く、今年は今までにないくらいピーマンが絶好調だそうで、誇らしいです。
 畑にはまだコンテナ2箱分収穫できそうな実がゴロゴロついていました。
 16時以降になると、日も陰ってきて、風が心地よくなりました。
 きっと作物もこの風を喜んでるだろうな、と思いました。
 最近、作物が生きている、と感じます。
 今までは“食べるもの”としてしか見えませんでしたが、今は作物自体が意志をもって生長しているように思います。
 人間に食べられることは考えもせず、毎日すくすく真っすぐに生長しているように見えます。

 ゴーヤ畑にも牛肥をやりました。
 すだれをかけている畝はゴーヤがグリーンカーテンのようにフサフサ茂っていて、その畝間だけ暗くなってトンネルのようになっていました。
 畝の上の牛肥を土にならしていきながら、『となりのトトロ』の森の中に入れた様な気分になって、楽しいなと思いました。

 作業の終盤、ななほちゃんが、
「このトンネルを見てください。思ったより作業が早く終わったので、みんなでここをくぐっていきましょう」
 と声を掛けました。
 ななほちゃんらしく子供の発想みたいで、こういうななほちゃん好きだな、と思いました。
 みんなですだれとゴーヤのグリーンカーテンでできたトンネルをくぐりながら、秘密の基地にお邪魔させてもらっているような、こしょぐったい懐かしい気分がしました。
 ゴーヤは実のトゲがトゲトゲして触ると痛いうちは、まだ収獲できないそうです。
 実のトゲが丸みを帯びてきて、トゲとトゲが合体してきたら、そろそろ収穫できるそうです。
「へー人間みたいだね、トゲトゲしないで丸くなると一人前! みたいな。」
 と言ったらよしみちゃんが笑ってくれました。

 オクラの草丈が大きくなっていて、葉がトロピカルで畑に南国の雰囲気が漂います。
 朝だけ咲く、上品な白い花も品があってすてきです。

 

 5時―6時の時間、何もない日は洗濯物をたたんでいますが、最近はさきちゃんが「なつきちゃん5時6時行ける?」と声かけてくれて、一緒にピーマンの上段誘引ができるのが嬉しいです。
 少し前なら、疲れ切った後でまた外に出て作業をするなんて考えられませんでした。
 今日はつきちゃんとみほちゃんも加わってピーマン第2弾の誘引を終わらせました。
 一昨日は雨がミスト状で降る中での誘引で、ちょっとした青春っぽくって好きでした。

 明日は海水浴。どうしても日焼けしたくありません。
 ハワイに行っても海水浴を頑なに拒んだ母の気持ちが、今よくわかります。
 みんなが心待ちにして楽しみにしているので、私も同じ気持ちにならなきゃと必死です。
 できたら一日桃花の折り紙や蕎麦の選別をしていたいけど、えいや! でみんなに混ぜてもらいながら海水浴を楽しめるように頑張りたいです。